GRD2 ISO400 f2.4 1/30s
今週は雨が多いです。気温は週明けに一時下がりましたが、週末に向け次第に上がってきています。
週末は、サクラの木がある近所の公園では、花見には丁度良いかもしれません。こちらでは「花見」なる習慣はないので、場所取り何ぞも必要なく、ぶらっと行って楽しんで帰って来れるのが良いかもしれませんが、いかんせん、日本のようにサクラの木がまとまって植えてあるところを探すのが難しかったりします。
今週の火曜日には、午前中に大学で教職員対象の講習会を受講せねばならなかったため、別のキャンパスに赴いて履修した後、ちょっと仕事を抜け出して葉加瀬太郎氏のライブを妻と楽しんできました。葉加瀬氏は、東日本大震災へのチャリティ・コンサートをロンドンで定期的に開催してこられましたが、これもその一環で、ロンドン北部のHighgateという街のとある協会で開催されました。氏の古くからのご友人がロンドン北部にお住まいで、この方が町中だけでなくロンドン北部でも是非にお願いしますと氏にお願いされ、実現の運びとなったと聞きました。この氏のご友人と言う方は、妻の参加するお料理教室の先生なのです。ロンドンには、日本人が多く住む地域はだいたい決まっていて、西のActon、北のFinchley、南西のWimbledon、そしてもはやロンドンとは言えないのですが(Surrey州になります)Croydonに日本人が集中しています。語学留学の学生さんなどは、町中が楽しいでしょうが、家族持ちが住めるスペースの家を町中で借りるのは、ものすごく高くつきます。東京の代官山辺りの家賃を想像して頂ければ近いのじゃないかと思う訳です。また、郊外の方がもちろん治安も良いので、子育て世代の企業駐在などは必然、郊外に居を構える事となる訳です。特に「北で」と言うのは、恐らくFinchley地区に住んでいる日本人コロニーを特に意識したものと言って良いでしょう。ロンドンでは一般に東へ行くほど、また南に行くほど治安は悪化します。
英国に居るとクラシック音楽は日本にいる時と違いとても身近なのですが、それでもなかなかコンサートに子供を連れては行けません。それは、「大人の時間・場所」と「子供の時間・場所」と言うのが厳格に区別されているからです。ただし、子供連れを対象にしたコンサート企画、たとえばBBC PROMSのFamily dayなんかはもちろん大丈夫ですが、そういう特別企画でないと、特に小さいお子さん連れは難しいんですね。今回は、この氏のご友人、妻の料理教室の先生は、特別に子育て世代の主婦層も参加し楽しめるようにと、「子供連れ/赤ちゃん連れOK」というコンサートをお願いしていたのでした。元小児科医としては、こんなに乳幼児を抱えたお母さん達が居たんだ、と少々驚きました。
子供連れOKの昼間のライブとあって、やや短めの1時間ちょっとのライブでしたが、氏のヒット曲(情熱大陸など)、Kreislerの曲、Massenetのタイス瞑想曲といったクラッシックの有名曲を織り交ぜ、なかなか楽しませてくれました。さすが大阪出身、しゃべりもなかなかオモロかったです。氏自身が現在ロンドン在住ならではで、日本ではこの距離感で氏のライブは聴けないのではないでしょうか。これも海外在住ならではの役得と言えそうです。距離感は近いのに、
GRD2 は広角28mmのレンズなので、「妻に写真撮っておいて」と言われ撮った写真(掲載の写真)を妻に見せたら爆笑されてしまいました。ギャグと思われたようです。デジカメはこれしか持っていないので、こっちは大まじめです!
収益は、東北レインボーハウスへ寄付されるそうです。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記
2012/03/09(金) 13:07:44 |
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