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今日は一日冷たい雨が降っていました。雪にはなりませんでした。明日はみぞれとか。
今日も仕事に行きました。昨日と同じく、ほとんど人がいない状態でした(あたりまえか....)。
明日も仕事をして、年内の仕事はほぼ仕上げてしまいたいと思っています。
今日のBBCのトップニュースは、中国が執行した英国国籍を持つパキスタン出身のAkmal Shaikh氏の死刑のニュースでした。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/8433704.stm中国ではヘロインの所持や密輸は死刑になる可能性があり、Akmal Shaikh氏はヘロインを密輸した罪で、今年死刑が確定している状態でした。ところが、被疑者は躁鬱病を患っていたとの事で、家族はだまされて運搬させられていたに違いない(確かに躁鬱の「躁」の状態にあれば、常軌を逸した行動はあり得ます)と訴えており、英国政府は人道的立場や人権に鑑みて、精神疾患罹患者を処刑すべきではないと外交交渉をしていたのですが、全く聞き入れられなかった様です。処刑の報道に、Gordon Brown首相は強く遺憾の意を表する声明をだし、中国政府を批判し、EUと国連も連動した様ですが、中国は全くの強気です。中国外務省のJiang Yu氏は北京での定例会見で、何人も中国の法治権に口を挟む権利も無いし、英国政府は英中関係を損なわない様に自らの誤りをすぐさま正すべきだとの声明を出しています。
独立国家の主権は侵せないとはいえ、個人的な感想では中国の対応も先進国とは思えない偏狭さに見えます。この対応だけ見ても、やはり共産党一党に拠って思想が統制されている社会であって、自由や人権が当たり前の様に謳歌できる我々の住む世界とは異質だなと感じます。
この年の瀬に、米国での航空機爆破テロ未遂といい、暗い気持ちにさせられるニュースが続いています。
テーマ:雑記 - ジャンル:日記
- 2009/12/29(火) 23:03:13|
- 英国
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| コメント:6
フランス人はたしかにつきあいにくい印象がありますね。
中国人と同じで内にはいれば身内として接してくれると聞きます。
どちらかといえば女性のほうがwelcomeしてもらいやすいかもしれません。
男のひがみかもしれませんけどね。
ヘロイン密輸事件、とうとう・・という感じです。
精神病うんぬんには無理がありそうですし、なによりも自己責任ということ
になってしまうような気がします。
もちろん中国にも問題はあるでしょう。精神鑑定をするべきであったこと、
そして批判を受けたときの対外的な姿勢・・・。北朝鮮のイメージと重なっ
てしまいますが、これから世界でのプレゼンスを増していく中国にとってよ
いことではなかったように思います。
でも結論からいえば、中国はあんな国なんだということでしょうか。
- 2009/12/30(水) 01:41:48 |
- URL |
- 風 #q4UduRVA
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お仕事お疲れ様で~す
石畳だと水溜りは出来にくいと思いますけど...
やっぱりこんな感じになるんですね~
今年の冬休みは旅行しないでご近所でゆっくりです
作戦成功だったっぽいです
日本でも空港のセキュリティが強化されて特にアメリカ便なんかは大混雑のベタ遅れらしいです
- 2009/12/30(水) 10:09:32 |
- URL |
- yo #vYXebdWU
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お仕事、お疲れ様です。
石畳は濡れると一層雰囲気が醸し出されますね。日本人だけの感覚でしょうか。(^^
死刑執行によって英中関係が悪化するのは必至ですね。
ニュースによると中国の司法制度は政府から独立していて
裁判官が軍出身者の既得権階級から選らばたりすることもあるらしく
Dr Kenさんが仰るように本質は我々の住む世界とは異質のようですね。
- 2009/12/30(水) 12:34:36 |
- URL |
- satothing #7UVZ4oV6
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日本の石畳の道が濡れてても、あまり感じないですけど、
ヨーロッパ(ロンドン)の雨に濡れた石畳の道は、とても画になりますね。
中国、経済は先進国になったかもしれませんが、
人権等の事は途上国なんでしょうね。。。
自分トコさえ良ければOKと言うトコが見え見えですもんね(^^;
- 2009/12/30(水) 14:34:17 |
- URL |
- masa + #-
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半年の年度末毎に何度も掘り返され、継ぎはぎだらけになる
日本のアスファルト道路とは大違いですね。
少し前まで、日本は米国のひとつの州だろうと思ってましたが
最近では中国のひとつの省(県?)になるかもしれという懸念を感じますね。
それも米国に愛想を尽かされて… 正夢にならないようにしたいですね。
- 2009/12/30(水) 15:54:24 |
- URL |
- kk #-
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風さん
確かに自己責任と言う感は拭えませんね。報道ではなぜ彼が中国にいたのかなど、背景の報道はほとんどなされていません。国連の声明文を読むと、どうもほとんど申し開きの機会を与えられる事なく判決を言い渡されているそうなので、中国を旅行する際には「そういう国なのだ」という認識のもと「覚悟を持って」行かないとダメなのだと言う事でしょうか。
yoさん
確かにキチンと整備されている石畳にはあまり水たまりが無いような気がしますね。
やっぱり空港は混んでいますか。テロ犯がロンドンにいたとかで、僕たち移民に対する滞在ビザの発給の敷居がされに一段と高くなる事を懸念しています。
年末年始はゆっくりとして、充電した上でまたまた旅行記を楽しませて下さいね。
satothingさん
やっぱり共産圏の国であって、いくら表面的に自由化した様に「見せかけて」いても、実態はそうじゃないことは強く認識すべき事なのでしょうね。
子供のprimary schoolでの同級生の親御さんで、中国系の移民の方はお話しすると親切で言い方ばかりなのですが、街中の高級ブランド店で御買い物している中国系の観光客達は、見ていて品がないことが多いです。90年代は、おそらく日本人が損な感じだったのだろうと思うと、少し恥ずかしくも有ります。
masa+さん
石畳と言うのは、欧州独特ですよね。でも、車で走行することを考えると、あまり良くない気もするのですが、石畳の所は修復する時も必ず石畳の修復をかたくなにしていますね。日本だとあっさりと舗装に変えてしまいそうなものですが。
米国や英国で高等教育を受けた中国人達は、優秀なな人が多く、お話ししていても普通で我々と何ら変わりませんが、本国で高等教育を受けた人や本国からの旅行者などは、良く云えば押しが強い、悪く言うと自己中心的傾向がある気がしますし、英国人達もそういうのを皆は快くは思っていない様ですね。おそらく、「環境」がそういう人たちを作り上げてしまっているのでしょう。ただし、今後は経済大国として、国家としてそういう押しの強さを全面的に出されてくると、怖い様にも思います。
kkさん
石畳も修繕されていますが、工事が終わったあとはアスファルトのような「つぎはぎ」にはならないので、いい感じだと思います。あのアスファルトのつぎはぎは、無粋ですね~。
おっしゃる通り、中国には脅威を感じます。サイエンスの分野に於いてもです。中国は国策として、米国で高等教育を受けて、米国で自分の研究室を持つ(つまり成功した)中国人研究者達を、政治的・経済的なインセンティブを持たせてドンドンと帰国させているそうです。今の状態では、日本はもう10年後にはサイエンスの分野でも中国には太刀打ちできなくなるのではと危惧しています。
- 2009/12/30(水) 22:52:39 |
- URL |
- Dr Ken #HfMzn2gY
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