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Volksgartenにて英気を養った後、「美術館なら空調が利いているはず」ということで、Kunsthistorischen Museum(美術史博物館)へ向かいました。
ちょうどリンクを挟んで、ホーフブルク城の対面に、自然史博物館と並んでこの美術館は有ります。
美術史博物館と自然史博物館の間の広場は、Maria-Theresia-Platz(マリア・テレジア広場)と呼ばれ、女帝マリア・テレジアの銅像が建っています。

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で、これが美術史美術館の入り口。
1881年に完成したという建物の中には、欧州でも屈指の絵画のコレクションが展示されています。
入館料は大人€12、子供は無料。僕たちはウィーン・カードを持っていたので割引で一人€11でした。

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中は撮影禁止の看板が立っていましたが、みんなばしばし写真を撮っていて、係員もとがめ立てを全くしません。
で、こういうのは小心者の僕はなかなか出来なかったのですが、やっちゃいました.....
ベラスケスの有名な絵が並んでいるところで一枚、ぱちり。
2階が目玉の絵がたくさん展示されていますが、そこへ至る天井にはクリムトの絵が(写真、撮り損ねました....しまったっ)
主な目玉は、
ラファエロ 『草原の聖母』、ブリューゲル『バベルの塔』(←ちょうどブリューゲルの部屋が改装中で、こいつは観れませんでした、残念!)、ベラスケス 『青いドレスのマルガリータ王女』、フェルメール 『絵画芸術』などです。

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美術館で2時間ほど
十分涼んだ後芸術を楽しんだ後、こんどは分離派会館(Secession)へ向かうことにしました。リンク沿いのトラムD線もしくは2号線に乗り、Karlsplatz駅で下車。日向は暑いのでKarlesplatz駅の地下道を伝って、Secessionの表示が示す方向へ歩いて行くと天井に金色のタマネギを乗せた分離派会館のすぐ側へ出ます。

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ウィーン分離派とは、グスタフ・クリムトを中心とした新しい芸術表現を主張するグループのことです。
1898年に展示施設として建てられたのが、この分離派会館です。

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ここの目玉は、地下2階にあるクリムトが描いた、ベートーベンの交響曲第9番「歓びの歌」をテーマにした壁画です。
撮影禁止でしたが、入り口から雰囲気だけでも伝えられたらなぁと思い、シャッターを押しちゃいました!
妻はずいぶんとこのクリムトの壁画が気に入ってしまい、入り口でもらったしおりの解説を読みながら、30分以上、あ~だこ~だ云いながら絵を見ていました。
テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行
- 2011/09/17(土) 21:44:25|
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