英国医学研究留学記

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帰って来てみると、相変わらずに寒いロンドン

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GRD2 ISO80 f3.2 1/160s
メキシコでおなかを壊す事無く、無事にロンドンへ帰って来ました。
帰って来たら、相変わらず例年よりも寒い夏が続いていて、最高気温は20℃くらいしか無く、30℃越えの世界から帰って来たので風邪を引かないように気を遣うのが大変です。
でも、時差ぼけもだいぶ収まり、日常に復帰しています。
異国の地とは言え、やはり今の生活の場はロンドンで、家へ帰るとほっとしました。
2週間後にはまた招待講演縁者として日本へ一時帰国しますので、疲れを取りながらその準備と、それまでにしておかないと行けない事を根を詰めてこなしている、そんな感じです。
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  1. 2013/06/26(水) 18:25:37|
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国際発生生物学会終了

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GRD2 ISO80 f6.2 1/1250s
昨日の21日に、第17回国際発生生物学会が終了しました。
学会の前日から始まった生物の非対称生に関するサテライト・シンポジウムにも参加しましたので、ちょうど1週間、様々な研究テーマを対象にした純粋科学の世界にどっぷりと浸かり堪能しました。正直、もうくたくたです。

英国に研究拠点を移してからのほぼ6年間、あまり外に自分の研究データをさらけ出したくなかった事(競争と云う観点からです)と、自身の足場を固めるために仕事を優先しようとして来たために、まったく国際学会には参加して来なかったのですが、以前に何度か会ったことがある大御所さん達も未だ僕のことを覚えてくれていましたし、いろんな方々と交流して共同研究の話をまとめたりとかも出来ました。思いもかけず、(iPS細胞の)山中さんと一緒にノーベル賞を受賞されたSir John Gurdon先生とも直接お会いする機会にも恵まれました。なかなか実り多い学会参加に成ったのではと思います。

今回は、リゾートなので参加者が多いと思いきや、日本やオセアニア、欧州から距離的に遠いと云うこともあって、オーストラリアや欧州、日本からの参加者は、8年前に参加した国際発生よりもずっと少なく感じました。それがちょっと残念でした。また、発生生物学と云う、学問としては大変に面白く意義のある学問が、日本や米国を中心とした「今すぐ知識を何に使えるのか」というほんの目先の事だけにしか研究費がファンドされなくなって来ている傾向が拍車をかけているのか、発生生物学全体が廃れつつ有る学問であるかのようになってきつつ有る事を危惧する話をあちこちで耳にしました。今の幹細胞生物学は発生生物学無くしてはあり得なかった事を思うと、幹細胞生物学と発生生物学は切っても切り離せないのですが、科学行政はどこもそのようには考えていないようなのが少し残念に感じます。英国は少しましとはいえ、同じような傾向が強くなって来ていますが、今回の学会で強く感じたのは、初期胚に関するJanet Rossantさんの今まで果たして来た功績や、Sir John Gurdonさんの体細胞の初期化の話等を見るにつけ、英国人達が基礎科学としての(応用科学ではない)幹細胞生物学と発生生物学を牽引して来た(牽引と云うよりもdominateして来たと云う方が正しいかもしれません)のだな、と云う事でした。英国だけは「学問」を大事にして行ってほしいなと思います。次回の国際発生生物学会は、4年後にシンガポールで行われます。

スケジュールがタイトで、最終日に最後の演題発表が終了してから、最後のパーティーまで3時間程時間がありましたので、友人達とほんの2時間だけ、カンクンのビーチに水着に着替えて泳ぎに行くことも出来ました。夕方でしたのであまり日焼けもしませんでしたが、カリブ海のリゾート気分を少しばかり味わいリラックスできたのも良かったです。1日空き時間が有れば、日帰り観光でマヤの遺跡を見に行ったりもしたかったなと云う気もするのですが、仕事が気になるので、月曜日から日常に完全に復帰するべく、とんぼ返りでロンドンへ帰ります。今これを書いているのはチェックアウト前のホテルの部屋で、もうすぐカンクンの空港へと向かいます。

次回の更新はロンドンからになります。

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  1. 2013/06/21(金) 16:27:00|
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純粋科学の楽しさ

