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英国医学研究留学記

文章を書く力

Nikkor50E100G007.jpg
Nikon FM3A Ai Nikkor 45mm f2.8P Kodak E100G
再来週の木曜日が締め切りの医学部学部生のBMedSciコースの論文の仕上げの作業に終始して、この週末は時間が過ぎて行っています。締め切りの数日前には、最終形に近い形で、教授に一度見せないと行けないので、実質的にはもう1週間くらいしか時間がありません。
この週末は学生が書いたたたき台に目を通して、アドバイスしたり一部手を加えたりしながらメールでやり取りしているのですが、去年と比べて今年の学生はさらにこんなに書けないのかとちょっとびっくりしています。文法もむちゃくちゃだし、僕が書く文章の方が(内容はもちろんですが英語の文章として)マシやんか!!と言いたくなって来て、ちょっといささかうんざりして来ました。
そもそも、論文の各パートについて、「こういうストーリーで、こういう論旨で書いたら良い」「図録はこういうものを作ったら良い(しかも、絵コンテを描いて、具体的に指示してある)」と言うような打ち合わせを綿密に行っていたにも拘らず、全然違うものを書いて送って来たりした日には、
「人の話を聞いとんのか!!!」
(ノ`Д´)ノ ==== ┻━┻ (←ちゃぶ台、ひっくり返しています)
と叫びたくなります。
議事録として、箇条書きでプリントアウトした書類まで渡しているにも関わらずです。
う~ん、ついつい愚痴っぽくなってしまいました。
考えてみたら、日本人の全員が良い文書を書けるかと言うとそういう訳ではないのと同じなんですけどね......
僕は英国に来る前にもっと英語で文章を書く力を磨いておくべきだったとすごく後悔しましたが、英国人でこういう僕が見てもダメダメなレベルの連中は、もちろん大学でのポジションなどとはほど遠い存在なんでしょうけどね。
医者として仕事をしても、レターとかは書かないと行けないはずなんだけどなぁ。
頼むから研究に専念させてくれ~←心の叫び
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/04/30(土) 20:02:45|
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Royal Wedding

Nikkor50E100G008.jpg
Nikon FM3A Ai Nikkor 50mm f1.4S Kodak E100G
今日はロイヤル・ウェディングのため国民の休日でした。月曜日がメーデーでやはり休日なので、先週末のイースターの4連休に引き続き、今週末も4連休です。日本よりも一足先に、GWがやって来た感じでしょうか。

意外と盛り上がりに欠けているなと思っていたロイヤル・ウェディングですが、家族で朝の10時からTVの前に陣取って、BBCによる中継を見ていました。沿道には英国の旗を振る多くの市民が居て、やっぱりそれなりの関心は皆さん有ったのだな(あれが全部観光客ではなさそうでしたから)と思いました。夜はバッキンガム宮殿におけるセレモニー(ダンス・パーティもある?)の中継が有ります。

写真は、やはり5年程前の桜の季節に撮ったユキヤナギです。真っ白な花ですし寄って撮ると華やかなので、今日の気分に合うと思いました。例年、桜の満開のちょっと前に満開になりますね。これは大学構内のものでしたが、大学や循環器病センター周囲にも結構あって、目で楽しんでいました。

長女が生まれたのを機に、マニュアル式一眼レフのNikon FM3Aを手にしたのがカメラにはまったきっかけでした。FM3Aは新品で買った数少ないカメラの一つです。Nikonのこの一眼レフはとても使いやすいのですが、写真のデータを撮るためにおいてあった研究室のNikon F3といじり比べると、どうしても最高級機であったF3に操作感は見劣りしてしまうので、その後中古でF3も購入するはめになりました(笑)。写真を撮ると言うメカニズムには直接関係のないフィルムを巻き上げ時の剛性感や感触とか、シャッターを切った時の感触は、F3は素晴らしいと思います。でも、実際にはF3(操作感は最高ですが、電池が無いと動かないのと若干重いので)よりもFM3Aに手が伸びる事が多いです。

