英国医学研究留学記

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イースター・サンデー

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今日の日曜日はイースター・サンデーで、スーパーなどは皆お休み。
ぼくの時差ぼけはほぼ解消されている様ですが、体のだるさが抜けきらずに、今日は一日家でノンビリすることにしました。
天気がよければカメラでも持ってご近所の散歩にでもと思っていましたが、朝から晴れ間が覗いちゃ俄雨と言う4月特有の天気で外出する気にならず。
これを書き始めた夕方の6時になって、ようやく雲が切れてさんさんと太陽が照っています。

明日の月曜日はBank Holidayで休日ですが、ぼちぼち仕事に行って火曜日以降の仕事がスムーズになる様に仕込みをしに行こうと思います。

長文が気にならない方は、追記の方もどうぞ。

さてさて、金曜日にフライトに間に合わないかというきわどい目に遭いましたが、帰国してからも事件が待っていました。この事件が、たった2日で完全に時差ぼけの解消(加えて体のだるさがつのってししまう事態)に繋がる事とは思ってもいなかったことでした。妻には、恥ずかしいから人に言うなと言われていましたが、大阪人的には「おいしい話」で、記事にせざるを得ません!

業務連絡;たかしへ
おやじたちには、以下のはなしは一切しない様に(笑)

4月2日の金曜日、地下鉄を乗り継いでようやく自宅にたどり着いたのが7時過ぎのことでした。案の定、冷蔵庫の中は妻がきれいに片付けてしまっていたので、牛乳や卵などの直ぐにダメになりそうな食材はきれいさっぱり無くなっていました。ここで、「疲れているので食材の買い出しは明日へ」と思えば、痛い思いをせずに済んだのかもしれません。近年の英国での規制緩和で、大手スーパーのTescoの一部の店舗は、week dayは24時間開いていますから、疲れているにもかかわらず買い出しに行こうと思ってしまったのがそもそもの間違いでした。

ここで、「日本ボケ」した僕はやっては行けない致命的な失敗をやらかしてしまいました。それは「家の鍵を持って出ずに、玄関のドアを閉めてしまう」ということでした。
日本の家屋は、鍵を閉めないとドアにロックはかかりませんが、英国の家屋はホテルと同じで、ドアを閉めたらロックがかかります。

鍵を持たずに玄関を閉めてしまった事に直ぐに気づいて、さ~っと血の気が引いて行くのが判りました。しかも間の悪いことに、合鍵を持つ妻は今は日本にいます。合鍵を持っている大家さんに連絡をしようとポケットをまさぐると......、しまった~、携帯電話まで家の中においてあるではありませんか!電話番号はすべて携帯にsaveしてあったので、これでは誰にも連絡が取れません!この家を借りるときにお世話になった不動産会社の担当の方にも連絡のとりようがありませんし、ラボの連中も含めて知り合いの方々にもヘルプを頼めず.....、しかも知り合いの日本人の方々も、電話番号は知っていても「正確な住所」まで知らない方々ばかりで(家に表札なんてないですしね~)、助けを乞うことも出来ません。もう夜の7時半を過ぎているので不動産屋はしまっているだろうと思いつつ、車の鍵は持っていたので不動産屋の前に行ってみましたが......、やはりしまっておりました。

八方ふさがりです。(T__T)
幸い財布は持って来ていたので、Tescoで加熱しなくても食べられるものを調達してそれを食べ、一晩、車の中で夜を明かしました。もちろん、寒いので、定期的にエンジンをかけて暖をとらねばならず、熟睡など望むべくもなく.....。車の中で一晩過ごしたおかげで、家のまわりにが出没する事も知りました(笑)。コ~ン

翌朝、4月3日の土曜日の朝、最近少しだけお手伝いを始めている日系クリニックに仕事の用事がありましたので、Tescoでひげ剃り、シェービング・クリーム、歯磨き粉、そして歯ブラシを手に入れ、顔を洗ってひげを剃り歯を磨いて日系クリニックへ。そこで電話を借りて、まずは不動産屋さんに連絡をしました。不動産屋は合鍵を持っていないとの事なので、大家さんの電話番号を教えてもらい連絡を取ろうとしましたが、連絡がつきません。
(>_<)
どうやらイースターである事が裏目に出ていて、大家さんは旅行に出かけているものと思われました。
orz
これでお金を使わずに連休明けまでに家に中に入るという選択肢が消えてなくなりました。あとは(1)大家さんに連絡がつくまで、安ホテルに滞在するか、(2)鍵屋さん(英国ではLock Smithと呼ばれる、こういう鍵を閉じ込めてしまった場合に24時間緊急対応をしてくれる鍵を開けてくれる職人さんがいます)にお願いして開けてもらうか、です。ホテルに泊まるにしても、ロンドンのホテルはB&Bでも結構な金額になりますし、なによりも下着やらエキストラの出費もかかります。もちろん、さらに2晩(月曜日も休日)、車で夜を明かす事も出来るはずですが、20台30台なら出来たかもしれませんが、すでに疲労でそのような体力も根性も失ってしまっています。不動産屋さんにお願いして近所の鍵屋さんを探してもらうことにしました(出先で自力で探す手段も無かったので)。

