英国医学研究留学記

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London Snap

T2AgfaVista036.jpg
Contax T2 Sonnar T* 38mm f2.8 Agfa Vista 400
先日の記事でアップしたGRD2の写真とほぼ同じ立ち位置からContax T2で撮りました。
Fundraising~Japan Quake/Tunami Appeal~

R0018390.jpg
こちらがGRD2。

画角と色の出方や明るさの違い以外に、やはり最初からデジタルだったのとフィルムをスキャンしたモノではコントラストやディーテイル、解像感に大きな差が有りますね。
デジタルの方がずっとシャープに見えます。
シャープにはっきり写る方が本当は優れているのでしょうけど、こうやって並べて見比べてみると、デジカメで撮った方はからっと乾いた感じであまり情緒が無い気がします。フィルムの方はそれはそれで絵画的で、何となくウェットで情緒的に僕は感じます。シャープじゃなくても、それはそれで良いんじゃないかと思えてしまうのです。
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テーマ:フィルムカメラ - ジャンル:写真

  1. 2011/03/31(木) 07:37:24|
  2. Contax T2
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London Snap

imgSumma016.jpg
Leica M3 Summarit 5cm f1.5 Kodak BW400

テーマ:フィルムカメラ - ジャンル:写真

  1. 2011/03/30(水) 07:32:16|
  2. Leica
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London Snap

T2AgfaVista006.jpg
Contax T2 Sonnar T* 38mm f2.8 Agfa Vista 400

テーマ:フィルムカメラ - ジャンル:写真

  1. 2011/03/29(火) 08:35:03|
  2. Contax T2
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London Snap

T2AgfaVista035.jpg
Contax T2 Sonnar T* 38mm f2.8 Agfa Vista 400

テーマ:フィルムカメラ - ジャンル:写真

  1. 2011/03/28(月) 13:36:39|
  2. Contax T2
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London Snap

imgSumma002.jpg
Leica M3 Summarit 5cm f1.5 Kodak BW400
Piccadilly Circus
東日本の現状をニュースで聞くにつけ、遠く離れた安全な所でのお気楽な記事を書くのに気が引けてしまいました。
時々何か書くとは思いますが、しばらくは先日現像したフィルムに有る写真を掲載することにします。

テーマ:街の風景 - ジャンル:写真

  1. 2011/03/27(日) 17:11:15|
  2. Leica
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未現像 放置フィルム

T2AgfaVista017.jpg
Contax T2 Sonnar T* 38mm f2.8 Agfa Vista 400
今日は曇り気味でパラパラと小雨が降りましたが、その程度で終ってしまいました。まとまった雨が降りません。

今朝は英国でも福島第1原発周囲の海水への放射性物質の流出したことが報道されていました。中でもセシウム137が含まれているとなると、ヨウ素131の半減期は8日ですがコチラは30年ですから、大変です。終息のめどが立つのでしょうか。核燃料の冷却が継続的にできる様になるまでまだまだ時間がかかりそうですが、それが出来る様になってからも、放射性物質を物理的にも生物学的にも完全に封じ込めることが出来、事態を完全に収束し周辺で安全に人が住める様になるには、10年単位の時間がかかるのじゃないかと言う気がします。それにかかる費用も膨大でしょう。現場で事態を好転させるべく働いておられる方々には頭が下がりますが、上層部が高い放射線の漏れの存在を把握していながら情報を共有されずに、長靴内への汚染水の流入で被爆した方が出るなど、現場で働く人達してみるとたまらない気持ちでしょう。現場は使命感に溢れた人達ばかりなのだと思いますが、そういう立派な人達への配慮があまりにも無さ過ぎます。云うなれば「東京へ電力を供給する為に」福島の人達は犠牲になっていると言えなくもないですから、住人の方々のお気持ちも複雑ではないでしょうか。その東京も、最悪のシナリオで周囲に大量の放射性物質がまき散らされると、放射能汚染で住めなくなるかも知れません。

嫁に「フィルムで写真を撮る事」を禁じられていたことフィルムで写真を撮る事がロンドンでは高コストなので、実は渡英してから3年程、フィルムを消費できずにカメラの中に収まったままになっていたものがいくつか有りました。フィルム・スキャナーを手に入れた今(現像のみならばかなり安価なので)、何本か消費できて、3年越しで撮影したフィルムを昨日現像に出しました。
その中の一本に写っていた写真です。

カメラはフィルム時代に「高級コンパクト・カメラ」という概念を打ち立てたContax T2です。
京セラContaxから、Zeiss製のSonnarの名を冠した開放F値2.8のレンズがついたコンパクト・カメラが発売された1990年の当時はバブルがはじける前の好景気で、定価が12万もしたにも関わらず結構売れたそうです。当時はまだ医学部の学生で、とてもじゃないが学生の手が出る値段じゃ有りませんでした。僕のはデジタル全盛になり始めた頃に、まだ日本にいた時に中古で買いました。当時12万したカメラが、今では2万そこそこで買えてしまいます。

