fc2ブログ

英国医学研究留学記

Tooth Fairy

R0015229.jpg
DRG2 ISO80 f7.1 1/800s
今日はよい天気で、昼間は上着を着ていると暑いくらいでした。7月は「何がBBQ Summer (Met Offoceの今年の夏のキャッチ・コピーでした)だ!」と言いたくなるような雨ばかりの天気でしたが、8月と9月の天気は、ここ3年間では上々です。

今日は、午前中は子供の日本人学校の補習校。ボランティアの交通整理(車での送迎で、子供たちの安全を確保するため)の当番の日で、それに加えて避難訓練の誘導や古本市のお手伝いなどをしました。

午後に入って、ピカデリー・サーカスにあるメガネの三城に、子供のメガネのレンズを新しくしに行きました。視力が良くなって来ているので、レンズの度を落としましょうと、小児専門の眼科外来で言ってもらえたためです。英国では16歳未満のメガネには(NHSの医療に依って処方箋が出ている場合に限ってですが)、一律に補助金が出ます。約36ポンドほどで、レンズ代すべてをカバーするにはほど遠いですが、とても助かります。日本のメガネの三城でメガネを作ってもらっていたので、日本のお店が持っている子供の情報を全部共有できるのは、正直ありがたいです。もちろん、店員も日本人で(ネイティブもいますが)もちろん日本語対応。子供の健康の事に関わる事なので、いくらこちらが医学的知識や英語の専門用語も含めて基盤があるとはいえ、やはり助かります。パリミキのロンドン支店でいつも接客してくれる(子供なので、しょっちゅうフレームが歪んで、その度におせわになっています)方は、大阪に住んでいたときにお世話になっていた支店にその昔勤めていたことがあったそうで、会うたびに大阪ローカルの話題で盛り上がってしまいます。

メガネの後は、家の近所のスポーツ用品店で、下の息子のサッカー用品をそろえに行きました。primary schoolのサッカー倶楽部に入るためです。先週月曜から新学期(というより新学年)が始まり、倶楽部の参加を今募集しています。男の子はほとんどが入るそうで、半ば「強制的に」入れることにしました。ウエアやシューズなど、一通り道具を揃えてやったら、嬉しかったらしく、家に帰ってから着たり履いたりしていました。明日は、近くの公園にでも連れて行って、ボールを蹴る練習でもしようと思います。

上の娘は、今朝、前歯が一本抜けました。Tooth Fairyさん(昨年12月2日の記事参照 http://ukresearchlife.blog17.fc2.com/blog-date-20081202.html)に抜けた歯を1ポンドに替えてもらうために、娘は枕の下に歯を置いて寝ましたので、夜中にそっと換えておいてやる予定です。

備忘録代わりに、気になったニュースを1点。
Surryで大腸菌O157に拠るものと思われる集団感染が発生し、36人の子供たちが入院治療をうけ、HUS(溶血性尿毒症症候群)を発症している例もあるようです。ただし、重症者が何人いてと言った情報は未だBBCのニュースでは知らされませんでした。Godstone Farmという子供が遊べる施設のある農場が原因のようですが、何の食材がどういう経緯でこのような集団感染に至ったのかも、詳細は報じられていません。1996年に堺市で生じた集団感染を思い出しました。堺市民病院の外来はパンク状態で、大学から皆で応援に行きましたが、当直などで何度も訪れて見慣れていた院内の風景が一変して野戦病院状態でした。子供たちがいわば「人災」で苦しむのは、見るに忍びなかったです。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2009/09/12(土) 22:51:23|
  2. 英国
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
<<ラスカー賞 | ホーム | 秋色>>

コメント

駐在はもちろんでしょうが、短期の旅行でも、海外での病気は怖いですね。
来年こそ各所に行きたいと考えており、その際は友人の医者が抗生物質などを
出してくれるといってますが、メガネも予備を持っていかないとダメだと考えてます。
カメラやメモリーはもちろんですけどね(笑)

そういえば、散髪はどうされてますか? 私は5ヵ月間の研修で
やむなく4ヵ月目に、シティ内だったかなあ、おじいさんの散髪屋で
一回だけ切ってもらいました。いやー、当時の日本の散髪屋とは
比べ物にならないくらいさっぱりしたものでびっくりしました。
まあ、最近の日本の千円散髪もシンプルなものですけどね(笑)
  1. 2009/09/13(日) 03:53:52 |
  2. URL |
  3. kk #mQop/nM.
  4. [ 編集]

こんばんわ~

温暖化の影響で気流が変わって...関東地方はかなり涼しくなりました
朝晩は油断してるとちょっと寒いくらいです
Tooth Fairyさんですか...お写真の雲が枕に見えてきましたv-395
ところで14日から旅行に行きますv-233
更新は予約でつづきますけど...コメントのお返事は遅くなります
  1. 2009/09/13(日) 12:59:37 |
  2. URL |
  3. yo #vYXebdWU
  4. [ 編集]

kkさん
生活していると、いくら備えていても病気にもなりますよね。駐在員さんは、奥様のことを考えて、プライベートの日系クリニックにかかるようですが、家はそんな金銭的余裕が無いので、NHSに頼りっきりです。アクセスに時間はかかりますが、家庭医として担当してくださる先生が非常に丁寧で良い先生のようで(その分外来のスケジュールはびっしりのようですが)、ありがたい事だと思っています。

