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英国医学研究留学記

明日が見えず

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Canon EOS M EF-M22mm F2 STM Intelligence Auto (ISO100, f3.5, 1/800s) , Westminster, London

昨日は、現在New Yolkで研究をされている日本人研究者の方が、ロンドンでの研究職のポジションをオファーされているとの事で、ロンドンに立ち寄ったついでに訪ねて来てくれました。夕食を僕の研究室のポスドクSさんと共にご一緒しましたが、ちょっとくさくさしていたので、楽しい時間を過ごせてよい息抜きとなりました。若い新進気鋭の研究者の意気込みに接し、その瑞々しさに僕も頑張らねばと元気をもらいました。

一方、朝起きて、大阪にいた時の研究室の後輩から日本で起きた悲しい出来事を知らせる衝撃のメールで、一気に今朝は目が覚めました。笹井先生は、直接面識は有りませんでした。昨年末にUCLで講演をされたので、聞きに行った際にご挨拶申し上げた程度ですが、研究業績はまぶしいくらいで、このような最悪の事態になってしまったのはとても残念に思います。昨日感じた瑞々しさも、正直、木っ端みじんなほど気持ちが凹みました。

日本はどこへ向かうのでしょうか?この一連の騒動は、今の日本の良くない部分が全て凝集している、そんな印象を海外にいると抱いてしまいます。

追記1:
報道からすると、鬱を発症していたのではないかと云う疑念が湧きますね。模しそうならば、周囲の責任は重大です。病気ですから、状態が良くなるまでは(2〜3ヶ月はかかるはず)、「本人を家族の側に置いて」「身体的かつ精神的負担から解放させるべく、自宅で療養させ(仕事場へ出すのはダメです)」「きちんと薬を飲ませて治療をする」事をしなければ、高い確率で自殺に至ると云うのが、僕の理解です。

追記2:
中村祐輔先生が、端的に問題点を指摘してくださっています(100%賛同する訳では有りませんが)。
参考までにリンクを張っておきます。

「STAP細胞の悲劇」
「(続)STAP細胞の悲劇;愚かなメディアと研究者集団」

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2014/08/05(火) 16:48:10|
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Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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