自分で絞り値を選んだり露出補正が出来たりするので結構マニアックで、コンパクト・カメラであるにも関わらずポジ・フィルムの撮影にも使えますし、おそらくプロの使用に当時は耐え得たのだろうと想像します。もちろん何も考えずにシャッターを押すだけで、オートでも撮れます。使い始めた当初はZeissのT*コーティングを施されたレンズによる色合いがNikonなどと比べると濃厚な気がして、撮った写真におおっと思った事もしばしば。周辺光量落ちもなかなか良い味を出してくれて、写真が上手くなった気にさせてくれました。このレンズの描写は、大好きです。ただし、もはや20年以上前のカメラですので、オートフォーカスのピントの精度も今のカメラと比べるとよろしくないですし、チタン製のボディは高級感は有りますが、動作音も往年の他のコンパクト・カメラとさほど変わないような大きな音がします。こういう所は、やはり時代と言うか、古くささは否めません。

写真は、3年前の今頃の季節に大学の構内で撮った写真(のはず)です。撮ってから現像に出すまでに3年も経っているので、多分、退色気味。それに加え、Agfa Vistaというフィルムは独特の色の転び方をするので(だからLOMOなどのトイカメラに好んで使われているのですが)、この写真を見ると何かのトイ・カメラで撮った写真で、とても往年の高級カメラで撮ったとは思えない写真になってしまいました(笑)。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/03/26(土) 20:55:09|
  2. Contax T2
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Spring Sky

imgRXP002.jpg
Rolleiflex 3.5F Xenotar 75mm f3.5 Fuji RXP

テーマ:街の風景 - ジャンル:写真

  1. 2011/03/25(金) 20:39:23|
  2. Rolleiflex
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檸檬忌

R0018415.jpg
GRD2 ISO80 f5.6 1/500s
大学のモクレンが満開です。
ここのところほとんど雨が降りませんが、天気予報によると記録的に「雨の降らなかった」3月なんだとか。
白人どもは、男も女もみなTシャツやノー・スリーブで街を闊歩していますが、そこまで暑くもないのです。
最高気温は17℃くらい。
忙しいので、この辺で。

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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/03/24(木) 18:21:50|
  2. 未分類
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UCLでの緊急シンポジウム

R0018383.jpg
GRD2 ISO80 f6.3 1/640s マクロ
昨日は、午前中は学内で街頭募金を行いました。たくさん作った折り鶴もまだまだ有るので、募金してくださった方に配って回りました。夕方からは、UCLの大沼教授が音頭をとってくださった東日本大震災に対する緊急チャリティ・シンポジウムに参加してきました。お恥ずかしながら、長州ファイブも夏目漱石も、UCLに留学したんですね。知らんかったです。(^_^;

SpeakerにはBBCニュースなどで解説にも登場している地球物理学者であるPeter Sammonds教授が地震や津波についての講演を行いました。最近東北大の大隅先生の研究室からMill HillにあるNIMR(National Institute for Medical Research)に留学されてこられた高橋将文先生は東北大学の現状に付いて、うちのボスの研究のお手伝いに来ていて石巻の病院勤務経験もある乳腺外科医の原田成美先生は、地震と津波被害に有った宮城県内の病院の現状について現場にいるかつての同僚達からFacebookやメールなどで知らされた情報をプレゼンをされました。audienceはおそらく300人以上いたのじゃないかと思われるくらいたくさん入っていました。日本人だけかと思いきや、半分以上は外国人だったのじゃないでしょうか。ひとまず募金活動の一環としてのシンポジウムとしては大成功だったと思います。あの場での一体となった空気感を共有できたのは、とても良かったです。大沼先生、良い機会を提供してくださいましてありがとうございました。また、シンポジウムの準備をされたUCLの日本人学生の皆さんや日本学術振興機構のロンドン事務所の方々など、皆さんご苦労様でした。

シンポジウムが終わった後は、UCLのパブで高橋さんや、大沼さんを含めた以前から既知を得ていた研究者仲間達としばし歓談しました。高橋さんがロンドンに来られる前からこのブログを見てくださっていたと知り、恐縮しきり。最近は学生の面倒に追われたり、英国と日本を頻回に往復したりなど、結構研究の方が滞っているので、久々に皆さんとお話をして、これじゃいかんなぁと気を引き締め直した次第。がんばらないと。自分ががんばる事が、自分のためだけじゃなくて、微力ながらも日本のプレゼンスを海外で挙げる事にも繋がるのだと信じて。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/03/23(水) 19:10:59|
  2. GRD2
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Fundraising~Japan Quake/Tunami Appeal~

R0018390.jpg
GRD2 ISO80 f4.0 1/320s
本格的に、募金活動を始動しました。
まずは、今日のお昼にあった研究所でのセミナー(定期的に外部の研究者を招待して、講演してもらっています)の最後に、数分の時間をいただいて、東北の人達が困っている事をアピールし、我々の募金活動とお金をどうやって集めてどうやってtransferするかについてプレゼンをしました。本来はS教授に行ってもらうべきなのですが、急な出張でロンドンにいらっしゃらないので、代わりに僕が行いました(しどろもどろでしたけど.....)。もう既にオン・ラインで募金してくださった方々が現れ始め、嬉しく思っています。明日は、大学のキャンパスで、街頭での募金活動をする予定にしています。明日の朝も頑張りたいと思います。午後からはUCLでの大沼教授(東北大ご出身)が主催されるチャリティ・シンポジウムに参加する予定です。週末に一所懸命に折った折り鶴も配りましたが、喜んでもらえたみたいです。

募金のお金の送金に関して、友人から興味深い情報を頂きました。
あちこちで募金を始めている人や団体が現れていますが、赤十字などのメジャーなチャリティー団体でも、海外で集めたお金を日本に送金する際に15%程の手数料を差っ引かれる可能性がある事、Japan Appealといくら記載されてあったとしても金額の上限が勝手に決められてそれを上回った場合にはアフリカなど他の目的に使われる可能性があるそうです(British Red Crossがそうだと言っている訳では有りませんので、念のため)。う~ん、もし日本へと思って募金したのに、勝手にそのお金が他に回されるとしたら、詐欺やないかと思うのですが......