Nikonのレンズはどれも癖が無くて、ある意味ニュートラルな気がします。別の言い方をすると、Zeissのレンズなんかと比べると、ちょっと面白みに欠けるかも知れません。Zeissのレンズと違ってあがって来た写真を見て「おお~っ」と視覚的なインプレッションに驚く事はあまり無いのですが、仕事はきっちりしてくれる、そういう感触です。良く云われている様に、Nikonは報道向き、Zeissは創作活動向き、と言うのは言えているのかも知れません。

追記;夜のBBCのニュースで、米国アラバマでの記録的な竜巻についての報道を見ました。surgeon24hrsさんとご家族に被害が無くて良かったです。日本で起こった地震と言い竜巻と言い、自然の猛威の前にはなんて我々は無力なのだろうと愕然としてしまいます。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/04/29(金) 18:29:34|
  2. 英国
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意外と盛り上がらない?

Nikkor50E100G012.jpg
Nikon FM3A Ai Nikkor 45mm f2.8P Kodak E100G
Royal weddingが近づき、報道は関連したものが増えている印象ですが、お隣さんのインド系英国人の老夫婦に聞く所によると、70%の英国人が、あまりこのRoyal weddingに「あまり関心が無い」のだそうです。
これは意外。
となると、盛り上がっているのは、大方が観光客なのかも知れません。

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  1. 2011/04/28(木) 20:02:27|
  2. 英国
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日本人的美意識

Nikkor50E100G014.jpg
Nikon FM3A Ai Nikkor 85mm f1.4S Kodak E100G
散ってしまった桜の花びらに儚さといったsympathyを持つのは、日本人独特の感性だという気がします。

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  1. 2011/04/27(水) 14:08:47|
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サクラ・サクラ・サクラ!

Nikkor50E100G006.jpg

Nikkor50E100G005.jpg

Nikkor50E100G009.jpg
Nikon FM3A Ai Nikkor 85mm f1.4S PL filter Kodak E100G
5年前の大阪で撮った桜の写真です。
大学生の頃は夜桜が良いなんて思っていましたが、今は断然に晴天下が一番美しいと思います。
ソメイヨシノはやっぱり良いですね。
デジカメも良いんですけど、こうして見るとポジ・フィルムもなかなか捨て難いです。

連休が空け、仕事に復帰ですが、デスク・ワークがてんこ盛り。
今週一杯は、学部学生の論文作成に追われて終りそうです。

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  1. 2011/04/26(火) 21:48:29|
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連休最終日

T2RVP001.jpg
Contax T2 Sonnar T* 38mm f2.8 Fuji RVP F
連休最終日ですが、ちょっとばかり仕事。
午後はちょっと公園にでも散歩に(子供たちにせがまれて、笑)。

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  1. 2011/04/25(月) 11:07:47|
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イースター

T3RVP001.jpg
Contax T3 Sonnar T* 35mm f2.8 Fuji RVP100
新しい家に無事に引っ越しました。
英国は、イースター休暇のまっただ中。4連休中です。金曜日がGood Fridayで休日、月曜日がHappy MondayでBank Holidayになっています。

とは言うものの、まだ新居に移した荷物が片付いていませんし、今まで住んでいた家をきれいにして大家さんに明け渡さないと行けないので、引っ越し関連でまだまだばたばたしています。その上に、今面倒を見ているBMedSciコースを採択した医学部学部生の論文の提出期限が5月9日であるため、これの面倒をみることと自分自身の書類仕事に忙殺されて、あまり連休と言う感じがしません。英国人の学生でも、いざ書かせてみるとこういう論文の類いは「全然書けない」んですね。これから2週間はそうとうこれに時間を費やさねばならない予感がします
子供たちからは、せっかくの休みなのにと、ブーイングを浴びています(笑)。

写真は今から7年前(2004年)の丁度今頃に撮った写真です。Contax T3は、T2の写りに感激し、新設計のゾナー・レンズの写りがどうしても試してみたくて、新品で購入しました。京セラがまさかこの1年後にカメラ事業から撤退するなんて、想像もしていませんでした。当時は現行Zeissレンズを使いたければ京セラContaxしか選択肢がありませんでしたが、いまはいろいろと選択肢があって、当時の孤高のブランドイメージを維持するのは現在では難しいかも知れませんね。

