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英国医学研究留学記

うれしい初選出!

R0019306.jpg
GRD2 ISO80 f2.4 1/25s
午前中、早くから医学部でのPBL(Problem Based Learning)があり、研究室がある場所とは違う大学のキャンパスで学生たちと1時間強、討論をしてきました。それが終わって研究室に帰り、Macを立ち上げてびっくりしてしまいました!
GR BLOGトラックバック企画で、初めて選んでいただいているではあ~~~りませんか!(←チャーリー浜風)。
最近思うように撮れていませんでしたし、ほかに選ばれている作品はどれも美しいものばかりでなんだか恥ずかしいのですが、素直にめっちゃうれしいです(←なぜか、ここだけ大阪弁)。
これを励みに、できるだけGRDを手に、気に入った光景を切り取っていきたいと思います。
選んでくださいましたふーさん、本当にありがとうございました!

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GRD2 ISO80 f3.5 1/250s
そして今日の昼前に撮った写真がこれ。今日のロンドンは朝から雲が多く、おそらく太陽はほとんど拝めそうにありません。気温は11℃とあまり高くはありませんが、風もなく、体感的にはここ数日の中ではとても暖かく感じます。11月に入ってもあまり冷え込みが厳しくなかったせいで、大学の構内にある寒桜?梅?の一種は、何を勘違いしたのか咲き始めてしまいました。毎年、この木は2月の終わりから3月の頭頃に咲き誇っています。
明日は晴れの予報ですが、放射冷却も相まって、最高気温の予想は8℃くらいと冷え込みが予想されています。

今日ようやく、僕が担当していた医学部の2年生対象のPBLのコースが約1ヶ月かかって終了しました。あとは、学生の出席と提出されたレポートを基に採点して、Student Officeに書類を提出して終了です。このPBLのモデュールでは、代謝・内分泌・栄養・消化・腎機能をカバーするものでした。できるだけ教科書的な知識の羅列に終始せずに、病院で患者さんを診るにあたって是非に覚えておいてほしい事、どうして臨床的視点からも重要で知っておかないと行けないのか僕が実際に医師として経験したこともふまえて、話を進めてきたつもりです。日本の医学部の教育では、体系的にもちろん解剖学、生化学、生理学、病理学、薬理学などの「基礎医学」を学び、その後に初めて臨床的視点(外科、内科、小児科といった「臨床医学」)を学びます。ところが、臨床医学は医学教育の後半、4年生の後半あたり(日本の医学部は6年まで)でようやく出てくるので、「基礎医学」教育のさなかにいる学生たちには「習う内容の背後にある病気を理解したり、患者さんの診断や治療にどのように役立つのか」がなかなか見えにくく、そのために得てして医師になりたいと入学してきた学生たちの興味を、医学部教育の初期に失ってしまう傾向があると思います。欧米で行われているPBLの教育形態にも多くの問題があるとは感じていますが、医学部の1年生や2年生という医学教育の初期(英国の医学部は5年まで)の段階で、患者さんの症例などをもとに、病気を考えながらその病理病態、診察、検査、確定診断、そして治療戦略を考える上で必要な知識(解剖学、生化学、生理学、病理学、臨床検査診断学、薬理学、そして内科や外科などの臨床医学)を横断できるのは、学生たちの好奇心、知的探究心、そして医学そのものへの興味を維持する上で、なかなかいい方法なのかも知れません。もちろん、PBLではこのような広範な領域を横断しますが、日本で行われるような講義を主体とした各分野の体系的教育も平行しているのです(その分、こちらの医学部の学生がこなさねばならないモノは、日本の学生とは比べられないくらい多いです)。今日で担当だったグループの6人にはお別れを言いましたが、近い将来、熱意のある良い医師に育ってほしいなと願います。

僕が担当する2年生のPBLは今日で終了しましたが、火曜日から1年生を対象とする「呼吸・循環」をテーマにした僕が担当するモデュールが既に始まっています。このグループには9人の学生がいますが、この9月から大学生になった人たちばかりで、これは知っているやろうと思う事まで結構知らなくて、逆に初々しくてこちらが新鮮な思いをさせてもらっています。これは今週を入れて3週間で終了の予定です。

テーマ:GR DIGITAL - ジャンル:写真

  1. 2011/12/01(木) 14:20:19|
  2. GRD2
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

こんばんは

TB選出おめでとうございます!
ロンドンの霧シリーズはどれも素晴らしかったので
どれか選ばれるのではと思ってました^^

GRDは、ほんまに撮るのが楽しくなるカメラですよね^^
  1. 2011/12/01(木) 14:36:50 |
  2. URL |
  3. masa+ #-
  4. [ 編集]

Re: こんばんは

masa+さん
ありがとうございます!
自分では自信も何も無くって、良いのかなと思ってしまいましたが、本音、めちゃめちゃ嬉しいです!
GRDは、写りが良い上に、お出かけの時に持ち運びが苦にならないので、そこが良いですね。通勤時にも、いつもポケットに忍ばせてあるのですけど、最近はついつい取り出すもの億劫になってあまり撮れていませんでした。
でも、写してなんぼだと、これをきっかけにまた思えるようになりました。

フィルムカメラは、最近、持ち出すのに少々気合いが要ります(笑)。
  1. 2011/12/01(木) 19:42:45 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

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Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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