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英国医学研究留学記

羽田空港 第1ターミナル

img031.jpg
Rolleiflex 2.8FX Planar 80mm f2.8 HFT/Fuji Pro400
今日も日が射さないまま一日曇り。でもやはり気温は高めで13℃くらいありました。
昨日はボスと昨年一年間の総括と、今年一年間の長期計画についてのディスカッションを持ちました。
大学の他の部署と共同で進めている計画全てにわたって遅れが目立っていますが、日本人と違ってプッシュしてもなかなか前に進まない事に限界を感じた一年でもあったなと振り返りました。結果論ですが、僕がもう少し上手く立ち回ってマネージメントできれば、もっと進んだのかも.....。出来ることは、ベストを尽くす事だけ。頑張りたいです。

成田空港で帰国の飛行機に乗る前に暇つぶしに買ったMichael Connellyの「Echo Park(原書のペーパー・バック)」がむちゃくちゃ面白かったので他の作品を読んでみたくなり、今日は朝から日系クリニックのお手伝いの後、本屋へ行って第1作「The Black Echo」を買って来て読み始めました。surgeon24hrsさんが第1作から読むとよりいっそう楽しめると教えてくださったので。
英国での今日のトップ・ニュースはチュニジアの政変劇に関してでした。プレミア・リーグは、Man Cityが首位に居て、やはり大金を投入したチームが上に勝ち上がれる傾向が強くなる事を実感させられますね。Liverpoolが冴えない分、Man CityとTottenhamが頑張ってくれると、面白いと思います。

国際空港化した羽田は、ターミナルが拡張されてきれいで大きくなり、少々びっくり。韓国・仁川空港にハブ空港の座を完全に奪われた現在、今更成田だけではなくて羽田も軸にしても時期既に遅しと言う気がしますが、やらないよりはマシと言う感じでしょうか。この辺に、日本の行政の長期的展望に立った戦略の欠如を感じます。国民が国の先行きに危機感を募らせた現在でも、それでもまだ日本の政治と選挙は「地域の利益優先」であって「国益が優先」ではないんでしょうね。あらためて映画「七人の侍」の中の台詞、「首が飛ぶっつうのに・・・髭の心配してどうするだ!」を連想します。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/01/15(土) 18:14:48|
  2. 日本
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
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コメント

羽田には2,3年前に行ったきりなんですが、
キレイになってるんですね。
テレビでもその広さやどんなお店が入っているのかとか、
アミューズメント的な感じで放送されているのが多かったように感じました。
一度行ってはみたいですけれど。
関西空港は橋元知事が伊丹空港無くしてとかあれこれ言ってますが、どうにもいかんですね。

大学でのご研究、色々と大変そうに思います。
ケンさんのブログをずっと読ませて頂いて、日本って、日本人ってアカンねんなぁ・・・って
知らされる事が時々あります。
英国が実に素晴らしく、研究者にとって日本よりやりやすいんだと感じていました。
研究を進めるにあたっては、プッシュしても日本人とするより進みにくい事もあるんですね。
。。。って、何だか何書いてるのかまとまりの無い文章になってしまいました、すみません。

  1. 2011/01/15(土) 23:23:32 |
  2. URL |
  3. kaotti1 #Oob10Koc
  4. [ 編集]

ご無沙汰しております。いろいろあったんですが、そろそろrestartすることにしました。
これからもよろしくお願いします。

マイケル・コナリーは私も大好きです。数年にわたりじっくり楽しみながら諸作を読んでおり
ボッシュシリーズも5作目まで読みました。実は少なからず縁ある作家なんですよ。Dr Kenさんは
英語で読まれたのですが、日本語訳を一手にやっている古沢氏というのが大学の同じ語科の一年先輩で
いくつか講義も同じだったんです。いわゆるオタクな人で、話すときに相手を「おたくはどうなの?」
などと言ってて、変わった人だなあと思ってました。それが80年代前半で、後年いわゆるオタクの
始まりだったんだと得心しました。

ヘミングウェイ、チャンドラーに代表される米国流のハードボイルドは高校時代から好きで
コナリーも日本語訳が出る前から名前は知ってたんですが、まさかそんな先輩が訳すとは思いも寄らず
つい避けてたんです。でもまあ試しにと思い読んでみると日本語としてすごくちゃんとした
読みやすいものになっていて、(上目線ですが)感心しました。それからはすっかりコナリーファンに
なりました。まあ先輩のことを思い出すとどうしても複雑な心境になりますが(苦笑)

ローライの銀座の写真、好きです。iPhoneのトイカメラアプリにすっかりハマってるんですが
目指すタッチのひとつだと感じます。私も、先週、複合機能のプリンターを買って大学時代の写真を
スキャンしてる所なんですが、実に基本のなってない写真ばかりで我ながら情けないです。
暗室作業はやらなかったので、当時はやはり現像代が上達の足かせだったんだと思います。

長文、失礼しました。
  1. 2011/01/16(日) 12:41:30 |
  2. URL |
  3. kk #1jhbtX.k
  4. [ 編集]

おはようございます

おはようございます。

あはは、Dr. Ken、私と同じにハマリましたね! かく言う私も、ブログの友人から教えていただいたクチです。

私は今、二作目の"The Black Ice"を読み終わろうとしているところです : )

