Rolleiflex 3.5F Schneider Kreuznach Xenotar 75mm f3.5 / Kodak BW400 /At Home, London, UK
暦では霜降ですが、大阪では霜が降りるなんてまだまだ先のことでしょう。
今日のロンドンは最高気温も19℃ほどまで上がりました。日差しの差し込む窓際で本など読んでいると、このまま昼寝をしたくなるような、気持ちのよいとても穏やかな天気でした。数日は比較的高めの気温で推移するようです。
写真の中央に映っているのは2年ほど前に息子にこちらで買ったPower Ranger RPGに出てくるロボットです。幼稚園から小学校低学年の男の子のお子さんをお持ちの方ならば、どこかで見たことがあるなぁと気づかれる方もおられるはず。そう、これは3年間に日本で放送されていたスーパー戦隊シリーズ「炎神戦隊ゴーオンジャー」に出てくる「エンジンオー」なるロボットと全く同じです。
なぜ、戦隊モノのおもちゃが英国で売っているかというと、日本で放送された戦隊モノは、約一年から2年くらい遅れてディズニーがプロデュースする形で、役者さんと設定をこちらのキャストにすげ替え、Power Rangerとして放送されているのです。おもちゃ屋さんだけではなくて、ディズニーストアでも普通に売っています。面白いのは、こういったロボットやメカでの特撮による戦闘シーンなどは、撮り直すと時間もお金もかかるんでしょうね、日本で放送された映像をそのまま使い回しているので、「特撮の町並みはどう見てもアメリカなどの外国ではなくて日本そのもの」で、「日本語の看板が見えていたりする」のが結構笑えます。ちなみに、ゴーオンジャーの後の侍戦隊シンケンジャーはどないすんのやろうと興味津々でしたが、Power Ranger Samuraiです(そのまんま、笑)。オリエンタリズムが受けているんですかね。日本での放送では「モヂカラ」なるモノで変身するのですが、「火」「土」「水」などの漢字が変身したマスクの上にデザインされていますが、それもそのまんま。多分外人は意味は判らなくても漢字を「cool」と勘違いしているんじゃないかと想像します(ちなみに、5人の文字は基本は「火」「水」「土」「木」「天」で、天以外はレインボーマンのパクリ?)。
息子も小学校2年生になり、あまり戦隊モノを見なくなりました。一時だけかぶれるこういったものは気がつくと消えて行くので、記憶代わりにとフィルムに納めておきました。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記
2011/10/23(日) 12:28:59 |
英国
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