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英国医学研究留学記

Remembrance Sunday

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イギリスでは11月11日をRemembrance Dayと呼び、午前11時に黙祷する慣しがあります。
これは第一次大戦の停戦協定が、1918年11月11日に発効されたことに由来するのだそうです。
第一次世界大戦は、ここ英国では第二次大戦よりも大きく取り上げられていることが、日本人からするととても意外に感じるのですが、歴史的背景から第一次大戦の方が、英国人の心に負わせた傷は大きいのだそうです。
今年は大戦から90周年と言う事で、BBCでは昨年よりも取り扱いが大きい印象です。
11月11日に最も近い日曜日(今年は昨日)は「Remembrance Sunday」と言い、教会では戦没者を慰霊する礼拝がとり行われます。
土曜日の晩には、追悼式典The Royal British Legion Festival of Remembranceが王室も参加した形で執り行われ、BBCで中継されていました。

10月の半ばぐらいから、この国では胸にポピーの花を模した飾りを付ける人が町中で目立ってきます。
BBCのアナウンサーやテレビに映る政治家達は、例外無く胸に付けています。
これは日本に於ける「赤い羽」に似ています。
街角や小学校などで行われているPoppy Appealと呼ばれる募金活動にお金を寄付するとこの飾りがもらえますが、この募金はThe Royal British Legionという退役軍人達に対する金銭的サポートを行う基金への寄付なのです。
英国人らしい人(移民らしくない人)はほとんどと云っていいほど皆胸に付けていますので、国民の軍への敬意の表れと僕は理解しています。
日本のように法解釈で無理矢理(軍ではないとの解釈で)自衛隊を維持している国との大きな違いを感じます。
英国人の軍へのこのような敬意を目にすると、ひょっとすると日本の自衛隊員はとても不満を抱いているのではなかろうか?などと思ったりしますが、考え過ぎでしょうか。

何故ポピーなのかですが、Wikipediaによると、カナダ人軍医John McCraeが、フランドル(フランダース)で命を落とした兵士の死を悼んで詠んだ「In Flanders Fields」という詩の中で「フランドルはポピーが咲き乱れ....」と唄われている事に由来するそうです。
激しい戦闘で爆撃や塹壕によって地面が堀かえされた戦闘後の大地には、必ずと言っていいほどポピーが生えて来て咲き乱れたのだそうです。
上述のRemembrance Day(11月11日)は、Poppy Dayとも云われています。

本当はポピーの花かこの飾りそのものを写真にしてアップしたかったのですが、ポピーは僕の住んでいる地域では咲いているのを見かけませんし、子供の学校の募金で飾りが足りなくなってうちの子供はもらって帰ってこなかったので、写真が撮れませんでした。(←言い訳)

土曜日のプレミアリーグ、アーセナル対マンUの試合、すごかったですね。
アーセナルのディフェンスが光っていました。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2008/11/10(月) 08:00:00|
  2. 英国
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

こんばんわ~

これは...百合ですか
ちょっと前に雪が降ったというのに咲いてるんですね~
ピンクがかわいいですっ
日本では11月11日はポッキーの日ですねv-411
  1. 2008/11/10(月) 13:48:10 |
  2. URL |
  3. yo #-
  4. [ 編集]

こんばんは

多分、百合の一種だと思いますがよくわかりません。マンションの一階に住んでいる人が管理しているお庭に咲いている花を、どことなく寂しげだったので撮ってみました。雪にもめげなかったようです。
こちらは気温は低いですが、なぜか花は随分と長い間咲いているんですよね。公園の花壇には、まだパンジーがきれいに咲いています。イメージとしては、スーパーのお野菜売り場で定期的に霧吹きで水がかけられているお野菜の方が瑞々しく見えるのに似ています。
ポッキーの日、知りませんでした。棒が並んでいるからですか?
  1. 2008/11/10(月) 20:08:46 |
  2. URL |
  3. Dr Ken #HfMzn2gY
  4. [ 編集]

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Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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