T2と違って、すごくすっきりくっきり写るレンズと云う印象を持っていますが、はまった時の立体感はさすがZeissと唸りたくなるような写真が時に撮れたりします。もちろん、高級コンパクト・カメラの範疇ですから、ポジ・フィルムでの使用も何ら問題が有りません。レンズの性能は圧倒的にT2のゾナーよりも進化しているのですが、「アジ」が有るのはどちらかと云われると、T2の方が雰囲気が有る気がします。欧州を撮り歩くのには、T2で撮る方が雰囲気が出る気がしますが、残念ながら、英国にてまだ撮り比べていません。そのうちに、と考えています。

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  1. 2011/04/24(日) 23:55:25|
  2. Contax T3
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花盛り

R0018459.jpg
GRD2 ISO100 f7.1 1/400s
引っ越しをする為に、忙しくしていますので、コメントへのお返事は遅くなります。
御了承ください。
明日は更新、難しいかもしれません。

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  1. 2011/04/20(水) 00:00:01|
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London Snap

imgSumma009.jpg
Leica M3 Summarit 5cm f1.5 Kodak BW400
これでフィルムで撮った手持ちの写真は全て終了です。
フィルムの写真は、撮り終えた分を現像したらまた掲載します。

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  1. 2011/04/19(火) 00:00:12|
  2. Leica
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英国で春を感じさせる花と云えば.....

R0018498.jpg
GRD2 ISO80 f4.0 1/250s
今年もブルー・ベルが咲き始めました。英国人に取っては、桜よりもこちらの方に春を強く感じる事でしょう。ラベンダーよりも若干明るい色合いでしょうか。しばらくあちらこちらで群生している花を楽しめます。

いろいろと自分の研究以外の教育上の仕事(要するに医学部の学部学生を相手にする事なのですが)もあって、忙しくしている最中に、英国に来て3年半しか経っていないのに、今週の水曜日にもう渡英後2度目の引っ越しをする予定になっています。
今度はちょっと広い家になりますが、そんなこんなで余計にばたばたしております。

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  1. 2011/04/18(月) 00:00:01|
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London Snap

T2AgfaVista016.jpg
Contax T2 Zeiss Sonnar 38mm f2.8 Agfa Vista 400

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  1. 2011/04/16(土) 23:42:36|
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花言葉は「思いやり・愛の告白」

R0018441.jpg
GRD2 ISO80 f3.2 1/125s マクロ
ばたばたしています。今日の誕生花はチューリップだそうです。

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  1. 2011/04/16(土) 00:00:01|
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清明

R0018462.jpg
GRD2 ISO80 f5.0 1/320s
昨日から若干気温が下がり、15℃以下と肌寒いです。
週末はまた20℃に戻るとの予報です。

4月15日はレオナルド・ダビンチの誕生日なんだそうな。

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  1. 2011/04/15(金) 00:00:01|
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London Snap

R0018440.jpg
GRD2 ISO80 f4.5 1/320s
ロンドンの桜も、かなり終盤にさしかかってきた感じです。
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  1. 2011/04/14(木) 00:00:01|
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不人気

imgRXP007.jpg
Rolleiflex 3.5F Xenotar 75mm f3.5 Fuji RXP (これ、実は千里中央です、笑)。
ポスドクS君(英国人)の送別会の記事で(「医学部卒後の進路」参照)、南ア出身の女の子とのおしゃべりの話を書きましたが、その子との会話で気になった話題をもう一点。それは、どうやら「英国でも小児科は医学部の学生には不人気の分野」であるという事でした。彼女も、小児科医にはなりたくないとのこと。
理由を聞くと、
1.子供は泣くばかりで、自分で何がしんどいのかを教えてくれない。
2.子供だけ診れば良いのじゃなくて、親も一緒にケアしないと行けないのが大変(親の言うクレームに耳を傾けるのは、やっていられない)。
3.忙しい(子供の医療は、大人と同じ事をする場合にも大人以上に手間ひまがかかる)。
とのこと。