僕たちの周囲での募金活動は、ほとんど皆がBritish Red Cross経由で日本赤十字へとなっていて、先日記事にした葉加瀬太郎氏のチャリティ・ライブもそうすると書いてありました。赤十字のJapan Appealのお金が、全て日本へ送金される事を祈りたいと思います。我々は、一極集中すると配分の際にいろいろとトラブルが生じることがあると聞いた事と、中間マージンを手数料としてとられる可能性の話は聞いていました。ラボの日本人研究者(循環器内科医)のS先生はマラソンが趣味で、走るたびに個人の募金活動をしているのですが(英国ではマラソンで走る記念に、皆に募金を募ってどこかに寄付をするのは、普通に行われています)、彼が利用しているJustGivingという英国ではメジャーな募金専用のweb siteに自分達のアカウントを設定し(無料)、そこから日本のCivic Forceという人道支援団体(NGO)に東日本大震災の募金として直接送金される事(無料、手数料無し)になっています。JustGiving自体は広告料で成り立っていて、ここを通じて募金を行うとCivic Forceへ送金の際に若干のお金の上積みがあるそうです(実際に集めたお金よりも送金されるお金の方が高額になる)。学者バカで世間知らずな僕ですが、いろいろと勉強になります。

http://civic-force.org/index.html

http://www.justgiving.com/TCTQueenMary

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  1. 2011/03/21(月) 17:15:26|
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英語の「ニュアンス」は難しい。

R0018379.jpg
GRD2 ISO80 f5.0 1/320s
今朝は霜が降りていましたが、朝から素晴らしい快晴。昼には気温も12℃前後まで上がり、近所の公園の桜並木は六分咲きと言った所でしょうか。英国は気温がさして高くならないので、桜は日本のものと比べると、割いている時間が長く、来週の週末も楽しませてくれることと思います。

ようやくマスコミにも、M3やFacebook等で流れていた被災地の医療現場の厳しい側面が流れ始めました。数日遅い気がしますが、メディアに載らないよりもずっと良いです。
患者続々、薬届かず…医療現場パンク寸前 福島・いわき

原発の方は、消防庁のチームの放水が著効した様子で、ちょっと安堵しました。このまま完全に沈静化できればと願っています。でも、今後完全に処理しきるには膨大な労力と経費が必要なのは間違い有りません。政府も西日本への疎開に積極的に乗り出したようで、これも動き始めが遅い気がしますが、良い案と思います。

この週末は、空いている時間は大学での募金の際に配るつもりの折り鶴を折っています。

ちなみに、あちこちのサイトで目にする「Pray For Japan」のスローガン、僕たちも募金で使おうと思ったら、英国人から宗教色が強く一部の人達に嫌われる可能性があるから辞めておいた方が良いと言われたので、独自のスローガンに変えようと言う教授からの提案が。考えてもいなかった視点だったので、ぎくっとしました。こういう英語における「ニュアンス」と言うのは、難しいものですね。

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  1. 2011/03/19(土) 22:04:52|
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ロンドンでの日本人研究者・留学生達の活動

R0018371.jpg
GRD2 ISO80 f5.0 1/400s

UCL日本人学生会は、すでに募金活動を開始。美術学部は、作品のオークションを来週North Cloistersで行う予定(売上げは寄付)。現在準備中のイベントとして、a) ケーキを作って売る(来週)、b) 日本食レストランのシェフと連携し、寿司を売る。c)各学部で学生が主体となって授業前後に募金を行う。
集めたお金はBritish Red Crossから日本赤十字へ。

Imperial等の他のロンドン大学カレッジでも学生が主体となって募金活動は既に開始。
Imperial College Londonでは、カレッジ・ユニオンのサイトからも募金を募っています。
https://www.imperialcollegeunion.org/japanese-137/category.html

UCLのY教授は、ご自宅近辺に在住の日本人グループ20家族くらいが集まり、ケーキやお寿司のチャリティーセールを行う予定。

UCLのO教授が中心となって、来週にUCLにて日本人研究者/留学生が集まり、募金活動を含めたシンポジウムを緊急開催の予定。僕も出来るだけ参加しに行こうと考えています。

私達の研究室でも、現在教授が中心となって募金を集めるチャリティの準備中です。

注;UCLとはロンドン大学のUniversity College Londonの事です。

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  1. 2011/03/17(木) 17:12:00|
  2. 英国
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英国でも、皆が何か出来ないかと模索しています。