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GRD2 ISO80 f6.3 1/500s
学会でカンクンに来ました。
長いフライト(ヒースローからマイアミまで9時間半で、マイアミからカンクンまで1時間と15分)の末に、 やっとカンクンにたどり着きました。朝の6時半に家を出て、ロンドン時間の夜中の12時ごろに到着したので、18時間くらいかかったことになりますか。少々疲れました。暗くて寒いロンドンから来ると、明るい日差し、白いビーチに青い海にテンションが上がるも、ビーチに繰り出したりしてのんびりできそうにないのは残念。

今日は、生物の非対称生をテーマに選んだ、学会のサテライトシンポジウムでした。
普段はものすごく臨床色の強い医学部の中に居るので、久しぶりに「純粋科学」にどっぷり浸かるのは本当に久しぶりな感じで、とても楽しいです(リゾートに居るからじゃないですよ!)。

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  1. 2013/06/16(日) 04:35:38|
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明日からまた海外出張

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GRD2 ISO80 f6.3 1/500s St Andrews Golf Club, St Andrews, Scotland, UK
明日の早朝から、メキシコのカンクンで行われる国際発生生物学会に行って来ます。ネットの環境が良ければ、向こうの写真を滞在中にアップしたいと思います。
それでは、行ってきます!

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  1. 2013/06/13(木) 10:44:45|
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イングランドの小児心臓外科ユニットの行方

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GRD2 ISO80 f5.0 1/400s Edinburgh Castle, Edinburgh, Scotland, UK

2年ほど前に、NHSが現在11個(オックスフォードが手術成績の悪化を理由に手術を停止させられたので、実質10個)あるイングランドの小児心臓外科ユニットを7つに減らそうとする動きを見せていて、その閉鎖の危機にある病院には、ロンドンのRoyal Bromptonも含まれていると云う記事を書きました。
Paediatric Heart Surgery
今日、NHSが、最終的に温存する病院の最終プランを正式に発表しました。結局、Leeds General Infirmary, LeicesterのGlenfield Hospital、そしてロンドンのthe Royal Bromptonを閉鎖したい、と云う事のようです。最終決定は、この10月とか。
Child heart surgery report to be published

以前も書きましたが、Royal Bromptonは、世界的な先天性新奇形の病理学の権威、Anderson先生がかつていらっしゃった病院で、いまでも年間250症例以上の手術をこなし、かつ手術成績も全く問題がない、むしろ世界でもトップクラスと云っていいレベルを維持しているように見えます。法的な闘争では、Royal Bromptonの主張の一部は認められたものの、結局負けていますが、今後、病院のアクセスの不自由になった患者さんやその支持団体からの反発も必至でしょう。たとえば、BBCの記事の受け売りですが、Leedsが閉鎖されればイングランド北方の患者さんは、医療サービスを受けるためにわざわざLiverpoolとかNewcastleまで足を運ばねばならないからです。

NHSの慢性的な資金難が、こういう形で本当に解消されるのか、これは今の政府の緊縮財政とどう関連するのかしないのか、いろいろと個人的には解らない事が多いのですが、成績が一級の病院の部門をあっさりとつぶしてしまおうとする姿勢は、やはり理解し難いですね。
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追記
と思ったら、午後になって、保健医療相がNHSのこの決定を、問題のある意思決定として一旦凍結しろとの命令を出しました。朝のBBCのニュースでも、どちらかと云うと、患者さんサイドの立つと医療サービスとして7つに減らすのはいかがなモノかと云った感じの報道だったので、世論を気にしての事でしょうか?
いったいどうなるんでしょう?
また続報が出たら、レポートします。
Child heart surgery reform suspended

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  1. 2013/06/12(水) 10:09:34|
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Loch Ness

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GRD2 ISO80 f6.3 1/500s Loch Ness, Scotland, UK
小学校1〜2年の頃に、世界の七不思議と云ったようなタイトルの一冊の本を好んで読んでいた記憶が有ります。その本の中に、竜巻とかヒマラヤの雪男などの話に加えて、ネス湖の怪獣ネッシーの話があり、繰り返し何度も読んだものでした。日本からは遠い世界の果てにある湖にまつわる神秘的な話として、記憶に刷り込まれています。

40年後の自分が、まさかそのおとぎ話のような神話的な話の現場を目の前にして立っているなんて、その本を読んでいる瞬間には当時の自分は思いもしませんでした。人生とは解んないものですね。