驚いたのは、日本で小児科が不人気である理由と「ほぼ一緒」な事でした。この国で日本と違う点の一つは、例えば小児科や心臓外科といった専門を標榜できる専門医/認定医の数はコントロールされているために、競争の激しい分野へ行くと食い扶持がないかもしれない点です。となると、なりたくもなかったのに仕方なく小児科医になって嫌々子供を診ているケースがもしあるとしたらあまりよろしくない気もするのですが、一方では不人気でも数は担保されるような仕組みになっているとも考えられます。

学生さんが挙げた上記の3つは、確かにそうなのですけど、もしかすると日本の医学部の学生さんがこのブログを見る機会があるやも知れませんので、小児科医として若干の反論をしておこうと思います。

1.ですが、これは慣れれば解決できます。大人と比べて後天的な病気は少なく、しかもお年寄りのようにいくつもの疾患が重なって存在する事も少ないため、考えねばならない事はそんなにたくさんは実はないのです。しかも、子供を連れてきたお父さんかお母さん(普通はお母さんが子供を家で世話しているので、母親から情報を取る方が情報量は普通多いです)に話を丁寧に聞く事で、ほとんどの場合は何がしんどくて機嫌が悪いのかは判断できるようになりますので、全く心配はありません。成人を見る内科と大きく違う点は、成長に合わせて(年齢に合わせて)生理的な特徴などを考慮して考えねばならない点でしょうか。小児科医の本質は、「いかにして子供たちを本人のもちうる能力の限り大人にまで成長させてやるか」に有ると云えるでしょうか。

2.ですが、たしかに小さいお子さんの親御さんはまず若いので、礼儀を知らない無礼な振る舞いをする人も確かに大人を診ている場合よりも多いです。でも、親御さんと向き合わねば小児科医の仕事になりません。内科/外科は病気のご本人と基本的には意思の疎通がないと治療にならないのですが、小児科の場合は極論すると、親と上手く意思疎通がはかれるならば子供が嫌いでも小児科医として仕事をする事は可能です。実は、子供よりも親御さんと如何に上手くつきあえるかがずっと重要なのです。ここが保母さんと本質的に全く違う点でしょうか。僕自身も嫌な思いをした事はもちろんありますが(もちろん、反対に、僕が気づかない所で何気ない僕の一言で傷ついたご両親もおられる事と思いますが)、先方が「子供のために必死である」「医学的知識のない素人である」事が理解できれば、案外とひどいことを言われてもどこかで許せるモノです。高所からモノを云うのではなく、同じ目線である事が大事と感じます。親がうるさくいろんなことを言うからという話も学生さんの口から出ましたが、大人の患者さんでもうるさい人はいますし、大人が訴える不定愁訴はバリエーションが多いのですから、見方を変えれば一緒じゃないでしょうか。家庭医的な仕事も、子供と親の双方をケアすることになれている小児科医は向いていると思っています。

3.に関しては、反論の余地もありません。むしろ、子供は手間ひまがかかっている事を行政が認識していただきたい。小児麻酔や小児外科などで小児の特殊性が認められ診療報酬も高く設定されているのに、小児科では特殊性を認められないなどというのは、無知を通り越して小児科に対する差別にすら感じます。小児科は手間がかかるのに病院の儲けにはならない仕組みのため、こういう不採算部門には人的資源もあまり割いてもらえないケースが日本では多いと感じていました(忙しいのに小児科医の数を増やしてもらえないとか)。日本に於いて小児科医が必要以上に多忙な状況に追い込まれているのは、システムの問題に依る所が大きいのだと思います。英国ではどうなのか、英国の小児科医と話す機会がいまのところ無いので、何とも言えませんが。

子供は未来の労働力でもありますから、子供の医療に力を入れる事は、僕は国益にかなうと信じています(もちろん老人への医療をないがしろにしろとは言っていませんよ!)。NICU(新生児集中治療室)で働いていたときに、日常的に出生後に自力で呼吸を確立できなかった赤ちゃん達に蘇生を施していました。手を貸さなければ、そういう赤ちゃん達は多くが亡くなってしまったと思います。その子達が元気に大きくなってくれれば、きざな言い方ですが歴史を替えたのに等しい気がしませんか?小児科の医療は、やってみないと分からない魅力があると思います。ポリクリ(臨床実習)でちょっとかじったくらいで医学部の学生に「小児科は....」と何もかも分かったかのようには、正直、云われたくは有りません。←僕もかつては「ちょっとかじったくらいの学生」だったのですけどね.....、立場が変わると人間はずいぶんと勝手な事が云えるモノだと自分のことながら思いますが、これが今の本音です(笑)。

