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英国医学研究留学記

Home birth risk

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ちょっと肌寒いですが、気持ちのよい青空が広がっています。

今日もお産にまつわる話。
今朝のBBCの朝のニュース、BBC Breakfastでの報道。
英国において、自宅分娩は、病院での分娩に比べ、特に初産婦でリスクが高いとのこと。経産婦は大丈夫のようです。
Home birth 'carries higher risk' for first-time mothers
周産期医療に携わった経験があるものとしては、「あたりまえやん」と感じますが、自宅分娩を勧める人たちや団体は、病院とリスクは変わらないと主張していたので、British Medical Journalにきちんとした統計データで出てきて、このように報道に乗る事自体に意義があると感じます。

自宅だとお産に何らかの問題が生じる確率は、初産婦で1000人に約9人に対し、病院や助産院では1000人あたり4~5人ほど。約半分という事です。

ちなみに、正常分娩が全分娩数の中で占める割合は、自宅は約90%に対し、病院や助産院は60~80%。これは病院が下手という訳ではなくて、妊娠や分娩の経過で異常が生じた症例は病院へ搬送されているためと解釈すべきでしょう。逆に、10%も自宅分娩で問題があるのかと驚きましたが、さらに驚くべき事に初産婦に関していえば、分娩経過で問題が発生して病院へ搬送になる率はなんと50%にも上るとの事です。

確かに経産婦は分娩の経過自体が非常にスムーズですから、リスクが少ないのも周産期医療に携わる人にとっては、データで見せられなくても感覚的には常識でしょう。初産婦さんは、まずは病院か産院でお産をして、第2子以降で希望する人だけが自宅での分娩を選択するというのが、あるべき姿なんでしょうね。

追記;
元近鉄の監督、西本幸雄氏、お亡くなりになったとの報を目にしました。悲運の名将と言われましたが、日本シリーズでの「江夏の21球」を思い起こしました。ちょうど大学1年の年にはブライアントなどが打って打って打ちまくってパリーグ制覇したのも印象深いです。ご冥福をお祈り申し上げます。

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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/11/25(金) 11:34:51|
  2. 英国
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

葉が色づいてますね。秋からもう冬の様相が感じられます。寒そう!

私、お産の時陣痛促進剤を点滴の中に何度か入れられているのを記憶しております。
微弱陣痛で時間がかかったんです。最後に助産婦さんがお腹に馬乗りになられていたのを覚えています^^;
あの頃、子宮破裂とかで亡くなられる妊婦さんが多くてニュースになっていたなぁって・・・・違いましたか?
英国は出産の次の日ぐらいに退院ではなかったでしょうか。
外国と日本では体力の差もあるのかなぁなんて思ったりもしました。
  1. 2011/11/25(金) 14:38:45 |
  2. URL |
  3. kaotti1 #Oob10Koc
  4. [ 編集]

kaotti1さん

お察しの通り、もう晩秋を通り越し冬って感じです。ただ、まだ底冷えするような寒さには成っていません。昨年は今頃は雪が降っていましたけど、今年は晴れた日も多く比較的暖かいです。

陣痛促進剤、今でも使っているのではないかと思います。確かに、子宮破裂のリスクも有り、報道されていましたね。僕がNICUで働いていた時の感覚からすると、滅多に無いですけどね。

英国は、おっしゃる通り、お産の次の日には帰宅させられます。いろいろ理由はありますが、メインには経済的なこと(入院させておくと、国費がかさむ)、ベッドの回転を良くしたい事(開ける事で次の方のケアが出来る)、そして白人は臥床している姿勢が長いと日本人と違って肺梗塞などの頻度が高くなる事(長時間の正座に耐えられる日本人は、多分彼らからすると驚異)でしょうか。体力差も確かにありますね。
  1. 2011/11/25(金) 22:57:41 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

こんばんわ~

ホントに気持ちのいい~青空ですね~
お日様の光を大切に有効活用しようっていう気になりますv-278
  1. 2011/11/26(土) 12:29:54 |
  2. URL |
  3. yo #vYXebdWU
  4. [ 編集]

Re: こんばんわ~

yoさん
コメントへのお返事、遅くなってごめんなさい!
冬場の欧州は本当に日照時間も短いし、特に英国は曇りがちで太陽を見れませんので、太陽のありがたみを実感しますね。
  1. 2011/11/27(日) 14:53:54 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

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Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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