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第2の中庭から奥へ進むと、そこには聖ヴィート大聖堂(Katedrála svatého Víta)が目の前にそびえていました。925年にボヘミア公のヴァーツラフ1世(聖ヴァーツラフ)によって建築が始まりました。写真の部分は、1344年にたてられたゴシック様式の部分です。

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建立は結局15世紀にヤン・フスによる戦争(宗教改革派対神聖ローマ帝国)による中断を挟み、聖ヴァーツラフの没後1000年に当たる20世紀初頭に、聖ヴィート大聖堂はついに完成したそうです。このように長い年月がかかったため、教会は最初に建てられた典型的なゴシック様式の部分の後ろに、ルネサンス/バロック様式が合わさったような建築になっています。

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ゴシックの特徴は、ガイドさんに因ると3つ有って、「高い天井」「お祈りする時に両手を合わせたような、上がややとんがったアーチ」「雨樋にも装飾が施されている点」だそうです。ぼくはまた、天に向かって「トゲトゲしている」のが最大の特徴と思っていました(笑)。勘違いも甚だしいですね。
写真の2枚並んでいるステンドグラスのうち、右側は「ミュシャ(フランスで有名になったステンドグラス作家なので、フランス語的発音のミュシャの方が名前が通っていますが、チェコ語では「ムハ」と発音するそうです)」のデザインです。

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大聖堂を南側の別アングルから(一枚目は西から)。
1枚目の写真のゴシックの部分は、写真の左側の色のやや黒ずんだ部分で、これが教会の中で最も古い部分。
それに対して、色がやや新しい右側の部分は、バロックの要素が色濃いそうです。

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大聖堂からさらに東側奥へ進んで行くと、正面に見えているのは聖イジー修道院。
あっ、忘れていました。ここ、プラハ城は、世界遺産ですね。
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- 2011/09/29(木) 13:59:27|
- 旅
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まったく被写体の宝庫ですねえ。 この終末は大阪でもGRD4の新発売記念イベントがあるようです。行けば欲しくなるやろし、思案中です。
- 2011/09/29(木) 22:35:43 |
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- tak+ #-
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天井が高いですね~。声を出したらとっても響きそう。
雨樋にまで装飾ですか、とても凝っているんですね。
ステンドグラスが素敵です。
- 2011/09/29(木) 22:38:59 |
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- kaotti1 #Oob10Koc
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これは見事な大聖堂ですね~
外装内装の細かい細工にステンドグラス...素晴らしいです
日本人の感覚からすると全部が石で出来てるのが信じられないです
逆にヨーロッパの方々からすると日本の伝統的な建物が木や紙で出来てるのは信じられないでしょうね
写真撮影OKなのもポイント
日本の寺院は観光スポットという認識がないかも
- 2011/09/30(金) 13:39:48 |
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- yo #vYXebdWU
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確かに、日本人の我々の目からすると見慣れない景色ということもあって、写欲がわきますよね。
外人が京都や奈良に行けば、きっと同じように刺激されるんでしょうね。
GRD4、良さそうですよね。僕のは2なので、資金さえ有れば買い替えたいのですが、これがなかなか、子供たちにお金がかかる間は、パパの方にお金を調達するのは難しいかも知れません(笑)。
- 2011/10/01(土) 14:01:18 |
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- Dr Ken #-
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kaotti1さん
欧州の歴史ある教会は、ゴシック建築じゃなくても天井が高いですね。日本の教会と違う点かも知れません。
ミュシャがチェコの人とは初めて知りました。
- 2011/10/01(土) 14:02:46 |
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- Dr Ken #-
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yoさん
ゴシックは装飾が細かくて、見応えが有りますね。アルハンブラのようなアラビアのモザイク模様とは違った手の込みようですね。
おっしゃる通り、西欧の人からすると、木や紙と言った恒久的な素材とは思えないもので家を構築するのは、信じられないかも知れませんね。でも、日本のは「高温多湿」と「地震」に対応するために知恵を絞って出来上がった構造じゃないかという気がしますので、どちらが優れているとかは無いのでしょうね。
日本の寺院って、そんなに撮影禁止の場所、多かったでしたっけ?こちらでは、王家の墓所と言ったところ意外は、大概は撮影OKに見えますね。
- 2011/10/01(土) 14:06:19 |
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- Dr Ken #-
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