英国医学研究留学記

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Remembrance Sunday

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朝から冷たい雨が降っています。ここのところ雨の日ばかりが続いています。
今日は日曜日ですが、用事があって大学に来ています。ちょっと時間があるので、久々の更新です。
地下鉄は予定されていた補修工事のために運休の路線が今週末も多く、乗り継ぎの駅は相変わらずの大混雑で少々うんざりでした。

たまった仕事やプライベートの事などいろんなことが重なり、カメラを持ち出す気力も無く、英国へ帰ってきてから2週間が過ぎました。
多分、医学部の学生に教えるデューティが終わる12月第1週まで、こんな感じだろうと思います。
所変わっても品変わらずで、英国の大学生といえども「如何に手を抜くか」に明らかに心血を注いでいるのが分かるので、それを英語で御せねばならず、正直手に余っていますが(笑)、まあ、貴重な経験をさせてもらっていると前向きにとらえたいと思います。

学生と言えば、先日はWestminsterの保守党の事務所があるビルで大学生達のUnionがデモを行い、暴動に発展したニュースがありました。これは保守党が極端な財出削減政策を現在次々と発表していますが、大学への補助が大幅に削減される事が明らかとなり、そのために大学は職員の削減(これは用意できるコースの削減につながり、大学定員の減少→大学へ入れない学生の増加につながります)と学費のアップを余儀なくされたためです。こちらの学生達は、国ベースの無利子の学生ローンを組んで、それで学費を払って大学へ通う子達がほとんどです。つまり日本と違って、大学生達は親に学費を出してもらっているのではなくて「自分で借金して行く」訳です。そりゃ怒りますよね、そうなると。そのせいか、こちらの大学生達は日本の同い年の子達と比べてずっと大人(自立して社会的責任を自覚しているように見える)ですし、その分一所懸命に勉強しようと言う子が多いように思います。それにしても同じ先進国でありながら学生にこれだけ怒れるパワーがあるのに驚きました。でも破壊活動に走った行為はいただけません(保守党に攻撃の材料と正当性の口実を与えるだけ)。この辺が青いところでしょうか。しかし、日本の今の大学生に、こんな気力があるでしょうか?日本にいたときに見ていた多くの無気力そうに見える学生を思い出すたびに、「世界で戦える人材を如何に作り出すか」という戦略の全くない日本の教育には、英国で教育に携わるようになって大きく疑問を感じるようになりました。保守党の歳出削減のコンセプトには皆が賛成したために労働党から先の総選挙で政権が交代した訳ですが、今次々と打ち出されている具体案には「性急すぎる」「極端」といった意見や報道も目につき、僕の周囲にいる大学人にもサポーターは見当たりません。増税はされるは、行政サービスは低下するは、景気は良くならないはでは、いくら「痛みに皆で耐えて再建しよう」と言われたところで、次期選挙では保守党は政権を維持できないかもしれませんね。

11月11日は第一次大戦の終了した日で、英国では特別な日です。日本と違い、第二次大戦よりも第一次大戦の方が英国民の心に深い傷跡を残しました。そのため、この日をRemenbarance Day(もしくはArmistic dayまたはPoppy day)と呼び、戦闘が終了した午前11時に黙祷を捧げます。そして、直近の日曜日にはRemembrance Sundayと称し、王族の参列する国家行事としての追悼式典が営まれます。
過去にも記事にしましたので、参照していただけると幸いです。
Remembrance Sunday
Remembrance day

いつお返事ができるか全く解らないので、今回もコメント欄は閉じておこうと思います。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2010/11/14(日) 13:20:09|
  2. 英国
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Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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