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英国医学研究留学記

Progress

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Canon EOS M EF-M22mm F2 STM Intelligence Auto (ISO100, f7.1, 1/200)

ここ2〜3日、最高気温は25℃を切り、過ごしやすい日々が続いています。英国のジョーク?ですが、暑い日が2〜3日続いて、ちょっと気温が落ち着くと、皆が「もう夏が終わったかもね」と言うのですが、恐ろしい事に本当に終わってしまうことがある(ひどい時には6月中に、笑)ので、英国の天気は侮れません。皆、本心では、少しでも夏らしい日が続いてほしいと思っているのです。幸い、天気予報によると、週末はまた30℃近くまで気温が上がるらしいです。

スペインの高速鉄道の事故に続き、イタリアではバスが高速から転落する事故のニュース。
夏休みシーズンに、子供まで巻き込まれる公共交通機関の事故で、しかも人災の様相が強いのは痛ましいです。

今日のBBCによると、ケンブリッジ在住の2年前に末期心不全にて人工心臓の埋め込み手術を受けた患者さんが、このたび、無事にドナー由来の心臓移植を受けることが出来たとの報道。僕が研修医の頃と比較して、人工心臓の技術の進歩は目を見張るものがあり、年々、実用的になって来ていると感じます。まだ、このように、心移植を受けるまでの橋渡し的な使用しか出来ませんが、いつの日にか、半永久的に埋め込んだままで脳死体からの移植心を必要としない日が来るような勢いを感じます。医学と云うよりも工学の進歩は、すごいと思います。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2013/07/29(月) 22:59:05|
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やもめ

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Canon EOS M EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM 55mm Intelligence Auto (ISO100, f5.6, 1/500)

子供たちの通う英国の学校が夏休みに入り、妻と子供たちは2年半ぶりに日本へと昨日一時帰国に旅立ちました。
無事に成田に着いたとのこと。
8月末に帰ってくるまで、一時的な「独身」生活。騒がしかったのが急に静かになると、火が消えたように寂しいですね。家に居ても仕方が無いので、日曜日ですが仕事をしに研究室に来ています。

日本へ一時帰国の際に、GRD2を購入以来、初めてデジカメを買いました。ちょっとした臨時収入があったためと、愛用して来たGRD2が最近調子が悪くて、良くピントを外すようになってしまったためです。

新しいGRDと比べて猛烈に悩んだ末に、値段と撮像素子のコスト・パフォーマンスを考えて、結局Canon EOS Mのダブルレンズキットにしました。35mm換算で35mmの標準単焦点と28.8~88mm相当のレンズ内手ぶれ補正付きの標準ズーム、EFレンズ装着用のマウント・アダプターに外付けのストロボなどが付いて、カメラの◯タムラでなんと4万8千円ほどでした。此処まで安くなったのは、ネット上では合焦スピードが劇遅とか評判が良くない上に、おそらく発売から1年近く立つので後継機がもうじき出るのでしょう。普通のデジイチと違うミラーレスの上にコンデジ並みの大きさなので、デジイチと同じスペックなんかはなから期待していないですし、APS-Cサイズの撮像素子の画像は今までの1/1.7型などの小さい素子の画像しか知らない僕に取っては、この値段を考えると(GRDは約倍の値段がしますので)何ら不満が有りません。っていうか、この値段、ほとんどバナナの叩き売りに近いですよね。このカメラに文句を言う人は、多分、フィルムのカメラなんか使った事が無いんでしょう。足りないところをどう補うかが面白いのだと思うのですが。ただ、町中でのスナップにはちょっと向かないかな、と思いました。焦点距離を最初から固定したままの設定に出来れば行けますけどね(多分、マニュアル設定にすれば良いのかな?)。そういう使い方が出来るのかどうか、未だ使いこなしていないので解りませんけども。やはり、スナップにはGRDは最強なのだろうなと、想像に難く有りません。おそらく従来の操作性は担保されているでしょうから。そういう意味では、APS-Cサイズの素子になったGRはやはり魅力です(先立つものが無くて手が出ませんが、トホホ)。

今後は、街歩きにはフィルムカメラかGRD2で、旅行や家族写真にはEOS Mという使い分けになりそうです。

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  1. 2013/07/28(日) 10:56:12|
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いろいろと有ったこの2週間

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GRD2 ISO100 f7.1 1/270s Isla Mujeres, Mexico

ひさびさの更新。
英国はロイヤル・ベビーで盛り上がっている最中です。今年は寒くて仕方が無い初夏を迎えていましたが、4週間前から急に気温が25度を超え始め、週末は熱波到来で滅多に越えない最高気温30度を記録しました。英国には一般家庭に空調が無いのが普通なので、さすがに此処まで気温が上がると寝苦しい夜を何日か過ごすはめになりました。

実は7月11日から11日間の日程で、日本で行われた国際シンポジウムに招待講演の演者として呼んでいただき、またまた一時帰国していました。この6年間、毛穴が開いた事が一度も無かった僕には、サウナのように暑い厳しい気候は少々堪えましたが、色んな方々と交流出来、中身の濃い実りある一時帰国にすることが出来ました。滞在期間中、国立遺伝学研究所や、東京大学分子発生生物学研究なども訪れて、研究の相談などをさせていただきました。お世話になった皆様、ありがとうございました。

子供たちが今日から夏休みに入り、2年半ぶりに妻と子供たちが日本へ一時帰国します。向こう一ヶ月、やもめの生活になりますが、今回の国際シンポジウムの参加によって、自分の研究におけるいくつかの課題が明確に浮かび上がりましたので、この夏はその課題に集中的に取り組もうと思います。

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  1. 2013/07/25(木) 16:34:19|
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とうとうロンドンにも夏らしい日々がやって来ました。

R0019792.jpg
GRD2 ISO80 f3.5 1/250s

先週末から、大陸からの熱波到来で、漸くと云いますか、ロンドンの気温はとうとう25℃程度まで上昇してきました。昨日の日曜日は28℃くらいまで上がり、例年よりも1ヶ月半遅れくらいで夏らしい天気に恵まれました。向こう2週間ほどはこういう天気に恵まれそうです。

ウインブルドンは、フレッド・ペリー以来、実に77年ぶりに英国人のチャンピオンが誕生しました。ちょっと試合内容は序コビッチがふがいなさすぎた気もしますが、それが勝負の世界ですからね。英国は大変な盛り上がり様で、マリーには既に褒章(Sirの称号)の話まで持ち上がっています。

とはいえ、一番ロンドンのすてきな時期を後にして、今週の木曜日からは再び学会に呼んでいただいたので日本へ一時帰国します。今回は関西には寄る予定が無くて、関東圏のみで仕事をこなしてからロンドンへ帰ることになります。これが済めば、しばらくは落ち着いて研究活動に専念出来そうです。報道では日本は35℃を越えているとの事で、今の時期に日本へ帰る事は少々気が重いです。

GR BLOG トラックバック企画「ブルー」に無理矢理参加

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  1. 2013/07/08(月) 18:18:05|
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プロフィール

Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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