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やってきました、ウィーン・大観覧車。
オープンは実に1897年!100年前から有るんですねぇ。その辺の観覧車と一緒にしちゃあ行けません。 Franz Josef1世即位50周年記念として建造されました。
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全高:64.75m, 直径:60.96m, 回転速度:毎秒0.75m
1945年に空襲で一度破壊されましたが、街の復興を象徴する事業として、すぐに復旧されたそうです。復旧以前のゴンドラ数は30だったそうですが、現行のゴンドラの数は15です。
乗るための費用は、大人8.5ユーロ(ウィーン・カードで7.5ユーロ)、子供(3-14歳)3.5ユーロ、ファミリー・チケット(大人2、子供2)は21ユーロでした。
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これに乗ると、映画「第三の男」の中でOrson Welles(オーソン・ウェルズ)扮するHarry Lime(ハリー・ライム)が、観覧車の前で別れ際にJoseph Cotten(ジュセフ・コットン)扮する売れない米国人小説家の友人Holly Martins(ホリー・マーティンス)に向かって言う有名な台詞が思い出されます。
"You know what the fellow said―in Italy, for thirty years under the Borgias, they had warfare, terror, murder and bloodshed, but they produced Michelangelo, Leonardo da Vinci and the Renaissance. In Switzerland, they had brotherly love, they had five hundred years of democracy and peace―and what did that produce? The cuckoo clock."
「世間でこういわれているのを知ってるかい?イタリアではボルジア家30年の支配の間に、戦争・恐怖・殺人・流血が相次いだが、ミケランジェロやダ・ヴィンチ、ルネサンスを生んだ。スイスでは、友愛と500年にわたる民主主義と平和がいったい何を産んだ?鳩時計だけだぜ!」
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一番高いところから、First Downtownの方へ向かって。
右の方で空に向かってとんがっているのがステファン大聖堂です。
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ゴンドラを降り、小腹がすいたので夕ご飯までおなかを持たせるために、おやつを食べることに。
遊園地の中の屋台でみんなが買っている丸い大きなパンのようなものに我が家もトライ。
( ̄¬ ̄)
これはLangos(ランゴス)と云います。
ピザよろしく円形に大きく広げられたパン生地が揚げてあって、それに塩とニンニクオイルが塗ってあります。
これがむちゃくちゃおいしい。
( ̄ー ̄)b
値段忘れましたけど、多分、3ユーロするかしないかくらいだったと思う。家族皆でかぶりつきました!
もともとはハンガリーのジャンク・フードの様ですね。
テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行
2011/09/05(月) 10:18:55 |
旅
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わざわざ海外に行って観覧車...って思うと微妙ですけど...
市内を見下ろすタワーだと思えば高いところ好きにはたまりません
ゴンドラは窓を開けて手を伸ばせば真下も撮影できそう~
最後のおやつは日本ならおせんべいですよね おいしそう~
2011/09/05(月) 11:20:32 |
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yo #vYXebdWU
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yoさん
いろんな所で観覧車は「遠くを見渡すタワー」として観光名所かされていますね。ロンドンの大観覧車ロンドン・アイもそうだと思います。
実は、プラーター遊園地には、もう一台もっと大きい観覧車が有り、多分眺めはそちらの方が(高いので)良いと思うのですが、数々の映画に登場したりといった歴史的意味合いから、いまだにこちらの古い方がメジャーで人気の様です。
ランゴスは、食感は給食などででる揚げたコッペパンに近いかも。味はガーリックと塩味なので全然違いますけどね。おなか空いている時に揚げたて熱々を食べると、たまらなかったです。
2011/09/05(月) 13:44:46 |
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Dr Ken #-
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わー、ウイーンといえばきっと出てくるのではと期待してました(^^)/
いやはや、映画「哀愁」の舞台、waterloo bridgeもそうでしたが、
往年の映画のイメージとはさすがに違いますね。でも、最初の写真なぞ
やっぱり素敵ですねえ。ウイーンも行きたいです~
2011/09/05(月) 15:25:37 |
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kk #1jhbtX.k
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実は妻が「第三の男」を見ていないので、ここへは強引に連れてきましたが、それ以外の、例えば中央墓地の並木道などは、行けませんでした。学生の時にはもちろん足を伸ばして、写真取りまくったんですけどねぇ、興奮して。
「第三の男」の映像、Youtubeで見つけたので貼付けておきましたが、カラーとモノクロの違いがあるので印象は違いますが、モノは基本的に同じみたいですね。
ウィーン、良いですよ。特に19世紀末のクリムトなんかがいた頃の頽廃したムードが漂う芸術/文学、ハプスブルグ家の歴史、オットー・ワーグナーなどの建築、音楽、カフェを中心にした文学/芸術家達のサロン、などなど、背景を知れば知るだけ楽しめてしまうのがウィーンと思います。あっ、もちろんクラシック音楽好きには、ウィーン・フィルのチケットをウィーンで取るのは難しいと聞きますが、秋冬のオン・シーズンにはたまらないでしょうね。
2011/09/05(月) 16:26:11 |
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Dr Ken #-
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ゴンドラ、楽しそうです。
確かに入場料無しで3~400円ぐらいならお安いと思います。そんなとこ近くに欲しい!
乗り物もチョイス出来ますもんね。
TDLは仕事で(どんな仕事や)と会議の後に一度行った事ありますが、まぁ乗り物はそれなりに楽しいんですが、何度も行きたいとは思えなかったです^^;
USJの方が映画に繋がっているところがあるのでまだ魅力あるかなぁ?でもやっぱり高く感じます、はい。
奥さまが頬張っていらっしゃる大きなせんべい・・・違った、パン、美味しそうですね。
お塩とガーリックってワインにぴったりって感じ(飲むんかい)ハハハ
次はホテル?お夕飯?楽しみです^^
2011/09/05(月) 21:01:45 |
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kaotti1 #Oob10Koc
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何も知らないと唯の遠くが見渡せる観覧車にすぎませんが、映画「第三の男」などを見ていたり、プラーターの歴史的な成り立ちを知っていると、おおっと思ってしまうのですから、不思議です。←単純、笑
乗り物の中では観覧車は高い方かな(ファミリーチケットでも一人5ユーロ弱)。たぶん、ジェットコースター系は一回5ユーロ以上取ると思います。アトラクションを乗りまくる人には、入園料5千円くらいでそれ以上取られないならお得かも。でも、TDLは聞いた話だと乗るのに並ぶので一日にそうたくさん乗れないのですよね?せいぜい3~4個しか乗れないならば、高いですね~。
僕がお酒が飲めないので今回は行きませんでしたが、郊外へいくとホイリゲと云ってハウス・ワインを飲ませてくれる居酒屋が集まった地区が有ります。お酒好きにはワインもビールもたくさん種類があって安いので、それもたまらないでしょうね。
2011/09/06(火) 09:36:41 |
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Dr Ken #-
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