イギリスのスローペース、分かりますよ。今から思うと懐かしい気すらしてしまいます。まあ、あのペースにも、それなりの良さがある、と言えないこともないのですが....。  : )

  1. 2011/01/16(日) 14:15:47 |
  2. URL |
  3. surgeon24hrs #xJW3mR9c
  4. [ 編集]

今晩は!
かの日も日本の現状、未来の暗さについて
話し合いましたね。
新聞を読んでも明るいニュースがほぼありません。
子孫のためにも日本再建を実現させなければ・・
  1. 2011/01/17(月) 12:48:28 |
  2. URL |
  3. 金田 #.gUhmmJ6
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

kaotti1さん
羽田、きれいで大きくなってますね。でも、利用者のアメニティを向上するのは良いのですが、中身が無いと結局だめと思います。
ロンドンのヒースロー空港を見ていて思うのは、ハブ空港化するには、安い発着料、24時間オープン(もちろん発着も24時間OK)、都心へのアクセスの良さ、多い滑走路(ヒースローは3本しか無く、本当は増やしたいのですが地域住民の反対で頓挫していますが)じゃないでしょうか。
日本の狭い国土を考えると、騒音の問題は頭が痛い問題と思います。

関空は、どうしたものでしょうね。利便性は絶対に伊丹に軍配が上がりますけど、内陸なので騒音の問題は避けられず、24時間の国際空港としては無理なので、国際空港としてはやはり伊丹は難しいのじゃないかと思います。そもそも大阪に「日本の国益として」空港が必要だったのか、必要ならば泉北じゃなくちゃ行けなかったのか、そういう議論って記憶に無いんですよね......。ごく一部の人たちの利害で決めてこられて閉まったのじゃないかと勘ぐってしまいます。

海外で生活していると、どうしても日本のだめなところが目につきます。でも、だからといって手放しで全て英国の方が良いとは言えません。日本にも良いところが一杯あるので、良いところを残しながら、ぜひ僕の子供たちに「日本は世界一や」と胸を張って言える国になってほしい、そう思っています。僕に今出来る事は、少しでも僕が住む業界のなかで日本の存在感を示すべく、世界に通用する良い研究活動を展開する事だと信じます。
  1. 2011/01/17(月) 17:42:41 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

kkさん
最近更新されておられないので、少し心配しておりました。こちらこそ、宜しくお願い申し上げます。

Michael Cpnnellyの翻訳者の方と直接先輩後輩の関係でお知り合いとは!。
翻訳本が普通に安価に手に入れば僕もそちらへ流されるのじゃないかという気がしますが、こちらですぐ買えるのはなんといってもペーパー・バック(安くはないのですけど、Amazonでだいたい一冊5ポンドくらいです)ですし、日本語の本は売っていますがびっくりするような値段が付けられています。その上、普段から英語を読み流していないと、たまに英語を読もうとすると「面倒くさがっている」自分がいたりするので、仕事の上ではほぼ100%英語ですから、面倒くさがる自分を封印するためにも(笑)、Connellyは原書で読む事にしました。何の説明も無いabbreviationが多いので(DB; dead body, DA; district attorneyなどなど)、そこが取っ付きにくいですが、英語の文章自体は難解なものは無くてどんどん読み進めて行けて痛快と思います。

フィルムの写真は、特にネガはラティチュードとダイナミック・レンジが広く諧調が豊かだなあと改めて思います。ローライのレンズは、ともすると色乗りも浅くて眠い描写に見えるのですが、個人的にはそこが良いなあと気に入っています。プロのカメラマンじゃないので、確かに自分の撮った写真にがっかり燃しますけど、お互いに撮る過程も含めて楽しめれば、それで良いのではないでしょうか。
  1. 2011/01/17(月) 17:53:17 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

Re: おはようございます

surgeon24hrsさん
先生、僕もはまってしまいました。「Echo Park」はむちゃくちゃ面白かったです。
何の説明もないAbbreviationが冒頭からばんばん出てくるのでそれが唯一の僕の悩みの種です。

米国はもっとスピーディに物事が動くんでしょうか?とにかく事務処理にしても英国は日本人の我々にとってはスローですね。日本の国立大学の事務に文句を言ったら罰が当たります(笑)。スローペースにも良いところがある、確かに日常生活ではそう思いますが、研究は「競争」でもあるので、それがイライラを募らせる根本でしょうね。
  1. 2011/01/17(月) 18:16:46 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

金田さん
そうでしたね。とはいえ、僕が一方的にしゃべっていた気もします(笑)。
英国も政治/経済ではあまり明るい話題ふがありませんが、この春のロイヤル・ウエディングは起爆剤となるやも知れません。国民を明るい気持ちにさせる事だけは確かなので、経済効果も期待できそうです。
日本は、マスコミが本来は足すべき行政のチェック期間としての役割をもはや果たしているように見えないですね。政治、経済、マスコミなどの根本的な構造の変化(革命などという過激な事ではなくて、既得権益が崩れれば良いのですが)が無いと、なかなか難しいかもしれません。
  1. 2011/01/17(月) 18:20:36 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

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Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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