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英国医学研究留学記

Vienna day1 (6)

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夏休みのこのシーズンは、プラーター遊園地は夜の11時ごろまで開いていますので、ウィーンを訪れた方は観光や夕食後にでも、是非に立ち寄ってみてください。
写真は思いっきり手ぶれしていますが、雰囲気重視という事で。

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時刻は夜の8時前。さすがにおなかが空いてきました。
まずは、ウィーンらしいものを食べようという事で、ツーリスト・インフォメーションのおねえさんに聞いて教えてもらった、地元の人も行くという(観光客しか相手にしないというレストランでは無いという)レストランに行くことにしました。
系列店が2店舗有って、日曜のこの日はステファン寺院近くのお店の方しか開いていないと思うと聞いたので、そちらを目指す事に。
まずは地下鉄U1に乗り、Stephansplatz駅で下車します。そこから、グラーベン通り(Graben)へ。ここもエルメスなどの高級ブティックなどが建ち並ぶ有名な通りです。

夕暮れ時になると、GrabenやKertnerstraßeなどのホコ天になっている通りには、昼間からいるジャグラーなどの大道芸人に加えて、さすがは音楽の都、クラシック音楽を奏でる連中も現れます。これは他の都市では見れない気がしますね(少なくとも、バイオリン単発とか云うのではなくて、三重奏や四重奏というのはウィーン以外では、記憶に無いです)。18年前に来た時もこういう連中が何組も居ましたから、あるいみ「伝統」かも。音楽学生が生活費を稼いでいるのかもしれません。

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Grabenを西に向かって歩いて行くと、ひときわ目を引く塔が道の真ん中に建っています。これはペスト記念柱。17世紀末にウィーンではペストの流行により10万以上の人々が無くなった歴史が有ります。その流行の終息を記念し1686年にLeopold1世の命により建造。記念柱の一番上には、天、地、地獄の三位一体像が据えられています。

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それでここがこの日お世話になったレストラン、Reinthaler's Beisl(ラインターラーズ・バイスル)です。
Dorotheergasse 4, Graben, Vienna, Austria

バイスルとは、まあロンドンで云えばパブ飯を食べさせてくれるガストロ・パブのことです。日本で云うと居酒屋かな。ウィーンの家庭料理などを食べさせてくれるパブがバイスルと呼ばれているという理解で良いんじゃないかなと思います。

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テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

  1. 2011/09/06(火) 09:29:20|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:2
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コメント

こんばんわ~

ニューヨークでアフリカ系の方々が路上や公園で演奏していたのを思い出しました
やっぱり日本とはちがってすごい雰囲気がありましたv-268
さすがは音楽の都ウィーンですけど...
四重奏だと稼ぎも1/4になっちゃいます
お金目当てというよりは修行なのかも
  1. 2011/09/06(火) 13:15:47 |
  2. URL |
  3. yo #vYXebdWU
  4. [ 編集]

Re: こんばんわ~

yoさん
外国で見かける大道芸人は、びっくりするような技術を披露している連中がいて、驚かされることがありますね。たしかに、醸し出す雰囲気もちょっと日本に於けるのとは違うかも。
なるほど、稼ぎが4等分。ほんまにそうですね。たしかに、人前で弾く事は修行になるかも、音楽家になるには。人に聞かせてなんぼですからね。
  1. 2011/09/06(火) 17:47:48 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

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Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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