R0018363.jpg
GRD2 ISO100 f7.1 1/270s
ようやく、朝日新聞の記事で、現在のほぼマ日本のスコミ全体が一貫して報道している原発に関する「楽観的」観測に関してやや批判的な内容を含む記事が出ました。
西日本へ「疎開」を 〈伝えたい―阪神から〉
この記事に書かれている通り、「危機を過大評価するのが基本」、本当にその通りです。
この記事の意見は大学の先生の意見であって、朝日新聞の記者の意見でも社説でもないのが残念です。朝日新聞の社説は情報開示をなどと云っていますが、独自の路線の取材能力は無いのかと云いたい。そもそも、福島第1に少なくとも116基(3月17日訂正)の原子炉がある事を、僕は海外のメディアから知りました。この116基(3月17日訂正)全部が何らかの問題を持っていると考えて間違いないでしょう。
この記事に有るように、西日本は人材を提供し、かつ疎開してくる人を積極的に支援して受け入れないと行けないでしょう。

報道のあり方に付いてもう一つ。ニュージーランドの地震の際にはたまたま日本に滞在していましたが、日本の報道はgeneralな地震の話以外には、現地に滞在していた日本人の方々に関することにほぼ限定していました。現地の被害の規模がどうでニュージーランド人の方のどれくらいが被災され被害に遭われたのかなど、見えてきませんでした。英国の報道を見ると、おそらく災害に巻き込まれた英国人は必ずいると思いますが、そういう在日英国人の方のみに限定した取材と報道は全く目にしません。報道の根本的な思想の違いがあるように感じました。

BBCの報道によると、英国のチャリティ団体のいくつか(Save the Children UK、British Red Cross、World Vision UKなど)は日本からの要請が有ればすぐに動ける準備が有るとの事ですが、残念ながらまだ日本からの要請が無いとの事。なんで頼れるモノに素直に頼らないかなあ...と思います。そう思うは浅はかでしょうか。
How UK charities are helping quake-hit Japan
一方では、the Disasters Emergency Committee (DEC)(英国の13の人道支援団体を束ねる団体。ハイチの地震などでも真っ先に義援金や援助物資の手配を整えた)では、日本は裕福な国なので、人道支援をしても無駄になる(例えば食べ物なども食べてもらえずに捨てられてしまう)のならば意味が無いと、全く動く気配が無いそうです。個人的には、これはDECに「現場で起こっている事」が正しく伝わっていないからかもしれないと思っています。もしそうならば、現場の窮状を「リアルにきちんと伝えていない」日本のマスコミの責任は重大です。その情報があって初めて、何が必要か、如何に危機的な状況で我々がどのくらい急いで何を出さないと行けないのかが判断できるのじゃないでしょうか。海外のメディアと同じように、ただ単に津波の映像を繰り返して流しているだけでは全く「人ごと」と考えている証拠に見えます。
DECはこのような態度ですが、赤十字やSave The Childrenなどは、食料や衣類、毛布以外にも、例えば被災地に子供のplay spaceを作って被災した子供のメンタルのケアに少しでも役立つモノを提供するなど、人道的立場からやる事はいくらでもあるとの立場のようす。

ロンドンでは、多くの日本人たちが何か出来ないかと皆が模索中です。ロンドンの町中でたった一人で募金活動を始めたご夫人がいると聞きました。われわれ日本人研究者達も何か出来ないモノかと、皆が動いていますし、日本人留学生達は既に先日から募金活動を始めました。子供の通う現地校では、日本人のご父兄が学校で募金をはじめ、校長先生(英国人)の発案で、今週と来週にかけて、生徒達に日本にいる同世代の子供たちに向けてメッセージを届けようと云う企画を始めたようです。僕が知っている日本人の子供が通っているすべての現地校で、似たような動きが広まっていて既に活動を始めていますし、もちろん日本人学校補習校(全日制の方はつながりが無いので分かりませんが、おそらく似た動きがあるでしょう)でも既に動き始めています。町中でも大学でも、日本人ではない人たちが日本人と知ると皆が声をかけてくれ、彼ら/彼女らのsympathyをストレートに伝えてくれます。一方で、日本で募金と偽った詐欺行為が有るらしい報道には、やりきれない思いがします。そこまで性根が腐った日本人がいたのかと思うと、悲しくなります。

ロンドン在住である音楽家の葉加瀬太郎氏と高田万由子氏夫妻は、連日、義援金を集めるチャリティー・コンサートを開かれています。
以下、ご本人とは直接の知り合いではない上に掲載の許可を得た訳ではないのですが、情報の拡散はおそらくご本人は歓迎されることと(勝手に)思いますので、英国在住の日本人の間で回っている氏からのメールをそのまま以下に掲載しておきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
葉加瀬太郎を応援してくださっている皆様

昨日の三越コンサートに続き、本日、ST Pancras Internationalでのバスキングも大成功をおさめました。
募金をしながら声をかけてくれるロンドンの人々。
募金箱を持ってくれていたあるボランティアは、励ましの言葉に涙が止まりませんでした。
駅構内の職員も誰もが協力的で一緒にがんばってくれました。
手伝ってくれている学生ボランティアたちにも、ただただ感謝するばかりです。
今日参加してくださった方、本当にありがとうございました。

19日、土曜日に帰国予定です。
ロンドンにいる間に出来る限りの事をしたいと思っております。
被災地で、水や食料が必要なのはよくわかっています。でも僕に出来る事、それは、みんなの気持ちを一つにして日本に届ける事。
そう思って毎日、バイオリンを弾き続けています。
募金活動にご協力お願い いたします。
昨日のコンサート、FNN( フジテレビ系),NNN(日テレ系)、BBC-londonのウェブサイトでアップされています。

以下、明日以降の活動をお伝えいたします。
イベントページでも情報が見られます。http://japanearthquakereliefconcert.doattend.com/ (明日までに更新されます)

