
Contax T2 Sonnar T* 38mm f2.8 Agfa Vista 400
先日の記事でアップしたGRD2の写真とほぼ同じ立ち位置からContax T2で撮りました。
Fundraising~Japan Quake/Tunami Appeal~
こちらがGRD2。
画角と色の出方や明るさの違い以外に、やはり最初からデジタルだったのとフィルムをスキャンしたモノではコントラストやディーテイル、解像感に大きな差が有りますね。
デジタルの方がずっとシャープに見えます。
シャープにはっきり写る方が本当は優れているのでしょうけど、こうやって並べて見比べてみると、デジカメで撮った方はからっと乾いた感じであまり情緒が無い気がします。フィルムの方はそれはそれで絵画的で、何となくウェットで情緒的に僕は感じます。シャープじゃなくても、それはそれで良いんじゃないかと思えてしまうのです。
テーマ:フィルムカメラ - ジャンル:写真
- 2011/03/31(木) 07:37:24|
- Contax T2
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私もそう思います。
シャープな写りはそれで良いとは思うんですけど…。
デジカメでもそういうところの調節機能が付くと嬉しいですね。
コンタックス、良いですね^^
Dr Kenさんには良い意味でフィルムカメラが似合っているように思います♪
- 2011/03/31(木) 12:17:02 |
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- TOYO #LkZag.iM
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TOYOさん
ご賛同いただき、うれしいです。本来、写真およびカメラはどんな条件でも高解像度でシャープに写ることを目指してきましたけど、好きか嫌いかは主観ですので、「緩い方が好き」というある意味「技術者泣かせ」の意見があり得るのですよね。写真の面白い所だと思います。
京セラContaxは結構デザインも良いし、数年前までは「ツァイス」の最新レンズを使いたければ、35mmではこれしか選択肢がなかったので(今のようにCosinaが出したりSonyが出したりしていませんでしたから)、ある意味あこがれのブランドでした。デジカメで転けたのが痛かったですね~。Contax T2やT3は結構遊べます(侮れない写り)。2万円台でデジカメとは違うツァイスが楽しめるとは、見方に依ると良い時代になったと云えるかもしれませんね。
- 2011/03/31(木) 16:44:08 |
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- Dr Ken #-
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わたしもニコンのF4まで使ったことがあるのですが、利便性とか経済性
を考えてデジタルに変えざるをえなかった、というのが実情です。
そのうちコンタックスとかライカをと考えていたのですが・・・・。
いまでもフィルムにこだわっていらっしゃる方の作品を拝見するとやは
り「いいな~」と思ってしまいます。ちょうどCDとレコードの関係のよ
うに、アナログはあたたかく、やさしい感じがします。
でも、もうもとにはもどれないでしょうね。技術の進歩でデジタルがア
ナログに負けない性能を持つ日がくるのだと思います。
ブログにコメントいただいていながらうっかりして見落としていました。
おくればせながら先ほどレスコメさせていただきました。申し訳ありま
せんでした。
- 2011/04/01(金) 02:53:29 |
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- 風 #q4UduRVA
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これはDr Kenさんがフィルムの仕上がりを熟知されてることもあって
スキャナーというデジタル機器を介しても、諧調が柔らかで、
ダイナミックレンジが広いと感じられるんでしょうね。
フィルムを知らない人だとデジタル調に硬く補正しそうです。
プリントアウトするとイイ味が出そうですね。(^^
私が持っているのは、なんちゃってコンタックスの京セラTプルーフです。
一応、ツァイス・テッサー35mmF3.5レンズ搭載、T*マークつきです。(^^;
- 2011/04/01(金) 07:34:13 |
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- satothing #7UVZ4oV6
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風さん
Nikon F4は、持ち歩くには体力と気力が要りますね~。ぼくはF3までがやっとです。
コンタックスのコンパクトは、気軽にツァイスを楽しむには良いと思います。特にコンタックスT3は2015年まで修理を受け付けてくれるようなので、風さんがもしフィルムでお楽しみになりたいと考えられているのであれば、小さくて軽い上に良く写り、しかもツァイスらしい写りはそのままなので、うってつけと思います。おすすめです。T2は写りがT3よりも若干緩いのですが、そこがまた魅力だったりします。ただし、京セラの正式な部品保有期間が2007年で終わってしまっているので、壊れたときの修理に不安がありますが、こちらも良いカメラと思います。ただし、フォーカスにクセが有るので、それをつかまないと思っても見ない所にピンが来ていて、ピンぼけ量産の可能性があります。T3はそういう心配は有りません。
面白いのは、デジカメでメーカーも「フィルムのテイスト」を求めているんですよね。FujiのX100の記事を見ても、ベルビアとかプロビアとかいうモードが付いていて、それらのフィルムに近いテイストを出せるようにしてあるように見えます(実際のほどは分かりませんけど)。デジタルはデジタルとして、フィルムとは違った媒体として映像を楽しめば良いのであって、フィルムのテイストを求める事はなんかおかしいと発言しているプロカメラマンの記事をどこかで見た記憶がありますが、それはある意味正論かもしれません。
コメントの件、気になさらないでください。
- 2011/04/01(金) 15:48:38 |
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- Dr Ken #-
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satothingさん
お恥ずかしい。確かに、いろんなフィルムでは遊んでみましたが、プロカメラマンのように「熟知して使いこなす」域にはほど遠いと思います。
フィルムには写すときのコツが有って、デジタルやポジフィルムは白飛びしてしまうと情報が無くなるので、露出に迷ったときは「アンダー」ですが、ネガの場合はラティチュードが広いので、露光不足の方が情報が少ないために「迷わずにオーバー」で露出するようにしています。
ダイナミックレンジが広いのは、僕が腕がいいからとかフォルムを知っているからというよりも、「現在の根がカラーフィルムの高性能」のおかげなのです。写ルンですであれだけ写るのですからね(あれはまさにフィルムの性能のおかげですよね)。
Tプルーフは、実は僕も欲しかったりします。テッサーはツァイスが生んだレンズの発明の中でも偉大なモノの一つでしょうね。未だに1902年の基本設計をモディファイするだけで製品として成り立っているなんて、凄すぎます!僕はNikonのテッサー型のレンズしか持ってなくて、本家ツァイス製のテッサーを実際につかったことは無いのですが、シャープさや抜けの良さは本当におおっと思う事が多いです。解放F値が暗いのがただ一つの欠点かもしれませんが、光学的な詳しい事まで語れるほど知りません。T*コーティングのテッサー、良く写るんでしょうね。たまには使ってあげてください。
- 2011/04/01(金) 15:59:54 |
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- Dr Ken #-
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