自宅近所の鍵屋さんの連絡先を教えてもらい電話をすると、連休中ですが直ぐに来てくれるとの事。クリニックでのお手伝いは午前中だけなので、午後一番に自宅の前で職人さんと待ち合わせると、英国人の業者には珍しく約束の時間の10分前に来てくれました。この鍵屋さん、本物のプロでした。鍵を壊す事無く、ほんの2~3分でドアを開けてしまいました。すげ~!
( ̄0 ̄)
これで休日対応のエキストラ料金の上乗せで、しめて94ポンドなり(17.5%の消費税込み)。多分、連休明けまでホテルに滞在したら、この金額では済まなかったでしょう。職人さんは、「今度何かあったら、直接僕の携帯に連絡ちょうだい。サービスするよ」とにっこり笑って帰って行きました。
ε- (´ー`*) フッ

おかげで昨日の夜はくたくた。( ̄_ ̄)
ほぼ2日ぶりにお風呂に浸かり、暖かいものを食べ、夜の8時に就寝しました。
時差ぼけを心配していましたが、疲労は極限に近かったのでしょう、今朝目が覚めたら朝の7時でした。
けがの功名と言うべきか、早朝4時5時に目が覚めてしまうような事も無く、一発で時差ぼけが解消してしまいましたが(笑)、疲労感だけはやはり未だ抜けきらず、自家用車での一泊のおかげで体の節々が痛みます.....。

渡英して2年と7ヶ月、まだまだ勉強(と勉強代の支払い)を強いられるとは!
(-"- )
↑ただ単に、不注意なだけです、ハイ

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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2010/04/04(日) 18:19:39|
  2. 英国
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:11
<<イースター・マンデー | ホーム | 帰国>>

コメント

そうそうに大変でしたね。でも、確かに吉本で育った大阪人には「おいしい話」です。

先日も密着ルポを見ましたが、東京でも鍵屋は大忙しらしいですよ。最近はセキュリティの高い電子錠が普及し始めており、開けられない錠も多いとか。番組でも、あげくに小さな窓から入ってましたが、そりゃもう鍵屋ちゃうやん、とTVに突っ込んでしまいました。

しかし、ああいう特殊技術を身に付けた人って、よからぬ誘惑にもかられるでしょうから、強い倫理観を維持しないといけないでしょうね。
  1. 2010/04/05(月) 02:37:36 |
  2. URL |
  3. kk #1jhbtX.k
  4. [ 編集]

たしかに「おいしい話」(笑)
ご家族の反応は忘れて、大阪人としては笑い話にして「ネタ」のストックですね~

鍵屋さんは、緊急を売りにしている場合は即、動いてくれるってことでしょうか。
でも、ホテルと同じドアロック方式だと常に鍵の所持が気になりますね。
やっちゃう人、多そう。。。鍵屋さん、儲かってるかも(^^

日本のように「まんが喫茶」でもあれば、一晩ぐらいなら面白かったでしょうね。
  1. 2010/04/05(月) 11:26:42 |
  2. URL |
  3. satothing #7UVZ4oV6
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

kkさん
自虐ネタで笑いを取るのは、大阪人ならではなのかもしれませんね。
これを「おいしいネタ」と言うと、関東の方々からは「なんて前向きな...」との賞賛(いや、どちらかというとあきれられているのかもしれませんが、笑)の声が.....
「前向きな...」という発言を耳にして、あらためて関西人の生活の知恵かもしれないなと思い至りました。
深刻にしないのが、鬱などの病気を防いだり、結局は問題を解決出来てしまう原動力になったりするのじゃないかなあと。

鍵屋さんですが、英国はどうやら「ライセンス」制のようです。
こちらでも、鍵を開ける前に、事前にどうやってもだめな場合は鍵を壊す事を承諾させられましたが、窓から入るのは鍵屋とちゃいますね~、やっぱり(笑)。
  1. 2010/04/05(月) 19:17:16 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

satothingさん
これで知り合いの笑いも取れて、しかもブログの記事も一つ書けてしまう訳ですから、やっぱり「おいしい」ですよね~

鍵屋さんは、24時間対応の所は基本的には緊急事態対応なので、直ぐに動いてくれる様ですね。
ただし休日や深夜など営業時間外の対応には特別料金のようですが。
妻によると、閉め出しをくらった日本人駐在員の話は結構多い様ですね。

おお~、写真の意図を判っていただけましたか~
ロンドンには日本のように「安価に快適に一夜を過ごせる場所」が無いんですよね。
漫画喫茶などがロンドンにもあったら車で寝なくて良かったのに~、と思った次第です。
  1. 2010/04/05(月) 19:21:57 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