16日(水曜日)
時間:5:00~6:00pm
場所: Our lady of Victories Church,Kensington
   235a Kensington High Street
www.ourladyofvictories.org.uk


17日(木曜日)
時間:5:00 pm~
場所: Fortnum & Mason / 181 Piccadilly, London W1A 1ER, United Kingdom

18日(金曜日)
Don't Give Up! A Charity Concert for Japan
with Taro Hakase and Friends

時間:6:45pm~8:00pm
場所: Cadogan hall
&n! bsp; Sloane Terrace, London SW

チケット: 1 pound ,plus a donation at the door to the British Red Cross.
    Book online : www.cadoganhall.com
    Box office : 020 7730 4500
入場料、および義援金は全額、英国赤十字社を通じ日本赤十字社に送ります。

情報を拡散していただけましたら嬉しく思っております。
よろしくお願いいたします。
がんばれ、日本人!がんばれ、日本人!Play for Japan.
                                     葉加瀬太郎
                                     高田万由子
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

注;
1. 葉加瀬太郎様、事後承諾で申し訳ありませんが、ブログに掲載いたしました。もし問題があればすぐに削除いたしますので、その際はご連絡下さい。
2. ここで云う三越は、ピカデリー・サーカスにある三越ロンドン店の事です。

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  1. 2011/03/16(水) 17:35:12|
  2. 英国
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現場で起こっている事

R0018373.jpg
GRD2 ISO80 f5.6 1/500s
ロンドンは桜がかなり咲き始め、木々も芽吹き、とうとう春らしくなりました。

原発の事故に対する政府および東電の対応は、海外から見ていると「何やっているんだ」という風に見えます。
もうこの時点で上層部の「どうやって責任を逃れようか」という姿勢が垣間見えてなりません。
被爆の危険を冒して現場で対処している社員や自衛隊員、住民の方々はやりきれないのではないでしょうか。
BBCも含め海外メディアの報道はチェルノブイリ事故に匹敵する重大な事故との認識と僕は受け取っていますが、日本のメディアの報道はそうは見えません。
だいたい、原子炉が何号機まであってトラブル無しの原子炉は何台あるのか、全く発表されないのもおかしい。爆発したりしそうになってから「実は....」という発表には地元の人たちは納得できないでしょう。

世界中が見ている事も忘れてはなりません。
責任を取る代わりに高給を取っているのでは?
覚悟が無いなら責任ある立場なんかに付いては行けないと思います。

M3.comという医師専門のサイトでは、被災地での病院で薬や器具だけでなく、自家発電の重油と、山村の診療と医療従事者を病院へ運ぶための車のガソリンが不足し深刻な事態に陥りつつあると、野戦病院と化した病院内で戦う医師の悲痛な叫びが投稿されていました。車が無いと、医師と看護師を集めれないそうです(院内に泊まれる所があまり無いので、職員は通わないと行けないのに)。医師も看護師も人間ですから、ずっと眠らない訳には行きませんから、交代が必要です。暖房がないため夜間の冷え込みも厳しく、患者さんが低体温症で「病院内にいるにも関わらず」最悪死亡する事態もあり得るという状況のようです。こういう情報、マスコミの報道では知り得なかったので、読んでショックでした。ただ単にガソリンが足りないだの物資の輸送が困難などの上っ面の報道だけで、現場で何が起こっているのかマスコミの報道では全く見えてきません。

当事者じゃない者は外からはいくらでも批判めいた好きなことが云えると、政治家などは云うかもしれませんが、好きでその仕事を選んだのじゃないですかと云いたい。医師をしていたときには僕が施す医療行為に関しては何かあれば責任を取る覚悟で仕事をしていましたし、現在の研究に関わる事でもそういうつもりでやっています。現場で何が起こっているのか、目を開けて見ないといけないのではないでしょうか?。

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  1. 2011/03/15(火) 20:45:34|
  2. 日本
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がんばれ、東北。

img010.jpg
Nikon FM3A Zeiss Makro-Planar T* 100mm f2.0 Kodak Ultra 400

被災された方々に、心からお見舞い申し上げまます。
今は祈るしか出来ませんが、何が出来るか考えています。

英国の一流紙、The Independent紙は、表紙で日の丸の真ん中に「がんばれ、日本。がんばれ、東北。」という日本語を記して、日本へのエールを送っています。一方で、英国の報道での原発への注目度も大きいです。

Towns vanish, thousands die – but a nation begins its fightback


日本がこの危機からも更に力強く立ち上がる日が来ると信じます。

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  1. 2011/03/13(日) 20:22:35|
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Devastated

imgSumma001.jpg
Leica M3 Summarit 50mm f1.5 Fuji RA
忙しいのですが、今日はぜひとも更新しておきたいと思ったので。
朝起きて朝食を食べながらBBCの朝のニュースを見てぶっ飛びました。トップ・ニュースが、なんとマグニチュードが8.8などというとてつもなく巨大な地震が三陸沖を震源にして東/北日本を襲ったというニュースでした。揺れている最中の映像、とてつもない津波、ビルから道路に落ちてくるがれき、逃げ惑う人々、地震後の火災に京葉コンビナートの石油工場で生じたガスタンクの炎上......
突然襲った理不尽とも云える出来事に、戦慄せざるを得ません。
ニュージーランドで地震が生じたその直後に、日本でこのような事態が生じるとは想像も及びませんでした。

