1週間程先にガソリンを運搬するタンクローリの運転手達がストを観光するというニュースが流れたとたんに、ガソリンが買えなくなるかもという憶測が広がり、市民が一斉にガススタンドに並んでガソリンを満タンにする事態が生じ、家の近所のガソリンスタンドからガソリンが無くなってしまいました。ニュースなどでは冷静になるように呼びかけていますが、イギリスでも日本でよく見るような「集団ヒステリー」ともいうべきこういう事態が起こりえるのだとちょっとびっくりしました。もっとも、周囲の者に意見を聞くと、ロンドンは移民が多いので、その正ではないかという意見も聞きました。本当の所は良くわかりません。ただ、報道では、週明けには皆が冷静になって元の日常に戻るだろうとの事です。日本で見かけるような、「月単位で続く」パニックにはなりそうな気配はありません。 Fuel strike: Advice to drivers changed after panic buying
Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。