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英国医学研究留学記

成人の日

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Rolleiflex 2.8FX Planar 80mm f2.8 HFT/Fuji Pro 400
日本では連休ですが、もちろん英国では関係がありません。今日から本格的始動ですが、まだ助走の段階で少しゆとりがあるので更新しておきます。

今回の一時帰国で、フラット・ベッド・スキャナーを手に入れました。中判フィルムをスキャンできる事が前提で、かつコストパフォーマンスが良さそうなものと言う事で、EpsonのGT-X820を選びました。英国で買おうとすると同じ商品名ではありませんが£200くらいするので、日本での実売価格が2万5千円を切るくらいの値段を考えると、日本で買って手でもって帰った方が得と判断し、大蔵大臣に「せめて少しはフィルムで写真を撮ることを楽しませてほしい(プリントすればお金がかかるが現像だけなら比較的安価で済む)」と泣きついたところ、以外とあっさりと許可が出ました。もちろん、家でコピー代わりに書類をスキャンできるので写真以外にも使い道がある事を強調したことは言うまでもありません(笑)。

フィルムの値段が一昔前と比べると高くなっているので、だからといってパカスカとフィルムで写真を撮るわけにはいかないのですが、これでオブジェと化していたカメラ達が今後は少しは日の目を見ることになりそうです。
久々にRolleiflexを手にして(ただし今日の写真は8年くらい前に買った現行品の2.8FXで撮ったものなので、機械的な質感は昔のF型のRolleiflexとは比べ物にならないくらいにコストダウンされてしまっていますが)使ってみると、やっぱりのんびりとカメラを構えてそぞろ歩きするのは楽しいなと実感しました。デジタルと違って撮り直しがききませんから、一枚一枚の気合いも違ってきます。現行機種とはいえ、レンズの設計は古いし、コーティング技術もおそらくはひと世代前のものでしょうから、Nikon、Canon、LeicaやZeissなどの現行レンズと比べてしまうと、解像度、コントラストを含めた光学性能は数値的にもずっと劣っているでしょうし、逆光にもとても弱くてすぐにハレっぽくなります。実際に今日の写真でもフードを着けているにもかかわらずハレっぽい描写です。でも、柔らかい線や中判ならではの立体感などはやっぱり魅力を感じてしまいます。逆説的ですが、最新のカメラならば逆光でもほとんどゴーストもハレーションも出ないし、誰がシャッターを押しても高解像度で高コントラスト、はっきりくっきりシャープに写せてしまう、そういうのはかえって面白くないとも言えるかもしれません。写真が上手くも何ともないので偉そうに言うつもりは全くなくて、こう言うのはむしろ変態と言えるかもしれません(笑)。でも、上手くないからこそ、ハレーションが出たりとかで偶然にもドラマチックな写真に見えたりするアクシデントに期待しているのかもしれません。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/01/10(月) 16:33:45|
  2. Rolleiflex
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プロフィール

Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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