ニュースで東京でも被害が出ていると報じていたので、ひとまず自宅に電話した所、繋がりにくかったのですが何回かかけ直した所やっと繋がり、僕の家族は皆無事だということが分かりほっとしました。
阪神大震災を経験した者としては、当時の怖さを思い出しましたが、母も当時を思い出して怖かったと云っていました。

BBCの報道によると、英国の災害復興支援のボランティア団体は、英国の7時前(地震が起こったほぼ2時間後)には、被災地へ送る救援物資のパッケージングと配送の手続きに入ったとのことで、サービス業は対応が何でも遅い英国ですが、こういう事への対応の早さには正直驚きました。続々と各国の支援の申し出があるようなので、政府はぐずぐずせずに支援の申し出を受け入れるべきでしょう。もちろん在日米軍にも力を発揮してもらうべきでしょう。

次第に被害の規模の大きさが明らかになるにつれ、遠く離れた国に暮らす日本人としては無力感に襲われます。被害がこれ以上拡大しないこと、多くの人の生命が守られてほしい事、被災した方々と地域が一日も早く復興する事をただただ祈るのみです。

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  1. 2011/03/11(金) 18:47:33|
  2. 日本
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医学部卒後の進路

R0018358.jpg
GRD2 ISO80 f3.5 1/660s
今日は朝から良い天気。。気温も11℃ほどあり、春爛漫と行った雰囲気が漂っています。大学の中庭も、写真で見るような、今日はこんな感じです。やっと長くて暗~い冬を抜けだせたかなと、ちょっとうきうきした気持ちにさせてくれる、そんな天気でした。

京大の入試不正事件に関して京大に批判が集中しているとの朝日新聞のweb siteの記事を見て、記事(記事にせんとあかん事なのか?)も京大への批判の内容も非常に幼稚な気がして、なんだかげんなりしました。日本の社会はやはりどこか歯車が狂ってしまっていると感じます。

昨日は、ポスドクS君(英国人)の送別会だった訳ですが、食事に行ったレストランで僕の隣にはBMedSciのコースを取って今うちの研究室に来ている南アフリカ出身の黒人の女の子(医学部の4年生。ちなみに僕が教えている子とは違う子です)が座ったので、色々とおしゃべりをしました。会話の中でちょっとびっくりしたのが、医学部を卒業しながら銀行マンになるヤツがいるらしい事です。なんでも、医者の労働時間に対して支払われる対価よりも銀行マンの方が遥かに割がいいからというのが理由だそうですが、日本で医学部新卒の者が銀行の入社試験を受けにきたら、取ってもらえるでしょうか?多分取ってもらえないと思います。「変わったヤツ」「医者になれなかったヤツ」→「使えない」というレッテルを間違いなく貼られるだろうと思うからです。日本で医者が医者じゃないモノに転職し得るとしたら、(同級生たちが今何をしているのかも鑑みて)僕のように研究者になるのが圧倒的に多く、次に製薬会社に雇用される(アドバイザーや研究員)、厚生官僚などなど、やはり医療に関係している事が多いと思います。ごく少数、政治家とか(開業とは違う)事業を始めるケースも散見しますが、さすがに医療からは遠いと思われる「銀行マン」は聞いたことがありません。この子と会話して、英国では採用する側が求めている高度な技能を身につけてさえいれば、出身学部はあまり関係なく、転職も就職もかなり自由度がある印象を持ちました。

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  1. 2011/03/08(火) 17:46:06|
  2. 英国
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花粉症記念日なんて言うのがあるんですね

img008.jpg
Rolleiflex 3.5F Xenotar 75mm f3.5 Kodak BW400CN
今日は朝から良く晴れていますが、気温はやはり低めでした。最低気温が2℃程度。
近所の公園の桜や大学のモクレンのつぼみもかなり膨らんで、もう1~2週もするとロンドンは花に包まれ始めるのじゃないかと思います。

今日は、夕方から研究室のポスドク、S君の送別会があるので、昼ご飯を食べながら休憩がてらこれを書いていますのでごく簡単に。
S君は、ボスがImperial Collegeから今お世話になっている大学の医学部の教授として赴任して以来のメンバーですが、残念ながら研究費が切れることに伴い契約も終了と相成り、かれはこの4月から企業に就職して働くことになります。馴染んだ仲間が去るのは寂しい事ですが、こういうのはやはり契約の社会であって、契約そのものに関する手続きにはまったくウェットな部分が無いのは、日本と違うと感じます。我々、パーマネントの雇用の者も、大学の方針でいつ余剰人員の烙印を押されてしまうか分かりませんから、人ごとではありません。実際に、今日は医学部長からのスタッフへのメールで、今年は医学部の組織改編と予算の削減を断行するとのアナウンスがありましたから。これはすなわち人員整理をするぞとの宣言と取っていいのでしょう。研究費を獲得している限りはクビにする要因が無いですから、僕としては結果をコンスタントに出す事に専念するのみです。彼の新天地での今後の活躍を期待したいと思います。

