fc2ブログ

英国医学研究留学記

左右


GRD2 ISO100 f2.4 1/50s
え~っと、タイトルを見て、僕の元ラボの人たちは研究の話と思うかもしれませんが、違います(判る人にだけ判る様な意味不明なことを書いて済みません)。

エスカレーターで右に立つか、左に立つか。
東京は左。右を歩く人が通る。
大阪は右に立って乗る。歩く人は左側。

で、ロンドンですが...........、右に立ちます!
左が歩く人です。
左にぼさーっとつっ立っていたら怒られます。
と言う訳で、ロンドンは世界の首都みたいなものですから(と、先日、ロバート・デ・ニーロがテレビのインタビューでそう言うとりました)、大阪の方が世界標準なのでした。

GR BLOG トラックバック企画「Candid」に参加
どーした、阪神!
信じていたのに......
プレイオフで跳ね返せ!

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2008/10/10(金) 09:24:14|
  2. 英国
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
<<冒険 | ホーム | 騎馬警官>>

コメント

こんばんわ

コメントありがとうございました。

ロンドンも大阪と同じように右に立つんですね(^^)
大阪で左に立っている人がいたら田舎者と
思ってましたから、やっぱり大阪は世界標準だったんだぁ(^^;
大阪バンザイ!(◎o◎;)
  1. 2008/10/10(金) 16:01:09 |
  2. URL |
  3. masa+ #-
  4. [ 編集]

こういう対東京な話、大阪心をくすぐりますね、今夜は特に(苦笑)
大阪万博の時に世界標準に合わせるべく、
「お急ぎの方のために左側をおあけ下さい」って
アナウンスしたのが地元大阪に浸透したと聞いたことがあります。
先日の騎馬警官を拝見して、万博のカナダ館前で
騎馬警官を見たことを懐かしく思い出しました(笑)
  1. 2008/10/10(金) 16:31:43 |
  2. URL |
  3. satothing #7UVZ4oV6
  4. [ 編集]

こんばんわ~

これかなり長いエスカレーターですね~
すごい奥行き感ですっ
ひょっとしてこれがロンドンのチューブなんでしょうか
  1. 2008/10/10(金) 17:13:16 |
  2. URL |
  3. yo #-
  4. [ 編集]

リベンジだ、阪神!

masa+さん
大阪弁のイントネーションは英語のそれに近いと言う話も聞いたことがあります。
なんで東京の人は左に立つんでしょうか?
何にせよ、大阪の方が世界の常識に近いと言う事で、大阪万歳!

satothingさん
そうですよね、なんで巨人に........
あ~、こんな時こそ甲子園のライトスタンドに行って応援したかった.....
大阪の習慣は万博に由来があったんですか。
知りませんでした。
世界標準に合わせようと云う当時の人たちの見識は、すごいですね。
まるで現在のボーダーレスなグローバリゼーションを見越していたかのようです。
世界との垣根が低くなればなるほど、日本の外での常識を理解するのは大切な事だと思うのです。

yoさん、こんばんは。
そうです、これはチューブに乗るために地下に降りるエスカレーターです。
地下鉄のPiccadilly線やNorthern線といった古くからある路線は地中の一番深い所にあるので、どこの駅に行ってもものすごく長いエスカレーターがあります。
これはNorthern線に乗ろうとしたときの写真です。
ちょうど、東京駅で総武線の急行に乗るための長いエスカレーターくらいの長さはあると思いますよ。
チューブも比較的浅い所を走るやつもあって、地上も走る区間があったりします。
代表例がちょうど山手線や大阪の環状線に相当するCircle線やウインブルドンに行くときに乗るDistrict線はかなり地上部分を走行しています。


  1. 2008/10/10(金) 21:15:58 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #HfMzn2gY
  4. [ 編集]

右往左往

Dr.Kenさん、こんばんは。いつも面白い話題をありがとうございます^^
その世界水準のロンドン(英国)が国会でフランス語を使用していた時期があったことを知り、驚いた(実は喜んでしまいました)ことを思い出しました。それと、もうだいぶ前のことなのですが、初めての英国訪問のとき、何事もキョロキョロしながら周りの人にあわせていたこと(エスカレーターもそのひとつ)も思い出しました。いろいろな国を旅して思いましたのは、郷に入れば郷に従え、というのが円満の秘訣なんだと。これ、標準的日本人の得意技(良きにつけ悪しきにつけ)かもしれませんね。
ただ関西の方のように値切ることがどうしても苦手なもので(ご勘弁をっ!v-421)、アンティーク市のようなところは向かないようです^^; ですから、大阪でも値切れません(トホッ)

