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本格的に、募金活動を始動しました。
まずは、今日のお昼にあった研究所でのセミナー(定期的に外部の研究者を招待して、講演してもらっています)の最後に、数分の時間をいただいて、東北の人達が困っている事をアピールし、我々の募金活動とお金をどうやって集めてどうやってtransferするかについてプレゼンをしました。本来はS教授に行ってもらうべきなのですが、急な出張でロンドンにいらっしゃらないので、代わりに僕が行いました(しどろもどろでしたけど.....)。もう既にオン・ラインで募金してくださった方々が現れ始め、嬉しく思っています。明日は、大学のキャンパスで、街頭での募金活動をする予定にしています。明日の朝も頑張りたいと思います。午後からはUCLでの大沼教授(東北大ご出身)が主催されるチャリティ・シンポジウムに参加する予定です。週末に一所懸命に折った折り鶴も配りましたが、喜んでもらえたみたいです。
募金のお金の送金に関して、友人から興味深い情報を頂きました。
あちこちで募金を始めている人や団体が現れていますが、赤十字などのメジャーなチャリティー団体でも、海外で集めたお金を日本に送金する際に15%程の手数料を差っ引かれる可能性がある事、Japan Appealといくら記載されてあったとしても金額の上限が勝手に決められてそれを上回った場合にはアフリカなど他の目的に使われる可能性があるそうです(British Red Crossがそうだと言っている訳では有りませんので、念のため)。う~ん、もし日本へと思って募金したのに、勝手にそのお金が他に回されるとしたら、詐欺やないかと思うのですが......
僕たちの周囲での募金活動は、ほとんど皆がBritish Red Cross経由で日本赤十字へとなっていて、先日記事にした葉加瀬太郎氏のチャリティ・ライブもそうすると書いてありました。赤十字のJapan Appealのお金が、全て日本へ送金される事を祈りたいと思います。我々は、一極集中すると配分の際にいろいろとトラブルが生じることがあると聞いた事と、中間マージンを手数料としてとられる可能性の話は聞いていました。ラボの日本人研究者(循環器内科医)のS先生はマラソンが趣味で、走るたびに個人の募金活動をしているのですが(英国ではマラソンで走る記念に、皆に募金を募ってどこかに寄付をするのは、普通に行われています)、彼が利用しているJustGivingという英国ではメジャーな募金専用のweb siteに自分達のアカウントを設定し(無料)、そこから日本のCivic Forceという人道支援団体(NGO)に東日本大震災の募金として直接送金される事(無料、手数料無し)になっています。JustGiving自体は広告料で成り立っていて、ここを通じて募金を行うとCivic Forceへ送金の際に若干のお金の上積みがあるそうです(実際に集めたお金よりも送金されるお金の方が高額になる)。学者バカで世間知らずな僕ですが、いろいろと勉強になります。
http://civic-force.org/index.htmlhttp://www.justgiving.com/TCTQueenMaryGR BLOG トラックバック企画「アウトドア」に参加
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- 2011/03/21(月) 17:15:26|
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