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  1. 2011/04/13(水) 00:00:01|
  2. 英国
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London Snap

imgSumma019.jpg
Leica M3 Summarit 5cm f1.5 Kodak BW400

テーマ:フィルムカメラ - ジャンル:写真

  1. 2011/04/12(火) 00:04:47|
  2. Leica
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陽春

R0018449.jpg
GRD2 ISO80 f6.3 1/500s
晴天が続いているロンドンです。爽やかに晴れ渡り、朝の出勤時もとても清々しい気持ちにさせてもらえて、今週も頑張ろうと言う気持ちになります。新芽も芽吹き、若々しい新緑も爽やかさを一層際立たせてくれています。今のロンドンは正に「陽春」、春真っ盛りと言う感じですが、週の半ばにかけては最高気温が土日の20℃から10℃くらいまで下がる予報で、英国の季節はやっぱり油断がなりません。3年前には4月に雪が降りましたしね。

注目していた東京都知事選は、僕の予想通りでした。東国原氏が.....もしかしたらとも思いましたが、やはり危機感が強い時には、あまり大きな変革は皆が望まないのは当然かも知れません。一方、我らが大阪では、府議会では大阪維新の会が過半数を獲得し、市議会でも第1党へ。「大阪都構想」の詳しい内容を把握していないので具体的に踏み込んだ感想も何も無いのですけど、あまり財政状況については最近は良い話を聞いた事が無い大阪市と府が良い方向に向いてくれればと願います。

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  1. 2011/04/11(月) 00:00:01|
  2. GRD2
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London Snap

T2AgfaVista020.jpg
Contax T2 Zeiss Sonnar 38mm f2.8 Agfa Vista 400
この白い花も桜の一種と思います。大学の中庭の一番大きい木で、今が満開です。
ただし、この写真は3年前にContax T2で撮った景色ですが。

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  1. 2011/04/10(日) 10:01:28|
  2. Contax T2
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London snap

R0018461.jpg
GRD2 ISO80 f7.1 1/290s
銀塩カメラの写真ももう少し有るのですが、たまには最近のロンドンの風景をデジタルで。
ここはUCLに所属するInstitute of Child Healthのすぐ側で見つけた桜の木です。
この研究所は欧州最大の小児病院Great Ormond Street Hospital for Childrenに併設されています。
先日の記事に書いたPaulを始め、何人か既知を得た研究者達がここで仕事をしています。
この週末はロンドンの最高気温は20℃程有り、気持ちのよい春の日差しを楽しんでいます。

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  1. 2011/04/09(土) 16:26:32|
  2. GRD2
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London Snap

imgSumma020.jpg
Leica M3 Summarit 5cm f1.5 Kodak BW400

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  1. 2011/04/08(金) 00:00:01|
  2. Leica
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London Snap

imgSumma007.jpg
Leica M3 Summarit 5cm f1.5 Kodak BW400
今週の金曜日が締め切りのSSC2aと云う医学部2年生の実習(病気を一つ自分で選び、それに関する研究論文を一本読んで、病気にたいする口頭のプレゼンをした上で、論文をレビューするレポートを提出すると言うもの)が大詰めを迎え、レポートの内容を少しでも良くしたいと言う2人の学生が、水曜日の段階で最後にもう一回目を通してアドバイスをくれと、提出前のdraftをメールで送って来ました。この2人は熱心で、それには応えてあげないと行けないので、wordのファイルのたたき台にコメントを記入して木曜の午前中に送り返しました。この2週間で2人ともとても内容が良くなっていたので、明日提出されるレポートには良い点数をあげられそうです。
実は、上記2人以外にもう一人僕がチューターをしている学生がいるのですが、コチラから「提出前にいちど見てあげるよ」とメールしてもなしのつぶてです。内容が良ければ良いのですが、医学部の2年生で科学的論評は初めてのはずなので自力ではなかなか難しいのじゃないかなと思います(熱心な二人も、第1稿は全くなっていませんでした)。僕たちでも、研究費申請書も論文も、色んな人に読んでもらい批判してもらう事によって、書き直して行くうちに良いものになって行きますからね。