*昨日ちょうど上記お示しリンク先を拝読したところでした。もしかしたら彼(現在はバス運転手さん)のような人の方が世の中には多いのかもしれませんよね...。今「人民は弱し 官吏は強し」という本を読んでいるところです。以前読んだ本などとあわせ考えてみると、個人的には官を頼らず(国のお金・・・税金を頼らず)に研究や医科教育ができたら良いのではないかと考えているところです。 
  1. 2008/10/12(日) 13:08:26 |
  2. URL |
  3. cafe owner #yw4sqTbg
  4. [ 編集]

いつもありがとうございます、cafe ownerさん

フランス語の話は、僕も知りませんでした。いつ頃のはなしでしょう?よくご存知の通り、歴史的な背景から、英国人も仏蘭西人もお互いの事を全く良く思っていない事は事実のようです(笑)。

医師の育成は、はっきりとした社会に還元出来る目的がはっきりしていて解り易いので、出資してくれる民間は見つけ易いかもしれませんね。

基礎研究予算獲得に関しては、官に頼らないことは難しいでしょう。応用が一見して短期的に見越せない基礎研究に出資してくれる民間は日本では無いでしょうね。トヨタくらいの大企業がやっていただけないならばです。医学もしくは生物学系の大学院生が、実験動物にマウスを使って基礎研究で毎日まじめに研究を行うと、年間一人当たり200~300万円くらいのコストがかかります。そうすると、大学院生が3人いると1000万規模の年間予算が必要になりますが、今の日本でそのクラスの3~5年の研究予算は民間にはほぼ皆無で、文科省がらみ(科学技術振興機構を含む)のこういった予算を取れるのは、大変に狭き門で事実上教授クラスしかもらえません。基礎研究の成果は、柳田先生のおっしゃる通りそのまま国力とも云えると思いますので、お金さえあれば良い研究が出来るとは限りませんが、全く無いと何もできないので最低限の投資は必要ですが、昨今の国の科学行政は、基礎研究から応用研究の方に極端なくらい大きくシフトしている様に映ります。

英国では、あらたにPrincipal Investigatorとして職を得た若手(日本では助手クラス)対象の研究費枠も、上記の日本では教授クラスしかもらえない予算枠規模で、研究費をとると云うことは大変なことに変わりはないのですが、官である組織(米国ではNIH、英国ではMRC)以外に、British Heart Foundation、Wellcome Trustなどの民も同様の規模の研究グラントを準備しているので、日本と比べてとても間口が広くチャンスも圧倒的に多いです。そして何より日本と違うのは、採択に際しつまらない差別(人種や性別)も無く(そのように見えます)、採択されなかった場合は何が足りなかったのかについてレフリーからのコメントを添えてフィードバックがあり、公平性が保たれるための透明性が確保されている事です。MRCの研究費の採択可否決定の最終会議には、たとえばオックスフォード大学の研究費申請の採否の決定にはオックスフォード出身もしくは所属の方の評議員は退席させられます。日本での科学研究費補助金等は、審査の結果は採否しか解らないし、落とされた場合になんで落とされたのか何のフィードバックも無く(ですからどういった審査過程なのかも全くの密室)、しかも全予算のなかで東京と京都の旧帝大の研究提案が採択課題の大半を占めると云った極端な偏りが存在します。英国では、オックスフォードだろうがケンブリッジだろうが、MRC研究費の新規採択率はどの大学もほとんど同じなのです。

米国ですら、GFPの研究の影にそのような不幸な経過を辿った隠れた研究者がいた事に驚きを隠せませんが、日本はもっとチャンスが少ないですから、才能があったにも関わらず埋もれていた人はcafe ownerさんのおっしゃる通り多いのかもしれません。

いまは世界規模の経済危機なので、基礎研究費の獲得は、日本に限らず今後益々厳しさを増すのでしょうね。
  1. 2008/10/12(日) 16:31:54 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #HfMzn2gY
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ukresearchlife.blog17.fc2.com/tb.php/81-94d3566f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

当ブログの写真および記事とは直接関係がないと判断したコメントやトラックバックは、申し訳ありませんが削除させていただきます。ご了承ください。

カレンダー

04 | 2023/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

最新トラックバック

カテゴリ

未分類 (337)
GRD2 (171)
日英の相違 (21)
英国 (282)
研究 (20)
映画 (4)
万年筆 (1)
医学 (10)
旅 (83)
科学技術政策 (2)
日本 (17)
Rolleiflex (25)
Leica (21)
Contax T2 (16)
Contax T3 (4)

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード