英国医学研究留学記

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原爆の日

R0015093.jpg
GRD2 ISO400 f2.4 1/15s
今日は朝から曇り空でしたが、気温は比較的高めでした。25℃ほどはあったのではないでしょうか。割と蒸し蒸ししていました。夕方からはまとまった雨になりました。ロンドンではしとしとと雨が降る事が多く、傘をささなくて済む事が多いのですが、今日はさすがに傘をささないと行けないような、日本でよく見る降り方です。こちらで土砂降りに見えても、日本で時に見かける局地的な集中豪雨に比べたらかわいいものです。

今日は、広島に原爆が落とされた原爆の日です。すでに64年前の出来事になります。
悲しいかな、英国では全くニュースになっていません。BBCのweb siteのworld newsの項にもどこにも見当たりません。Times誌もThe Independenct誌もおなじです。The Independenct誌のweb siteで唯一つの日本の話題は、初めての裁判員(新聞では陪審員に相当するJuryと言う言葉を使っていますが)制度の事に関してでした。被爆した広島や長崎の方々が必死に核廃絶を訴えても、これはあまりにあまりです。個人的な考えとしては、これはニュースにしない英国のメディアが悪いと言うよりは、日本政府のロビー活動の怠慢では無いでしょうか。被害を受けて苦しんでいらっしゃる方々はこれでは浮かばれないでしょう。世界でただ一つの被爆国として、果たすべき役割がある気がしました。いくら日本から発信しようとしても、欧米の市民レベルに核兵器の悲惨さがきちんと伝わらないと、政治家だけの呼びかけてもまったくだめじゃないかと思います。

そもそも、原爆を市街地に落とすと言う「非戦闘員を」標的にした攻撃は、国際法的に見てどうなのでしょうか。戦争を犯した過ちやかつて日本が大陸で行ったひどい仕打ちはまずは客観的な検証とともにきちんと非を認めた上でないと、そのような非人道的なかつて被った攻撃に対して文句は言えないのかもしれませんが。いずれにせよ、日本が軍国化する事には大反対ですが、いつまでも米国にへいこらして従属しているのも、いかがなものかと、歳をとって来て思うようになりました。今の政治では、いつまでたっても「対等の立場」にたてそうな気がしません。

ノリピー失踪もちょっとショックでしたが、女優の大原麗子氏の孤独死もショックです。華やかな芸能人でもそんなことがあるのですね。晩年はギラン・バレー症候群との闘病生活だったと言う事も初めて知りました。お亡くなりになった原爆の被害者の方々共々、ご冥福をお祈りしたいと思います。

写真は、Baker Streetの地下鉄駅の構内です。Baker Streetは、シャーロック・ホームズを読まれた事のある人なら、なじみのある地名ではないでしょうか。駅の近くに記念館があります。この駅は、ロンドン地下鉄の駅の中で最も古い駅で、1863年に開業しています。実におよそ150年前の事ですから驚きます。写真の駅は、Hammersmith & City lineやCircle lineの発着するプラットフォームで、このトンネルそのものは146年前のものとほとんど同じままです。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2009/08/06(木) 20:04:56|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

軍事産業とのつながりで、政治家は本気で武器を廃絶しようとは考えてないのではないでしょうか。皆が皆とは言いませんが、少なくとも何割かはそういう政治家がいるだろうと思います。メディアもいろいろアンダーグラウンドな関係で特定の事柄を扱わないという事情があるのではないでしょか。ちょっとネガティブシンキングですね、すみません。ノリピーのことを心配し過ぎたショックですかね(苦笑) もちろんまだ容疑段階ですが、それにしても、彼女自身も薬物を使っていたとするとすべてが納得できてしまう状況ですよね。薬物が抜け切ってしまうタイミングで出てきても、だれももう信じないですよ…

かなり光が少ないだろう地下鉄駅構内なのに、キレイに写ってますね。往年のモノクロの映画を思い浮かべてしまいます。
  1. 2009/08/07(金) 14:25:00 |
  2. URL |
  3. kk #z1uogJ6Q
  4. [ 編集]

こんばんは

146年前にできたトンネルが現役で使われているなんてスゴすぎます!
すごくヨーロッパの雰囲気のただよういい駅です、被写体にはピッタリですね^^

右に立っている女性が日本人ぽく見えますけど。。まさか?ですよね(^^;