一方、週末はセントラル・ヒーターは壊れて動かなくなるは、日本から帰ってきてから冷蔵庫が壊れているはで、家の中にいろいろとトラブルがあって、頭が痛いです。特に冷蔵庫が使えない生活がもう2週目に入りましたが、大家は出来るだけ出費を押さえたいので(据え付けられている冷蔵庫は大家さんのモノ)、彼が納得しないと新しいものを購入しようという話になりません。海外出張に出ていた大家さんが返ってくるのを待って、先週の金曜日に大家に温度が下がらない冷蔵庫を見てもらいましたが、いろいろいじってみて週明けまで様子を見てくれと云われ、(買い替えの場合お金を出すのは僕たちじゃないので)仕方なく様子見の意見に従いました。冷蔵品を買いだめしないようにしてなんとか過ごしてきています。今日、依然として全然冷えてこないからなんとかしてくれと大家にメールをしましたが、いまのところいつ大家が対応してくれる事やら分かりません。こういう場合は大家さんが女性の場合は生活目線なので対応が早い印象です。次に引っ越す機会があれば、女性が大家さんの所が良いのかなと考えたりします。

窓にいる猫が気になってシャッターを切りましたが、こんなに小さく写っていると云われないと気づけないですよね、きっと。

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  1. 2011/03/07(月) 13:08:49|
  2. Rolleiflex
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袋小路

R0018259.jpg
GRD2 ISO80 f2.8 1/125s
今日はつかの間の晴れ間も見えましたが、曇りがちで肌寒い一日でした。

英国中部で先日は下院の補欠選挙が行われ、労働党が圧倒的勝利を収めました。ブレア政権からの長期の労働党政権に飽きが来て昨年の下院選挙で保守と自民の連立政権が誕生した訳ですが、性急に見える財政支出の削減と増税に加え、一向に景気の改善が見られない事に有権者の不満が反映したかの様に見えます。インフレ率も常に政府の目標の2%を遥かに越えた4~5%で推移し、もはやガソリンはリッター当りの値段が約1.4ポンド。日本円で200円位します。なかなか経済の先行きに肯定的要素を見いだす事が難しいです。

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  1. 2011/03/05(土) 21:40:31|
  2. 英国
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サンシンの日

imgRXP004.jpg
Rolleiflex 3.5F Xenotar 75mm f3.5 Fuji RXP
以前写真をアップした寒桜とは違う桜の木が、大学の構内で花を咲かせ始めました。
とうとう春がやってきた気になってきましたが、それと裏腹に肌寒い日が続いています。
今週末は、いずれの日も最低気温が2℃前後、最高気温は7℃前後と予想されています。

ブログから足が遠のいている間に、いろんな出来事がありました。反政府運動はリビアにまで飛び火して、とうとうカダフィ体制も崩れ去ろうとしています。おそらく、現在この動きを一番警戒している国は、中国と北朝鮮じゃないかと思います。旧英国領としては、ニュージーランドでの地震災害の報道も、志し高く海外での活躍を夢見た多くの日本人の方々が巻き込まれた事に、胸が痛みます。

今週は、まずは仕事に復帰して、仕事を元の軌道に乗せるための作業に終始しました。
今日は、教授と研究の進捗状況の確認の個人的なミーティングを持った意外では、来週が締め切りのPBLモデュールで医学部の1年生たちに課せられたレポートの採点に終始してしまい、これで一日が終わってしまいそうです。
来週からは、ぼちぼちとアクセルを踏み始めないと行けません。

写真は、Rolleiflex 3.5Fで撮ったもので、どこの風景かというとロンドンじゃなくて、4年前にjob huntingで訪問したオーストラリアはシドニーの写真です。先日のライカで撮った写真のフィルムと同様、未現像のポジフィルムが出てきたので現像したのですが、これもあまりぱっとしない写真ばかりで正直がっかり。しかも、この時は研究室でのインタビューを受けるのが目的だったので、有名観光地のどこにも立ち寄らずに、たった2泊で日本へ帰ってきたので、なんでシドニーへ行ったのにこんな写真しか無いの?という感じでなんともお恥ずかしい限り。この写真を撮ったRolleiflexはSchneider-Kreuznach製のレンズ、Xenotar 75mm f3.5が付いている最初期型のモノで、シリアル番号からすると1959~60年製造のようです。もう一台持っている2.8FXよりも焦点距離が5mm短く、開放絞りも一段暗いf3.5なのですが、2.8FXよりもこちらを使う方が実は好きです。どうしてもZeiss製レンズのPlanarが付いている方が人気が高いようで、これを買ったときにはPlanar付きのと比べるとずいぶんと値段が安かったのです。実際に使ってみるとSchneiderのレンズは凄く良くて、むしろ使っている人が少ないというのが個人的には嬉かったりします(屈折していますね、笑)。

暦をみると、今日3月4日は語呂合わせでミシンの日、サッシの日、雑誌の日などなど。沖縄の楽器、三線の日でもあるそうで、ロンドンから遠い沖縄の珊瑚礁の海を憧れつつ、ふ~んと思ったのでした。

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  1. 2011/03/04(金) 18:13:12|
  2. Rolleiflex
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ひな祭り

imgSumma003.jpg
Leica M3 Summarit 50mm f1.5 Fuji RA
午後から日が射していますが、今日も肌寒い一日。

ひな祭りですが、日本を出るときにひな人形は日本へ置いてきてしまったので、娘には日本にいると普通に体験できる行事を体験させてあげられないのが残念です。毎年、それでも妻が工夫をして、色紙で手作りのおひな様を作ったりしています。