散髪は、基本は妻に切ってもらって、3ヶ月にいっぺんは妻が使っている近所の美容院の美容師さん(日本人です)にいわば軌道修正としてカットしてもらっています。そこの費用は日本の美容院とさほど変わらないです。美容院もピンキリで、特に現地の美容師さんは「アーティスト」としてのプライドも高いと聞きました。CMで有名なVIDAL SASSOONの美容室に行くと、カットだけで500ポンド以上取られると聞いています(庶民には無縁ですね、その価格は)。現地のいわゆる床屋だととても安いのは魅力(カットで5ポンドとか)ですが、うまく伝わらずにバリカンで丸刈りにされたなんて言う話は結構多いですね(笑)。安い分、おっしゃる通り、日本の床屋と比べるとサービスはさっぱりしたもんのようです。

自由が丘に、女性のスタッフのみの床屋があって、いくとカット前後にコーヒーかハーブティーがでて、カット後の顔ぞり・ひげ剃りのあとに追加料金で肩と顔と頭のマッサージまでしてくれるところがあって、弟のすすめで一度行ったことがあります。日本はお金を出せば至れり尽くせりのサービスがありますね。ロンドンでそういうホスピタリティーを求めようとすると難しいと思います。

yoさん
今年は変な夏だったようですね。米不足とかにならなきゃ良いですが。寒暖の差が大きいときは風邪を引きやすいので、ご自愛くださいね。

おおっ、旅行ですか!記事、楽しみにしてますよ。どこでしょうね~。
  1. 2009/09/13(日) 20:57:25 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #HfMzn2gY
  4. [ 編集]

この前京都でも雲が沢山流れていましたが、とっても気持ちの良い空が見られました。

歯の妖精さんですか~子供の時に信じられるステキなお話ですね。
英国では歯の治療は保険か何かを使えるのですか?
確か米国は保険がないとか聞いたことありますが。

O157、覚えています。怖いなぁって思いました。
お子さん達が苦しんで亡くなられた方もいらしたので辛かったですね。
日本でもまたO157で食中毒起こりましたね。
ペッパーランチ、安いので時々ランチに食べたことありましたが。。。。中までしっかり火を入れないとダメなんですね。
  1. 2009/09/13(日) 22:56:45 |
  2. URL |
  3. kaotti1 #Oob10Koc
  4. [ 編集]

kaotti1さん
英国の歯科は、病院と同じく、NHSによる診療(患者は無料)かプライベート(言い値です。寿司屋の時価よりもおそろし)に別れます。が、NHSに基づく診療だともうけが少ないため、NHSの診療を行う歯科医院の数がものすごく少なくて、大人はまず登録させてもらえる歯科医院を見つける事がとても困難と聞いています。プライベートは、ちょっとした治療ですぐに1000や2000£位の額を請求されるそうです。NHSにしてもプライベートにしても、腕はも一つの事が多い様で、ラボの英国人の話ではベルギーなどの大陸まで治療に出かける英国人が多いそうです。日本人は、痛くなって我慢できなくなった場合は、「緊急帰国」する人が圧倒的に多いと聞いています。医療だけじゃなくて、歯科診療も腕の良い歯科医が多く、診てもらえる受け皿も多い日本は「とても恵まれている環境にある」と思います。子供の歯科診療に関しては、大人と違って待たずにNHSの歯科医院を見つけることが出来ます。子供は将来の労働力なので、何事にも優先されている気がします(日本は小児の医療は行政からはたいていは「後回し」にされるので、ここが日本と違う点です)。我が家の子供たちも、近所の歯科医院が登録を受け入れてくれて、明るくて気さくな先生が診てくれています。もっとも、乳歯はいずれ抜ける歯ですから、日本の歯科診療と比べると結構あっさりしたモノに見えますが、何しろ無料ですからね(笑)。別に困った事にはなっていないので、いまのところ満足して子供たちの歯を診てもらっています。

今回の英国の0157ですが、どうやら食材が原因ではなくて、動物に触れた事が原因のようです。日本はレストランに卸す前に、既に汚染されていた肉が原因のようですね。火を通せば防げる事なので、少なくとも「子供に食べさせる肉」は、よく火を通して食べさせるべきなのでしょうね。
  1. 2009/09/14(月) 19:37:35 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #HfMzn2gY
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ukresearchlife.blog17.fc2.com/tb.php/349-8616434a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

当ブログの写真および記事とは直接関係がないと判断したコメントやトラックバックは、申し訳ありませんが削除させていただきます。ご了承ください。

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

最新トラックバック

カテゴリ

未分類 (337)
GRD2 (171)
日英の相違 (21)
英国 (282)
研究 (20)
映画 (4)
万年筆 (1)
医学 (10)
旅 (83)
科学技術政策 (2)
日本 (17)
Rolleiflex (25)
Leica (21)
Contax T2 (16)
Contax T3 (4)

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード