英国医学研究留学記

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明日からBMedSciも開始

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GRD2 ISO100 f7.1 1/640s Oxford Street, London
今日は気温も低めでしたが、好い天気でした。
PBLに加えて、明日からBMedSci(Bachelor of Medical Science)のコースも始まります。
我がボスの研究室には、ボスの所に一人、僕に一人、そして日本人の循環器内科医でポスドクのS先生のもとに一人、計3人の学生がやって来ます。
やる内容は、3ヶ月の間に基礎研究室で研究活動に参加させてもらうという日本の医学部ではどこでもやっている基礎配属(いわゆる基礎配)ですが、違う点は、1)卒業に必要な単位ではない事、2)終了時に論文を書いて大学に提出する事、3)終了時に何をしたのか公聴会が有る事、4)公聴会と提出した論文が審査され、BMedSciの称号がもらえる事、です。

大学は戦力としてデータを出すコトに貢献するはずなどとムシの良いことを言いますが、はっきり言って、研究の「け」の字もした事無い連中はド素人同然で、大学院生ならば何ヶ月か仕込んだ後に「戦力として貢献」できますが、3ヶ月で居なくなる実習で「研究に貢献」などとは片腹が痛いです(はっきり言って、ほぼ無理)。

そうやって学生を体よく押し付けるからには、1ヶ月に一人当たり1000ポンド前後(毎日実験すれば、それくらい普通にかかります)の「消耗品代」などの金銭的支援をしてしかるべきと思いますが、大した補助は有りません。
学生に罪は有りませんが、この実習に関しては大学のやり方には少々憤りを感じざるを得ません。
もっとも、この辺は日本の医学部も同じか、もっとひどいでしょうか。おそらく基礎配に関して、学生一人当たりいくらなどと言うお金は、大学からは全く支給されていないでしょう(我々には、3ヶ月で1000ポンドの支給が有ります、無いよりは遥かにまし)。

学生さんがどの程度のやる気が有るかを明日から1週間程で見極めて、僕がどの程度力を割くべきか探りたいと思います(もちろん、やる気が有るのならば、相応に対応してあげないと行けません)。未来の医師が、1)基礎医学研究の大切さを実感でき、2)また臨床の現場ではしばしば忘れられがちな科学的/論理的推論の訓練が出来れば、時間を割いただけのことはあるのではないかと思います。

明日はBMedSciの初日で、PBLの準備もあって多分忙しくて更新など出来ないので、日曜日の今日更新しておきます。
次の更新は、週末でしょうか。
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  1. 2011/01/30(日) 22:12:32|
  2. 英国
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Asian Cup

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GRD2 ISO80 f5.0 1/400s
すっきりとしない天気ばかりが続きます。
昨日今日と、ちょっと冷えこんでいます。

久々に明るい話題。
日本代表がアジア・カップで因縁のオーストラリアを下して優勝!
宿敵韓国に競り勝った時点でひょっとしてと思いましたが、ワールドカップのベスト16は決してまぐれでは無かったと胸を張って云えるのじゃないかと思います。
もしかすると、中田選手などスター選手が居てちやほやされていた時代よりも、今のチームの方がずっと強いのではないか、そう思えて来ました。
あの頃と違う点は、一点有ります。
「欧州に移籍して、しかもレギュラーで出ている選手の数が、おそらく過去の日本代表のチームと比べて最多である」という点じゃ無いかと思うのです。
世界で戦うには、その土俵に出て行って敵のレベルややり方を良く知らないと戦えないというコトじゃないのでしょうか?
世界と対等にやって行く為には、どんどんと世界へ飛び出して行くべき、そう思います。

ところが産業も科学の世界も、海外から日本を見ると「鎖国に等しい」状況です。海外の資本、海外の研究者が日本へ入って来て食い荒らすのではないか、そう恐れてからを閉ざしてしまっている様に見えるのです。外から入れなくても、外へドンドン出て行っていた時代は良かったのですが、いまや「外へも出て行こうとしない」のですから。海外留学者数の数は、ドンドン減っていると聞いています。韓国や中国とは全く逆です。
その状況では、世界の中で取り残されて、結局食い荒らされはしない代わりに「魅力的なパイ」も奪えないのですよね。
この辺は素人なので、詳しいことは知りませんが、英国人は英語圏なら出て行く事に抵抗はないはずです。英国の農牧業や商業・銀行・産業も、海外に食い散らかされて英国事態がえらい眼に遭っている様にも見えません。米国に根こそぎ持って行かれている様にも見えませんし、日本の企業も英国に入って来ていますけど、雇用されている人の大半は英国人ですからね。結局、国としては良い思いをしているのではないのでしょうか。

僕個人は、英国人達に「日本はすごいだろう!」と言ってやりたいのはやまやまなのですが、先行き、今の状況を続けていればもはやそうは云えないでしょうし、国民が別にそれでも良い(国際社会での存在感も別に無くても良いし、国自身がそう裕福じゃなくても日本人だけが寄り添ってよそ者が入って来さえしなければ幸福なんだ)と云うのならば仕方が無いことかも知れません。
一介の民間保険会社の評価ですが、日本の国債の信用が一段下げられて中国並みになった事に関する首相の最初の発言を見ても、「なんでそんなに鈍いんやろ?」と感じざるを得ないんですけどね。日本での日常生活は英国のそれと比べてもはるかにスピーディーにものごとが動いているのに、政治の意思決定はものすご~く「スロー」なのも何でなのでしょうか?

なんだか何が言いたいのやら支離滅裂になって来たので、この辺で辞めときます。
Michael Connellyの「The Black Ice」を読み終えました。実は木曜日には読み終わっていました。忙しくても、通勤で往復の2時間は読書に割けるので、活字を気晴らしに追えるのはありがたいです。やはり最後の最後に、ほほ~と思う仕掛けがあって、Bosch刑事がそのからくりに気づくきっかけはちょっとあっけなかった気もしますが、とても面白かったです。次の「The Concrete Blonde」と第4作の「The Last Coyote」をAmazon UKに先週の土曜日にネットで注文したのですが、実はまだ届いていません。配送予定を見ると、2月1日以降となっていて、日本での素早い対応のサービス業を知っていると「なんやねん」と思うのですが、本屋で買うよりも安いので(本屋で2冊買うお金でAmazonなら3冊買える)、早く読みたいのですが待たないと仕方ないかなと思っています。先を見越して、もう何冊か注文しておこうかなと考えています。

読むものが無いと寂しいので、いままで何故か手に取る機会が無かったDick Francis著の「Odds Against(大穴)」を読み始めました。この有名なミステリー作家は、昨年亡くなっています。
ロンドンを含め、英国の知っている地名や行った事の有る土地の名前が出て来て、まだ4分の1程しか読んでいませんが、英国に土地勘が出来た今読むととても面白く読めそうです。
亡くなった時にBBCでdick Francisの晩年のインタビューの様子が放映されたのですが、「ファンと言う人が、『おもしろくて、新刊が出て3日で読み終えてしまいました。』なんて云うのを聞くと、複雑な心境。取材や調査を重ねつつ死ぬ程考えてトリックを考え、時間をかけて書き上げたものを、そんな簡単に読み終えられてしまうなんて!一つのお話を書きあげるのに、いったいどれだけの労力と時間をコチラはかけていることやら!」と言っていたのが印象的でした。

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  1. 2011/01/29(土) 22:33:38|
  2. 日本
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再びPBL開始

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GRD2 ISO80 f5.6 1/500s
ここのところ、雨または曇りで気温も5℃前後と、すっきりしない天気が続いていますが、気候としては典型的なロンドンの冬の気候と思います。
週末は気温がやや低めで推移するようです。

ブログから遠ざかっている間に、またしてもロシアでテロが。
英国人が巻き込まれたとあって、こちらでの報道は大きな扱いになっています。

今週からPBL(Problem Based Learning)が始まりました。
このモデュールのチューターをするにあたり、専門分野以外の事は記憶があやふやなモノも多いし、昔に勉強した事が(小児科以外の知識は、学生時代から止まっているモノが多いので)もはや古すぎたりするので、もう一度キチンとおさらいして思い出す、もしくは最新の知識にキャッチアップしてから医学部の学生さんに接したいと思っているので、どうしてもセッションの前日には下準備が必要になりますし、セッションが終わるとその日の学生さんの示したパフォーマンスを評価しないといけないので、なかなか時間がとられます。しかも、僕が研究しているキャンパスからは地下鉄で20分ほどかかるキャンパスまで行かないといけません。そんな訳で、PBL以外にもいろいろとあって、このモデュールが終了する2月の第2週まではちょっとブログも距離を置かざるを得ません。

ここでPBLについて簡単に説明しておきます。
医学部の教育の形態は、えいやっと分けると、Lecture Based LearningとPBLに分けることが出来ます。
Lecture Based Learningは従来型の講義を中心とした教育で、日本の医学部(僕たちが受けてきた教育)で普通に行われているのはこの形態です。教官側からの一方通行的なものになるのが普通です(ここで、いやうちの大学はちゃんと双方向になっているぞと言った反論がある方もおられるかもしれませんが、一般論として聞いてください)。教える側としては、講義の準備と講義そのものに時間がとられるのですが、まあ一方的に伝えたい事をしゃべれば良い訳で、見ようによってはある意味気楽です。

PBLは、大学側が用意した医学的背景を持つシナリオをもとに、まずは予備知識無しで数名の学生のグループでで討論し、それに基づいて学生達が自ら学習すべきターゲット(話題)を設定し各自がそれを家で勉強します。そして数日後、その勉強した事を元に再びグループで集まり、知識の確認をする作業をする訳です。まだ日本で導入されている大学はあまり多くありませんが、欧米の医学部ではある意味この形態が流行で、講義と連動して同等の重みが置かれています。

PBLを行うにあたって、学生の中から記録係と議事進行をする司会を一人ずつ決め、以下の7つのステップを踏む必要があります。
ステップ1;言葉の定義
知らない単語、もしくは定義があやふやで自信が無い言葉を抜き出す。その場で知っている者が説明できればよし、出来なければ学習すべき項目に組み入れる。
ステップ2;問題点の設定
シナリオの中で問題とすべき項目を列挙する。
ステップ3;ブレイン・ストーミング
現在持っている知識で、上記Step 2で挙げた問題点に関して、あーでも無いこーでも無いとその問題点同士の関連性とか合理的な説明をしようと意見を出し合う。
ステップ4;問題点同士の関連性と、問題点の合理的な説明に関する討論
上記のブレイン・ストーミングで出し合ったストーリーや仮説で、シナリオ自体が合理的に説明できるかどうか、皆で議論しながら検証をする。
ステップ5;学習項目の設定
議論してきた事を踏まえて、数日かけて何を各人が次のセッションまでに勉強してくるのか、勉強してくるトピックスを設定する。
ステップ6;自習
そのまんまです。今僕が持っているモデュールでは、3日間与えられます。
ステップ7;知見の共有/フィードバック
日を改めて、自習してきた内容を元に、前回のセッションで設定した学習項目に対して勉強してきた知識を皆で共有する。僕のいる医学部では、このフィードバック・セッションの議事進行はチューターつまり僕が行っています。このモデュールの狙いは、学生に自ら問題点をえぐり出し、推論し、チームで議論し、自ら調査をする、かつ医学的に必要な知識を身につけてもらう、こういう訓練を求めているのです。

今日のセッションでは空腹時に胃痛が増強するピロリ菌陽性の典型的な十二指腸潰瘍の症例を下敷きにしたシナリオなのですが、このシナリオで医学部側の狙いとしては、
1.胃潰瘍および十二指腸潰瘍の発生機序の理解。特にピロリ菌に関連して。
2.胃および十二指腸の肉眼解剖と組織学的解剖の確認。
3.潰瘍とは何か?どうして正常な消化管は自己消化が生じないのか?胃酸は何をしているのか?の理解。
4.胃酸と消化酵素(ペプシノーゲン)分泌機構の把握。
5.胃潰瘍および十二指腸潰瘍の典型的な症状とクリニカル・コースの把握。
6.潰瘍に対するリスク・ファクターは何かの把握。
7.検査および診断、治療戦略(使う薬の薬理学的作用も含む)の理解。
を学生にしてもらいたい訳で、学生が「自主的に」これらの項目を学習のターゲットとして上記ステップ5ですべて網羅するように、チューターは議論の最中にいろいろと示唆を与えたり、あらぬ方向へ行きそうになったら軌道修正してやります。
フィードバックのセッションであるステップ7では、僕が司会をし、足りない事に対して補いながら、学生がきちんと大事な事に対して理解が出来るように配慮します。
シナリオは結構うまく書かれていて、これを下敷きに勉強してもらうと、今日の場合は上部消化管に関する「肉眼解剖学」「組織学」「生理学」「薬理学」「臨床診断学」「内科学」が網羅できてしまう訳です。

今回の僕の担当のグループは、医学部の1年生で総勢が7人。火曜日と金曜日の午前中に各2時間のセッションを行っています。
講義と比べると、たくさんのチューターが必要になりますし、各モデュール(僕は今年は「代謝/栄養/内分泌」というモデュールの担当ですが、ほかにも「発達(これは発生学、産科学と新生児学がチャンポン)」「呼吸・循環」などと言ったモデュールがいくつもある)各々にチューーターが別個に準備されている訳です。正直、これだけのマン・パワーを投入しただけの教育成果が上がっているのかはよくわかりませんが、もともと医者じゃない研究者もチューターとして狩り出されているので、僕自身が受け持ったグループの学生さんには、せっかく(元)医師が担当している訳ですから、医師としての視点から何が大事かをうまく伝えたいですし、なおかつ僕自身の経験を踏まえて各セッションごとに学生さんが興味を持ってもらえるようにしたいと、正直余り上手ではない英語で悪戦苦闘しています。

最初は、研究活動に専念したいのに......なんて思ったりもしましたが、考え方を変えると毎週4時間、僕は「無料の英会話コース」を取っているようなモノですし、何よりも未来の医師達を見ると自分の学生時代が思い出されて、案外楽しんでやっています。

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  1. 2011/01/28(金) 21:21:09|
  2. 医学
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春の気配

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GRD2 ISO80 f4.5 1/400s
調子良くこの2週間ほど毎日更新していましたが、明日からまたちょっと実習などで忙しくなります。
また、2~3日に一回の更新ペースに戻したいと思います。
コメントへのお返事が遅れがちになると思いますが、ご了承ください。m(_ _)m

大学構内の寒桜でしょうか、ほぼ満開になりました。
日も次第に長くなってきて、春が確実に近寄ってきているのだという気配を感じます。
こういうのは、気持ちを明るくハッピーにしてくれます。
水仙も地面から芽をのぞかせ始めましたが、ロンドンでは町中にラッパ水仙が咲き始めると、春の到来ですが。

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  1. 2011/01/24(月) 20:04:52|
  2. 英国
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ほんの息抜き

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GRD2 ISO400 f2.4 1/40s マクロ
今日は曇りがちで冴えない天気でした。
僕は午前中と午後に日系クリニックのお手伝いに。
上の子は、今日は英検準2級を受けに、会場であるImperial College(Natural History Museumのすぐ側。「秋深し」参照)に出かけていました。僕は、クリニックのお手伝いの為にSouth Kengingtonまでついて行けませんでした。
試験会場には、なんとDerbyに住んでいる僕の高校のテニス部の後輩ご一家もお子さんの英検受験のために来ていて、会場で僕の妻とばったり会ったのだとか。僕が仕事でそこに居なくて、ちょっと残念でした。後輩は試験の間にちょっと買い出しにハロッズまで出かけて来て(South Kengingtonから距離的に近いのです)、ハロッズで美味しいクリーム入りのパイを買って差し入れてくれました。美味しかったです。Dさん、ありがとうございます。

夜になって子供たちが寝静まった後、surgeon24hrsさんに教えてもらって今はまっている作家Michael Connellyの第一作「The Black Echo」があと残り30ページ程だったので、一気に読み終えてしまいました。最後の最後に意外な展開が待っていて、いや~、面白かった。刑事Harry Boschのシリーズだけで15作品くらい有るので、これは当分楽しめそうです。Amazon UKで、たった今、何冊か注文してしまいました。もう既に買って手元にある第2作の「The Black Ice」を早速読み始めたいと思います。

写真は英国ではスターバックスよりも店舗が多いのではないかと思われる、イタリアン・コーヒーのチェーン店、COSTAで頼んだカプチーノです。チェーン店でも、英国で飲むコーヒーはとても美味しくて、コーヒーを片手にのんびりとペーパーバックを読む時間は、なかなか贅沢な気分にさせてもらえます。

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  1. 2011/01/22(土) 23:59:00|
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ライバルが手を結ぶ日

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Rolleiflex 2.8FX Planar 80mm f2.8 HFT/Fuji Pro 400
今日はいい天気でした。気温は低め。
アップするくらいのゆとりはありますが、文章を書く時間がないので今日は写真だけで。
これで、ローライで撮ったアップできる手持ちの写真は全て終了です。
暦を見ると、薩長同盟が結ばれたのが1月21日だとか。

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  1. 2011/01/21(金) 18:08:45|
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大寒

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Rolleiflex 2.8FX planar 80mm f2.8 HFT/Fuji Pro 400
今日は朝からFoggyで曇りの一日でした。

今日は朝から自分の培養細胞など、まずは午前中に手当てしておかないといけない実験上の作業をちょっとこなした後、医学部の2年生を対象にしたSSC(Student Selected Component)と呼ばれるモデュールの受け持ちの一人の学生さんに関しての作業に追われました。
SSCについては、以下の記事も参照。
SSC programme dissertation
意外な展開

このモデュールで、僕は3人の学生の面倒を見ています。
まずは1月の終わりから3月まで、学生が10人ずつくらいのグループでプレゼンテーションのセッションを行います。学生が自分が勉強したい病気を一つ選び、それに付いて勉強して15分(発表10分、質疑応答5分)のプレゼンを行う訳です。大学としては、自力で調査しまとめる能力と、それを決められた時間内でどのようにまとめて発表するか(スライドの作成も含めて)を訓練させたい訳です。そのあとに、その病気にまつわる新しい治療の試みや治療戦略に繋がりそうな病理病態の理解に関する基礎研究の論文を1本読んで、それに対するレポートを書いて提出することになっています。プレゼンもレポートも点数がつけられて成績に反映されます。プレゼンは採点する先生方がいて、レポートの採点は受け持った3人の分を僕が行います。

僕が属する研究室は、循環器疾患に対する幹細胞治療を目指す、いわゆるトランスレーショナル・メディシンの研究室なので、受け持った子達にはそれぞれ循環器の病気を選んでもらっています。もっとも、元々小児科医としてしていた仕事の多くは集中治療(NICUを含む)と循環器の仕事でしたし、基礎研究の方の専門はどちらかというと発生生物学がメインなので、先天性心疾患を選んでもらえると個人的には居心地が良いのですが、先天性の心臓の奇形は、残念ながら新しい治療戦略に繋がる基礎医学研究と言うのは現状では難しい(つまり、どうして奇形が生じるのかに関する研究はあっても、外科的修復に取って代わる治療戦略の研究というのは向こう何十年もの間にわたり考えにくいということ)ので、大人の病気を選んでもらっています。

今日は、受け持っている3人の中で一番熱心でまじめな女の子が、作ったスライドのたたき台を見てほしいというので、今日の昼一番に会う約束をして、午前中一杯であらかじめメールで送ってもらっていたスライドに僕が手直しをする作業をしました。選んでもらっていた「お題」は、欧米の死因としては癌を上回る虚血性心疾患です。こういうプレゼンの機会は初めてとあって、字は小さいは一枚の中に一杯字が書いてあってうるさいわと突っ込みどころが満載だったので、必要最小限の手直しにとどめたつもりでしたが、思ったよりも時間をとられました。午後から僕のオフィスで、どこがだめでどういう意図でどう直したのかを1枚ずつ見ながらディスカッションをし、再びより良いものにするために宿題を出しておきました。そんなこんなで、今日は仕事の半分が学生の相手でつぶれてしまったのですが、まじめな子にはやはりそれに応じて丁寧に相手をしてあげないといけません。研究活動が著しくそがれているとは思うのですが、相手が一所懸命だと致し方ないと思えます。

残った2人の他の学生どもは、2週間前にプレゼン用スライドの相談に乗ってやるから連絡してこいとメールをしたのですがなしのつぶてなので、今日、もう一度メールをしておきました。こちらが親切に手を差し伸べても、それを利用しないのは先方の責任なので、どういうプレゼンをするつもりか知る由もないのですが、こういうのはレポートを採点する僕の心証にも影響するわけで、連絡してこない連中は本当に損をしているなと思います。

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  1. 2011/01/20(木) 15:19:30|
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想定外

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Rolleiflex 2.8FX Planar 80mm f2.8 HFT/Fuji Pro 400
今日も良く晴れていました。やはり最高気温は7℃程度と低めでしたが。
今日は研究室に出てきました。

朝一番にトラブルが待っていました(といっても、僕はほとんど何もしませんでしたが)。
研究を行う上で培養細胞なるモノを使ったりします。
培養液のpHが一定に保たれるように、適切な培養液を使って、二酸化炭素濃度が通常は空気よりも濃い濃度の5%になるように設定された保温機のなかで維持します。
空気よりも濃い二酸化炭素の濃度を保温機の中で実現するには、二酸化炭素のボンベから保温機に二酸化炭素が常に供給されている状態に無ければなりません。
今朝は、この二酸化炭素を供給する元になるボンベが空になりそうになっているというアラームが鳴り、普通は予備タンクがあってそちらに切り替えれば済むのですが、大学のこれを管理してくれている部門のちょんぼで予備タンクまでからのままで、夕方に新しいタンクが業者から運び込まれて設置されるまで保温機を開けることが出来ない状況に追い込まれました。
もしかすると今日中には新しいボンベが手に入らないかも.....という懸念を隣の研究室のラボ・マネージャーのNさん(インド系英国人)は言っていましたが、もしそうなったら今培養しているものがみんなだめになってしまったかもしれません。
大事に至らず、セーフでした。
日本にいたときはこんな話はほぼ聞いた事が無かったので、英国で中央部門の仕事が遅いのはまだ目をつむるとして、やることはきちんとしてほしいなあと思います。
この辺は日本はきっちりしているので、本当にうらやましいです。

午後になって、1月の終わりから僕が面倒を見る事を大学から申し使ったBachelor of Medical Scienceのコースを選択した5年生の医学部の学生さんに、僕のオフィスまで来てもらって、僕のバック・グラウンドと僕が今行っている研究の概要、具体的にこのコースでどういう目的のどういう実験をしてもらうのかについて話をし、コースが実際に始まるまでに目を通しておくようにと参考文献を数編渡しておきました。話した感じではまじめそうな男の子でしたが、まあ学部学生が研究の使い物になるなんて話はほぼあり得ませんので、あまり期待はせずに、昨年の実習(僕にとっては初めての経験)の反省を踏まえ、様子を見ながら与える課題の難易度を上げて行こうかと思っています。

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  1. 2011/01/19(水) 18:00:16|
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久々の青空

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GRD2 ISO80 f6.3 1/500s
今日は久しぶりに朝から晴れています。
これを書いているのは午後3時ごろですが、気持ちのよい青空が広がっています。
日本にいると何とも思いませんでしたが、英国では青空を見ると誠にハッピーな気持ちになれます。
晴れた半面、気温は低め。最高気温は7℃程です。

今日は、都合で研究室には行かずに自宅で一日書類をやっつける仕事をしています。
まずは、依頼されていた来週が締め切りの某科学雑誌に投稿されて来た論文の審査を片付けました。
残りの時間は、研究費の申請書の作成、その作業に飽きたら読書をしていますが、もうじき子供たちが帰ってくるので、帰って来たら落ち着いてそういった時間の使い方は出来なくなると思われます。

