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英国医学研究留学記

Vienna day1 (2)

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この日は日曜日なので、あいている観光名所にもお店にも限りがありますので、日曜日でも大丈夫な所という事で、ウィーンのシンボル的存在である聖ステファン寺院(Stephansdom;St. Stephen's Cathedral )を目指します(移動した行程は、一番下のgoogle mapに赤い矢印で示してあります)。
ツーリスト・インフォメーションを出て、ケルントナー通り(Kärntner Straße)に出て、ここを北上します。この通り沿いには様々なブランドショップが並びます。さすがFirst Downtown。マリアフィルファー通りとは全然雰囲気が違います。

北へ向かうと、ケルントナー通りからちょっと路地を西側に入ったところにカプティーナ教会(Kapzinerkirche)があります。ここはKaisergruft(皇帝の納骨所)にもなっていてハプスブルグ家代々のお棺が展示されています。マリア・テレジアやシシー(エリザベート)の棺もここに有るそうです。入るには入場料が要るので、家族の希望を聞くと皆の答えは「パス」。orz

さらに北上して行くと、広場に出ます。ここが、Stefansplatzです。Uと書いてある看板は地下鉄(U-Bahn)のStephansplatz駅へ降りる入り口です。

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GRD2 ISO400 f9.0 1/1250s
夏らしい日がほとんどなかった今年のロンドンですから、最初は夏らしい気候にうれしかったものの、歩いているうちに暑くてたまらなくなってきました(笑)。

で、やってきました、Stephan大聖堂。
ちょうどFirst Downtownの中心に有り、リンクの内側なら大抵の場所から見えるので、道に迷ったらこいつを目指せば、再びリセットできるという目印にもなります。典型的なゴシック建築でトゲトゲしていますよね。残念ながら改装工事中で、一部覆いが有ったりしました。

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GRD2 ISO400 f2.4 1/1000s
中はこんな感じ。世界遺産にも登録されています。教会内へ入るのは無料です。
1359年に実に65年の歳月を経て完成されたそうです。Stefflという愛称で親しまれています。

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GRD2 ISO400 f4.0 1/200s
外観はゴシックですが、出だしは12世紀半ばのロマネスク様式の小さい教会からスタートしたので、特に内装はロマネスク様式も混在しているらしいのですが、素人の僕にはどこがどうとは判別できません。
棟へ上がるエレベーターも有りますが、こいつは有料。妻と子供にどうすると聞くと、お金払ってまで登らんでええという返事なのでここもスルーすることに。

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GRD2 ISO400 f2.4 1/50s
地下にはカタコンベが有って、ペストで亡くなった人やハプスブルグ家の内蔵が納められています。見学ツアー(大人4.5ユーロだったかな?)も有りますが、妻も子供も人骨などには興味無し(何で金払ってそんなん見んとあかんねん、だそうです)なので、お金をセーブする意味でもツァーはパス。でも、白人は一杯並んでました。ロンドン・ダンジョンなんかもそうですが、外人ってお化け屋敷みたいのとか、好きなんですねぇ。

vienna map - Google Maps2

テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

  1. 2011/09/02(金) 21:39:16|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:4
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コメント

こんばんは

こんばんは

教会に差し込んでいる優しい光が良い感じですね。
このような光と中世の建物は、よくマッチして
画になりますよね~^^
こんなの撮りたいなぁ。。。
でも日本では、絶対に見れない光景ですよね。
残念。。。^^;
  1. 2011/09/03(土) 13:34:45 |
  2. URL |
  3. masa+ #-
  4. [ 編集]

Re: こんばんは

masa+さん
こんばんは。こういう年季の入った雰囲気と、西欧らしい厳かさは、なかなか日本では出せませんよね。気をつけないと、漫然とシャッターを押してしまうことになりかねないのがネックです。

欧州から観ると、例えば出雲大社とか伊勢神宮の中で感じるような「凛とした荘厳さ」は、日本でしか出せない味と思います。そういうの、シリーズとして撮ったのを白人に見せたら喜ぶだろうなぁと、こちらで暮らしていると感じますね。京都の先斗町辺りの夕暮れ時の雰囲気も、僕からするとこちらでは撮れない絵柄ですよね。
  1. 2011/09/03(土) 18:23:53 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

厳かな建物にカラフルな洋服の観光客。
日本にいらっしゃる外国の方々もタンクトップに短パン姿が多いですね~。
それも4月ぐらいから・・・ケンさんが仰っていた通り、体力が違うんかもねと思いながら、家の前の駅にいる観光客を見てます^^
でも京都の夏なんかはホントに可愛そうですね。

私、子供の頃協会に通っていて、木造の感じの良い建物だったんですが、
数年前見たら鉄筋コンクリートの建物に変わっていました。ちょっと残念。写真撮らせてもらえば良かったです。

近くを流れているのはドナウ川?ステキなんでしょうか。
  1. 2011/09/04(日) 00:35:09 |
  2. URL |
  3. kaotti1 #Oob10Koc
  4. [ 編集]

kaotti1さん

本当、白人は寒さに強くて暑さに弱いので、日本の夏は彼らには堪えるでしょうね。

ドナウ川は、この辺りの景色は完全に護岸工事がなされてしまっていて、あまり情緒のかけらも無い感じです。ただし、シュトラウスが「美しき青きドナウ」を書いたドナウ川そのものと思うと、プチ感動は有りますけどね。行ったことは有りませんがビーチも有るようで、遊覧観光ツァーも有りますし、レジャー施設として充実してるようですね。
  1. 2011/09/04(日) 11:16:19 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

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Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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