木曜日は、昼からLondon Heart Development Meetingという心奇形の成因を研究している「オタク」の会に参加しました。今回は(内容は専門的なので割愛しますが)、なかなか内容的にほほ~っと思う発表が多くて、なかなか刺激的でした。
この会は年2回開かれていて、この3年間で驚く程広域から多くの人が参加する様になりました。この会の世話人をしている2人の研究者は、僕がロンドンに来る少し前から既知を得る機会があってそれ以来仲良くしてもらっているのですが、そのうちの一人、この分野では若手のホープであるPaul Rileyさんは、この夏にUCLからオックスフォードへ移ることになると聞きました(もちろん教授です)。おめでとうと云わねばならない所なのですが、彼にはロンドンに来る前から人を紹介してもらったり判らない事を教えてもらったり、本当に世話になって来ました。彼がロンドンから去るのはちょっとばかり寂しい気がします。

いまちょっと日本の新聞のサイトを覗いたら、震度6強の余震との報道で、驚きました。被害が大きくならない事をただただ祈るしか出来ません。金曜日は、ロンドンのMill HillにあるMRC傘下のNational Institute for Medical Research(国立医学研究所)にいる日本人研究者の方々が、今回の震災へのチャリティ・セールをする予定です。僕たちの研究室でも、チャリティは続行中です。

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  1. 2011/04/07(木) 19:58:58|
  2. Leica
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London Snap

T2AgfaVista025.jpg
Contax T2 Zeiss Sonnar 38mm f2.8 Agfa Vista 400

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  1. 2011/04/07(木) 00:00:01|
  2. Contax T2
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London Snap

imgSumma015.jpg
Leica M3 Summarit 5cm f1.5 Kodak BW400

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  1. 2011/04/06(水) 08:00:00|
  2. Leica
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London Snap

imgSumma010.jpg
Leica M3 Summarit 5cm f1.5 Kodak BW400
こうして使っていると、癖玉と言ってあまり人気がないSummaritも、開放はさすがにホワホワですが絞れば普通に使えます。
レンズの曇り等で傷んでいる個体も多いと聞きますが、人気がない分、中古価格も安いので(僕はただでもらっちゃったのですが)このレンズは狙い目と思います。

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  1. 2011/04/05(火) 00:00:01|
  2. Leica
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Mother's day

T2AgfaVista021.jpg
Contax T2 Zeiss Sonnar 38mm f2.8 Agfa Vista 400
ザラブレ感が、モネの絵みたいです。デジタルではこういう絵にはならないですね~。
日曜日は英国では「母の日」でした。
日本とは全く時期が違いますが、Tescoなどのスーパーでは、皆が花を買っていました。

テーマ:フィルムカメラ - ジャンル:写真

  1. 2011/04/04(月) 00:00:01|
  2. Contax T2
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London Snap

imgSumma022.jpg
Leica M3 Summarit 5cm f1.5 Kodak BW400

テーマ:フィルムカメラ - ジャンル:写真

  1. 2011/04/03(日) 00:00:01|
  2. Leica
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London Snap

imgSumma017.jpg
Leica M3 Summarit 5cm f1.5 Kodak BW400

テーマ:フィルムカメラ - ジャンル:写真

  1. 2011/04/02(土) 00:30:00|
  2. Leica
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London Snap

T2AgfaVista019.jpg
Contax T2 Sonnar T* 38mm f2.8 Agfa Vista 400
April Foolですが、気の利いたシャレは思い浮かびません......

テーマ:フィルムカメラ - ジャンル:写真

  1. 2011/04/01(金) 08:44:00|
  2. Contax T2
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プロフィール

Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

当ブログの写真および記事とは直接関係がないと判断したコメントやトラックバックは、申し訳ありませんが削除させていただきます。ご了承ください。

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