いいじゃん、ネタできて(笑)。これでしばらく回りの日本人関係者には笑いが取れる。
御意。いわねーよ。
  1. 2010/04/06(火) 03:30:45 |
  2. URL |
  3. たかし #-
  4. [ 編集]

こりゃ大変でしたね、でも確かにオイシイ^^;

でも英国って民家でそんな鍵なんですね。
恐ろしい、、、kaottiなら何度やっているでしょ・・・・
それも携帯無くて、番号覚えてなくてとか、きっと半無き(TT)です。
車のキーがあって良かったなと思いますが、
<Tescoでひげ剃り、シェービング・クリーム、歯磨き粉、そして歯ブラシを手に入れ、顔を洗ってひげを剃り・・・・・のところは、
コミカルな映画のワンシーンのようですね(笑)笑っちゃいけないんですけど。。。

でも、家に入れて良かったです。
実はkaottiも鍵を忘れて(厳密には忘れたと思っていた)家を出てしまい(その時家族は家の中)、
帰ってきた時鍵を持っていないことに気づいたのですが、
家族は出かけてだぁれもいない。。。
マンションの住人がオートロックを開けた時に一緒に入りこみ(まるで犯罪者のよう^^;)
管理人室で事情を説明しても、ここには鍵が無いと言われました。
管理人さんのご厚意で家族が帰ってくるまでゲストルームにいさせて頂きました。ホント、感謝でした。
で、数時間後家族が戻ってきて家へ入り、カバンのポケットをもう一度探すと、鍵を持っていた!
なぁんて天然のkaottiでございます(T▽T)ハハハ

↑たかしさんはご兄弟さんですか。
文面が楽しいです、ウフフ
  1. 2010/04/06(火) 05:45:14 |
  2. URL |
  3. kaotti1 #Oob10Koc
  4. [ 編集]

お察しの通り。弟でございます。

Lockoutで思い出した。私もネタありました。
もう何年も前、USに出張にいったときのことでした。
ある夜、突然火災報知機が鳴り響きまして、急いで部屋をでました。無論かぎも持たずに。。。ホテルっつーのはあたりまえのようにオートロックでして締め出されましたよ、はい。パンツ一丁で(笑)。

仕方がないので、パンツ一丁でフロントまでいきまして、今鳴ってる(30分くらい鳴りつづけてた)サイレンのせいで飛び出してロックアウトされたよってスペアをもらいました。あぁ、裸で寝てなくてよかった(笑)。
部屋を飛び出している客は何人もいたけど、パンイチで被害にあったのは私だけだったなぁ。

クルマで一晩明かすよりも百万倍マシだな。
  1. 2010/04/06(火) 08:32:07 |
  2. URL |
  3. たかし #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

たかしへ
おたがい、詰まらん失敗してるね~
パンツ一丁でホテルの中うろうろするのの恥ずかしいな。
日本のホテルじゃないだけましか。
外人はとんでもない格好でうろうろしている奴らがいるしな。
関東の人間は、こういう失敗談は普通は「かくそう」とするんかな?
  1. 2010/04/06(火) 20:06:20 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

kaotti1さん
妻によると、子供に閉め出される話は結構多いそうです。
家族で出かける時は「妻がしまった~」と言っているときには僕が鍵を持っていたし、ぼくがしまった~の時には妻が持っていたので、いままでは事なきを得ていたと言うだけなのかもしれませんね。
僕も「あれがない~っ」って大騒ぎしていたらズボンのポケットとか鞄から出て来たなんて云うのは結構あります。
その度に、妻や子供たちのつめた~い視線が.....
  1. 2010/04/06(火) 20:09:04 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

・・・お気持ちものすごくお察しします、しないわけがありません・・。
早速拝見させていただき、自分の経験を思い出して再び心臓がバクバクなりそうでした。
  1. 2010/06/09(水) 21:07:38 |
  2. URL |
  3. モモグラモ #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

モモグラモさん
医者を辞めて研究職に就いて、「結果を出していかないと先が無い」人生に決心をして足を踏み出してから、一見して辛い経験も、ちょっと視点を変えて、「どうやって乗り切ろうか」とか「いったい更に何がおこるのやろ(ちょっとわくわく気分)?」と行ってしまえば状況を「楽しむ」方向に感情をコントロールする術を身につけました。いわば「ゲーム感覚」を意識的に持ち込むのですね。えらそうにこんなことを言っても、もちろん現場ではうろたえてはいるのですが、こういうゲーム感覚を持ち込むと、「後ろ向きにならずにポジティブに考えられる」「すこし引いて冷静になれるので、アテ推量で事態の悪化を招かずにすむ」というメリットがあると思います。
研究者人生は先が保証されていませんから、明るい側面を出来るだけ見つめる様にしないと、精神的にやっていけないので、いわば生活の知恵として身に付いたモノかも知れませんが、同じ生きていくのならば、前をしっかり向いて肩を落とさずうつむかず、笑って前に進む方が得なんですよね。
  1. 2010/06/09(水) 22:04:42 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

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Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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