写真とタイトルが全く一致していません(笑)。しかもロンドンじゃなくて、渡英前の大阪で撮った写真です。荷物を整理していたら未現像のポジ・フィルム(3年間寝ていました)が出てきたので、現像しました。意外とつまらないものばかり撮っていて、ポジを見てがっかり(笑)。

この写真を撮ったLeica M3は、日本にまだいる時分に偶然にも父の友人からレンズ付きでただで譲り受けました。ご尊父の形見だと聞きましたが、使い方もわからないので大切に使ってもらえそうな人がいないかと父に話が来て、カメラが好きな僕に話が回ってきたのでした。頂いたときにはカビも生えていて動作も怪しかったのですが、東京のライカ修理では有名な某名人に依頼して完全に動作するように整備してもらい、気持ちよく使えるようになりました。M3は何と言ってもカメラ史に燦然と輝く20世紀を代表する工業プロダクトですから、現行のカメラの方が性能が良いに決まっていますが、いじっていて楽しいカメラです。こういうあらゆる部品が「アナログ」なものは、機械式時計も含めて50年以上たっているにも関わらず修理すれば使えます。自分の祖父や曾祖父の時代のものが今でも使える事は、素敵なことと思います。

レンズは、クセ玉として有名なSummarit 50mm f1.5です。今から50年以上前の販売当時は最高性能のレンズであったのでしょうが、使ってみると結構気難しく、条件次第ではハレっぽく時には盛大にゴーストが出ます。でも、しぼるときりっとした画像になります。現代の高解像度で高コントラストなレンズに比べると線の細い柔らかい描写になり、結構気に入っています。ただ、手元にあるレンズは少し痛んでいるのか?カラーでの発色は何となく暖色系に偏る傾向がある気がしています。印象としてはモノクロによく合うレンズと思います。ただし、それほど偉そうに語れるほど使い倒している訳でもありませんし、僕が手にしているレンズに限った話でズマリット全般に一般化できる話ではないかも知れません。英国に来てフィルムで写真を撮るのが高コストで棚の飾りに成り果てていたM3ですが、スキャナーを手に入れた今、譲ってくれた方の厚意に報いる意味でも、ぼちぼち使ってあげたいなと思っています。

京大の入試での不正事件に関して。つまらないことでこの浪人生は人生の大切な時期を棒に振ったなという気がします。僕も受験生のときには出身大学で人生が決まると思っていましたし、医者の世界も旧帝大とそうじゃない場合とでは人生が大きく違うと思い込んでいましたが、実際に社会に出てみると旧帝大を出ているから安泰な人生が待っているかというと全然そんな事はありませんでした。世の中は甘くないです。今の若い人に云いたいのは、日本の大学のブランド名なんて、米国や英国では何の評価にもならない狭い日本の中だけで通用しているつまらないことですから、むしろ「将来何がしたいのか」「そのために何を身につけ学んだのか」を大切にしてほしいなと思います。僕が住む研究の世界では、「何をしてきて」「今何をしていて」「今後何をするのか」が全てです。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/03/03(木) 16:38:40|
  2. Leica
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英語での文章力/構成力

img004BW.jpg
Rolleiflex 3.5F Xenotar 75mm f3.5 Kodak BW400CN
今日も朝から雲って冴えない天気。最高気温も7℃程。ここ数日は10℃を越える日はなさそうです。
ばたばたした移動と、日本と英国との寒暖の差にやられたのか、不覚にも風邪を引いてしまいました。
昨日は頭痛と怠さで仕事を早めに切り上げて帰りましたが、今日はやや熱っぽいので、自宅で研究費の申請書を書くのに専念することにしました。

MRC (Medical Research Council)の予算(税金によるもの)が相当目減りしていて、今はMRCに申請するのは時期が悪いから(Top of the Topsしか採択されないので)辞めておけと聞いているので、今書いている申請書はBritish Heart Foundation(BHF)に出そうと考えています。BHFの財政状況は、世界規模の不景気が始まる以前の状況まですでに改善しているからです。現在僕が暖めている新しいアイデアの研究計画についてもう2ヶ月程前から書いている訳ですが、なかなか「よし、これで行こう!」と僕もボスも納得できるものにならなくて、もう何回書き直した事やら.....、いつまでたってもこの申請書作成は正直好きになれません(と言う事は、研究者に向いてない??)。内容的には自画自賛ですがオリジナリティも有るし、医学的にも生物学的にも是が非でも進めねばならないテーマと思っています。予備データはこの2ヶ月の間でまずまず揃ったと思うので、後は文章そのものと構成の問題なのですが、この部分はnative speaker達にはどうしても劣るので、死ぬ程練らないと太刀打ちできません。いずれにしても、読み始めたしょっぱなからレフリーが「ネガティブな印象」を持った時点で、もう負けたと考えて良いので、特に「最初の1~2ページで如何にレフリーにアピールできるか?」が勝負です。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/03/02(水) 09:21:29|
  2. Rolleiflex
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London snap

R0018271.jpg
GRD2 ISO100 f7.1 1/470s
今日は冷え込んでいます。
ラッパ水仙がちらほらと咲き始めています。
咲き乱れるようになると、ロンドンはもう春と言って良いでしょう。
なんだか風邪を引いたみたいで体がだるいので、早めに仕事を切り上げます。

テーマ:GR DIGITAL - ジャンル:写真

  1. 2011/03/01(火) 17:43:58|
  2. 未分類
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プロフィール

Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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