今ではネッシーは結局はいたずらや誤認ではないかと思う人が多いようですが、完全に否定もされていないようです。まあ、科学的に「無いモノを無い」と云いきるのは、「あるモノを有る」と云うよりも遥かに難しいのですけど。

比較的に恵まれた天気の下で目の前にするネス湖ですら何となく神秘的な佇まいを感じましたから、典型的などんよりしたスコットランドの天気の下で見るネス湖は、さぞ神秘的な風景に映るのだろうなと、想像に難くないですね。英国は基本的に景色が本当に大きくは変わらないですから、自分が見たこの瞬間の景色と、40年前に自分が子供の頃に見ることが出来たネス湖も、ぱっと見はあまり大きくは変わらないのではないかなと云う気がします。だとすると、変わらない景色が示唆するかのごとく、時間が止まってしまっているかのように太古の恐竜が未だ生息していると云う話もあり得るのかもと、人々に思わせるような雰囲気が、ここには有る気がします。

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  1. 2013/06/11(火) 15:55:22|
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日常へ

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GRD2 ISO80 f2.3 1/160s Inverness Castle, Scotland, UK

遊びに来ていた両親が週末に日本へと帰国しました。またまた、我が一家は日常へと復帰です。

週末からの国際学会に向け、今週はその準備(旅行の準備や発表用の資料作成など)と、今書いている研究費の申請書作りなど、デスクワークに終始しています。ちょっと目が疲れますね、ずっとMacの前に座っているのも。

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  1. 2013/06/10(月) 17:34:02|
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来週には、また国際学会

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GRD2 ISO80 f8.0 1/1000s

とてもいい天気が続いているロンドンです。最高気温も20℃くらいで、最高に過ごしやすい天気が続いています。

子供たちのハーフターム休みも月曜日で終わり、火曜日から通常の日常に復帰しましたが、僕の両親はまだうちに滞在していて、今週末に帰国予定です。そんなこんなで、相変わらずのばたばた生活は続いています。

そして、来週の金曜日には、国際発生生物学会に参加するためメキシコのカンクンに行きます。サテライト・シンポジウムへの参加も含めて、1週間とちょっと、またまた英国外へ出ることになります。めちゃくちゃメジャーなリゾートだそうですが、学会の予定は早朝から夜までですし、仕事が気になるので学会の前後でエキストラの滞在予定もしていないので、あまりリゾートで行われるからと云って思い入れも有りませんが、写真を撮る時間くらいは見つけたいなと思います。久々にRolleiflexで撮ろうかな。

写真はスコットランドで撮った写真。007 Skyfallでこんな景色出て来たような気がします。

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  1. 2013/06/06(木) 16:08:40|
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家族旅行でScotlandへ

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GRD2 ISO80 f3.9 1/250s Princes Street, Edinburgh

子供たちのハーフ・ターム休みに合わせて、僕の両親が遊びに来ています。
せっかくなので、僕以外は行った事が無いと云うので、僕の家族と両親とでScotlandへ旅行に行ってきました。

Edinburghまでヒースロー空港から1時間足らずのフライトで、そこでレンタカーを借り、Edinburghに一泊。
Edinburgh観光後に、ゴルフの聖地であるSt Sndrewsに向かい、そこで昼食と観光をした後、Invernessへ。Invernessで一泊した後、ネス湖(Loch Ness)の西側の湖畔を南下し、007 Skyfallの撮影にも使われたGlencoeを経て、Loch Lomond and the Trossachs National Parkを通過し、Glasgowへ出て、Edinburgh空港からLondonへ帰って来ました。

Edinburghは8年か9年ぶりでしたが、やっぱり景観は素晴らしかったです。ネス湖は晴れた時に見るよりも、曇ってどんよりしている時の方が雰囲気が有るのかも知れません。一番印象的だったのは、GlencoeからLoch Lomond and the Trossachs National Parkにかけての景色でした。車を運転していたのであまり景色の写真を撮れ無かったのが残念です。007 Skyfallの最後の方で出てくる荒れた山岳地域の景色がちょうどGlencoeのあたりに相当します。

今回は駆け足での観光でしたが、機会があれば、もう少しゆったりと足を運びたくなる場所でした。

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  1. 2013/06/04(火) 21:42:44|
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プロフィール

Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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