  1. 2009/08/07(金) 15:46:20 |
  2. URL |
  3. masa + #-
  4. [ 編集]

確かに日本もアジアのいくつかの国に酷い事をしたことを忘れてはいけませんが
最終兵器の力を持ってして相手を黙らせるような
古臭いバランスのとり方は、いいかげん終わりにしてほしいですね。

ベイカー・ストリート駅は、古いけどキレイに保存されてますね。
広角ならではのホームの奥行き感がイイ感じです。^^)
  1. 2009/08/07(金) 16:25:57 |
  2. URL |
  3. satothing #7UVZ4oV6
  4. [ 編集]

kkさん
なるほどね。軍事産業がらみでの裏事情とは読みが深い!そういう視点は無かったですけど、ありそうな事ですね。

のりぴーまで薬をやっていたと言うのは、別にファンでもなかったんですけど、やっぱりちょっとショックです。

一眼レフで鍛えたおかげで、ミラーショックの無いレンジファインダーやコンデジは、結構遅いシャッター・スピードでも粘れます。ただし、モニターを見ずに、外付けファインダーをのぞいてしっかりフォールドする必要がありますが。

masa+さん
1863年と言うと、1867年の大政奉還前なので、まだ江戸時代なんですよ。ちょんまげ結っていた時代に既に地下鉄を走らせていたのですから、下関戦争で長州が英国艦隊に勝負を挑むなんて、無鉄砲にもほどがありますね。

右の女性は、僕も日本人かな~っと思って観察していましたが、どうやら中国人だったようです。韓国人や中国人は、見たらすぐ判るケースもありますが、日本人と見間違えそうな人は時々いてはります。

satothingさん
欧米では、未だに原爆投下に拠って、欧米の犠牲は最小限に済んだのだと(つまり正しいことをしたと)考える人が大勢います。どうやら、戦前の日本は、今の北朝鮮のように「ならずもの国家」と言う感じで見られていたようで、未だにそのイメージを引きずっている(特に年配の方には)ケースも多いようです。一方では、欧米の市民レベルが原爆の被害の実態をあまり良く知らされていない事も原因のようです。原爆資料館を見れば、一般市民は原爆に対しては絶対にネガティブな意見になるはずではないかと言う気がします。

オバマ政権にはちょっと期待しますが、そんな他力本願な事ではなくて、唯一の被爆国として、原爆の悲惨さの実態を広く知らしめし(市民の草の根レベルとか、広島・長崎の自治体の首長レベルでは脈々と努力されて来たと思いますが、総理大臣が尽力したと言う話はあまり聞いたことがありません)、一方では欧米の市民や中国(中国は共産主義を維持するために、日本を仮想敵国として利用しているとの意見も聞いたことがありますが)を含む大陸の人々に、ならず者国家との誤解を解くための努力をもっとしないと行けないのだと思うのです。ドイツと何が違ったのか、考えてみる価値はありそうな気がします。

外国に暮らして、我々日本人と生活の上で交流のある人は、日本人が好戦的とは思わないのじゃないかと信じています。

この駅は、古いものを大事に使う英国人の気質が良く出ている気がします。GRDは直線がまっすぐ写ってくれるので、気持ち良いですね。こういうシチュエーションでは、28mmの広角は重宝します。
  1. 2009/08/07(金) 20:37:21 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #HfMzn2gY
  4. [ 編集]

こんばんわ~

146年前のトンネルって...やっぱりロンドンの歴史はすごいですね~v-405
奈良や京都もすごいとは思いましたけど...
この駅は現役で地下鉄が走ってるわけですからね
ひょっとしたら最新型の未来的なデザインの地下鉄とかもあったりするんでしょうか
19世紀のトンネルを21世紀の地下鉄が走るところを見てみたいです~
  1. 2009/08/08(土) 13:24:09 |
  2. URL |
  3. yo #vYXebdWU
  4. [ 編集]

yoさん
ロンドンの歴史よりは、奈良・京都の方がずっと古いですね~。そういう意味では、奈良・京都は別格と思います。

残念ながら、最新の地下鉄って感じのものは無いんですよ。ロンドンで最新に見えるものは、日本の90年代の代物をイメージしていただけると良いのじゃないかと思っています(英国人が聞いたら、怒りそうですが、笑)。電車も一般家電も、そういうイメージのものが多いですね。
  1. 2009/08/08(土) 16:59:56 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #HfMzn2gY
  4. [ 編集]

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Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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