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英国医学研究留学記

サンシンの日

imgRXP004.jpg
Rolleiflex 3.5F Xenotar 75mm f3.5 Fuji RXP
以前写真をアップした寒桜とは違う桜の木が、大学の構内で花を咲かせ始めました。
とうとう春がやってきた気になってきましたが、それと裏腹に肌寒い日が続いています。
今週末は、いずれの日も最低気温が2℃前後、最高気温は7℃前後と予想されています。

ブログから足が遠のいている間に、いろんな出来事がありました。反政府運動はリビアにまで飛び火して、とうとうカダフィ体制も崩れ去ろうとしています。おそらく、現在この動きを一番警戒している国は、中国と北朝鮮じゃないかと思います。旧英国領としては、ニュージーランドでの地震災害の報道も、志し高く海外での活躍を夢見た多くの日本人の方々が巻き込まれた事に、胸が痛みます。

今週は、まずは仕事に復帰して、仕事を元の軌道に乗せるための作業に終始しました。
今日は、教授と研究の進捗状況の確認の個人的なミーティングを持った意外では、来週が締め切りのPBLモデュールで医学部の1年生たちに課せられたレポートの採点に終始してしまい、これで一日が終わってしまいそうです。
来週からは、ぼちぼちとアクセルを踏み始めないと行けません。

写真は、Rolleiflex 3.5Fで撮ったもので、どこの風景かというとロンドンじゃなくて、4年前にjob huntingで訪問したオーストラリアはシドニーの写真です。先日のライカで撮った写真のフィルムと同様、未現像のポジフィルムが出てきたので現像したのですが、これもあまりぱっとしない写真ばかりで正直がっかり。しかも、この時は研究室でのインタビューを受けるのが目的だったので、有名観光地のどこにも立ち寄らずに、たった2泊で日本へ帰ってきたので、なんでシドニーへ行ったのにこんな写真しか無いの?という感じでなんともお恥ずかしい限り。この写真を撮ったRolleiflexはSchneider-Kreuznach製のレンズ、Xenotar 75mm f3.5が付いている最初期型のモノで、シリアル番号からすると1959~60年製造のようです。もう一台持っている2.8FXよりも焦点距離が5mm短く、開放絞りも一段暗いf3.5なのですが、2.8FXよりもこちらを使う方が実は好きです。どうしてもZeiss製レンズのPlanarが付いている方が人気が高いようで、これを買ったときにはPlanar付きのと比べるとずいぶんと値段が安かったのです。実際に使ってみるとSchneiderのレンズは凄く良くて、むしろ使っている人が少ないというのが個人的には嬉かったりします(屈折していますね、笑)。

暦をみると、今日3月4日は語呂合わせでミシンの日、サッシの日、雑誌の日などなど。沖縄の楽器、三線の日でもあるそうで、ロンドンから遠い沖縄の珊瑚礁の海を憧れつつ、ふ~んと思ったのでした。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/03/04(金) 18:13:12|
  2. Rolleiflex
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プロフィール

Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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