英国医学研究留学記

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Cosultation

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GRD2 ISO80 f5.6 1/500s
今日も寒い一日でした。
まだまだ春は遠そうですが、日増しに日照時間が長くなって来ています。
こういう事も嬉しく思うのは、日本では無かった経験です。

今日はハーフターム前の学校の先生との面談の日でした。
仕事を少し早めに切り上げて、予約した時間に学校に行きました。
基本的にこちらの教育は良いところをほめて延ばそうと言う教育なので、先生はあまりネガティブな事を言いません。
黙って聞いていると、すごくほめられるのでとても気分が良いものですが、客観的な評価は見失わない様にしないとといつも考えています。
姉と弟の二人の担任の先生と、現在の状況と次期目標に付いてディスカッションして帰って来ました。

最近気になったニュースで、functional MRIという脳の機能を画像化する技術を使うと、植物状態の患者さんでも外部からの呼びかけに適切な脳の反応を示す方がいるというものがありました。英国MRCのケンブリッジのグループとベルギーのグループの共同研究で、New England Journal of Medicineという臨床の一流紙に報告された研究です。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/8497148.stm
知的活動は保たれたままいわゆる「閉じ込められ症候群」になっている植物状態の方は、今まで考えられていたよりも多いのかもしれません。うまくいくとこういった方々とコミュニケーションを取る方法が見つかるかもしれないとポジティブな内容の報道でした。SFチックですが、将来、映画「甲殻機動隊」の様に脳とコンピュータを統合するようなインターフェースが実現される日が来るかもしれません(実際に米国などでは精力的に研究されています)。一方では、このような患者さんが現状では外界と交信する手段が未だ無い訳で、自分がそうなってしまったらいったい正常な精神状態を保てるのだろうか、とすこし恐ろしい気持ちにもなりました。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2010/02/10(水) 22:33:15|
  2. 英国
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<人には無いモノを身につけると言う事 | ホーム | 不覚>>

コメント

甲殻機動隊はもうずいぶん前の作品ですが、時代を先取りした興味深いアニメ
でした。
機械がどこまで人間の肉体的機能を補完しうるのか、人間の脳とコンピュータ
はどこまでインターフェイスが可能なのか、このような問題意識はいまでこそ
あたりまえですが、当時としてはかなりインパクトがありました。
これからの人間の進化は、肉体的にも意識的にも外的なものとのセットで考え
られなければならないのかもしれません。
最先端の研究ではこのようなことは当然のこととして行われているでしょう。
すこしこわいような気もしますけれど。
  1. 2010/02/11(木) 01:19:09 |
  2. URL |
  3. 風 #q4UduRVA
  4. [ 編集]

今回のトヨタのリコール修理の様子をニュースで見とまるきり電子機器ですね。ソフト端末を繋ぎアップデートするだけ。デジカメと同じです。いまはまだコストがネックですが、いずれ車やカメラ、家電なども、ケータイ、パソコンと同じように常時接続のネット経由でソフトのアップデートできるようになるでしょうね。

人間も同じで、いまはまだ電子機器をキャリーしてネットに繋いでいるだけですが、体内にチップを埋め込んでユビキタスする時代が到来するのでしょうね。さすがに、われわれが生きている間はムリそうですが。
  1. 2010/02/12(金) 01:52:52 |
  2. URL |
  3. kk #1jhbtX.k
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

風さん
あのガンダムのモビル・スーツとまではいきませんが、体に装着して筋力を補うようなものが実際に開発されていたりしますから、僕たちが子供の頃にSFで読んだ内容が現実に近くなっているものは厳然としてあるのですね。
甲殻機動隊は、背景には人間とは?人間らしさとは何か?AIが進んだ場合に、何が人とは違うのかと言うような、哲学的な問いかけも有りましたね。ただしこの問いは、Philip K. Dickの有名小説で既に取り上げられてしまっていた問いですが。
実際に、人工内耳と言った、電気的信号と神経の信号を統合させる機械は実用化されていますから、コンピューターに我々の脳が直接アクセスできる日はそう遠くないのかもしれません。

  1. 2010/02/12(金) 22:02:31 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

こうハイテク化して来ると、故障の時はユニットごと交換なんでしょうね。
僕はどこか根がアナログなところがあって、例えば時計なんかにしても、ゼンマイ式の時計の方に愛着が有ったりするんです。腕のいい職人さえいれば、いつまでも直して使えますしね。ハイテク製品は、便利でも長く使おうと言う愛着は全くわきません。

> 人間も同じで、いまはまだ電子機器をキャリーしてネットに繋いでいるだけですが、体内にチップを埋め込んでユビキタスする時代が到来するのでしょうね。さすがに、われわれが生きている間はムリそうですが。
いやいや、20年も経つとそうとう先の見通しが立って来て、甲殻機動隊のような「電脳」という言葉がそのまま当てはまる状況が出て来ているかもしれませんよ.....
  1. 2010/02/12(金) 22:09:17 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #-
  4. [ 編集]

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Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

当ブログの写真および記事とは直接関係がないと判断したコメントやトラックバックは、申し訳ありませんが削除させていただきます。ご了承ください。

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