UKの消費者物価指数(Consumer Prices Index;CPI) は政府の設定している目標の2%を上回るインフレでずっと推移して来ていましたが、昨年の11月の3.3%が12月には3.7%まで上がったとのことで、ひょっとすると4%台もあり得るのではないかとの懸念が広がっています。消費税(VAT)はすでに1月から17.5%から20%に引き上げられていますし、給料はこんな高い比率で上昇なんて絶対にしませんから、なかなか英国に於ける一般市民の生活は厳しいものがあると思います。最近のガソリンの値段なんか、だいたい1ポンド27ペンス/リットル(今の為替レート換算だと180円/リットルくらいでしょうか)もします。日本のデフレ容認も長い目で見ると問題かも知れませんが、消費者の側からすると、ちょっとうらやましいです。

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  1. 2011/01/18(火) 15:34:57|
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あれから16年

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Rolleiflex 2.8FX Planar 80mm f2.8 HFT/Fuji Pro 400
今日も朝から雨が続いていて、この2週間で太陽を見た記憶がありません。
旬なうちに、年末年始に日本でローライフレックスで撮ったフィルムの写真を続けてアップしておこうと思っています。といっても、1ロールで12枚しか写真が撮れませんのでそれほど枚数は無いですし、家族を撮った写真は載せるつもりはないので、風景の写真などは大したものが無いのですけどね。

映画「ソーシャル・ネットワーク」が話題になっていて、日本から帰ってくる飛行機(ちなみにJALではありませんでした。写真はJALですが)の中で見れたはずなので、見ておけば良かったとちょっと後悔しています。ゴールデン・グローブで4冠ですか。Michael Connellyの小説を読むのに夢中になってしまったので、見逃してしまいました。映画と言えば、見たかった「沈まぬ太陽」は実家でWOWOWで見ましたが、さすがにあれだけの内容の小説を2時間強の時間の映画に納めようと言うのが無理があるなと感じました。見終わった後に何となく無力感が漂ったので、映画の作り手側からするとある程度狙い通り成功しているのかも。それを考慮に入れるとまずまずの出来かな?。あの小説/映画の内容は、今の日本の縮図かもしれません。

阪神大震災から、今日で16年が経ちました。僕の子供たちに取っては遠い昔の話で、彼らに取っては僕が小学生の時に社会科の教科書で知った関東大震災や新潟地震に近い感覚でしかとらえられないのではないかと思いますが、リアルに体験した関西在住の我々の世代(といっても、僕は大阪の大学病院の中にいたので神戸の方の体験とは比べようも無いのですが)に取ってはつい昨日の事のように思います。妻とも今朝の朝食のときにそんな話をしました。当時、僕は卒後2年目で(当時は現在の臨床研修医制度では無かったので)集中治療室勤務を自ら志願して一年間ICUでお世話になっている後半の時期で、ちょうどその日は当直に当たっていて、地震があった時刻は徹夜で重傷患者さんのケアに当たっている最中でした。記憶を風化させず、如何に防災の対策が大切かを思い起こす契機にすべき日です。上に書いた「沈まぬ太陽」の話題にも通じますが、危険に際しどう備え、万が一遭遇したときにどのように動けるのか、個人も企業も行政も考えるのにも良いきっかけに思います。

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  1. 2011/01/17(月) 13:27:28|
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羽田空港 第1ターミナル

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Rolleiflex 2.8FX Planar 80mm f2.8 HFT/Fuji Pro400
今日も日が射さないまま一日曇り。でもやはり気温は高めで13℃くらいありました。
昨日はボスと昨年一年間の総括と、今年一年間の長期計画についてのディスカッションを持ちました。
大学の他の部署と共同で進めている計画全てにわたって遅れが目立っていますが、日本人と違ってプッシュしてもなかなか前に進まない事に限界を感じた一年でもあったなと振り返りました。結果論ですが、僕がもう少し上手く立ち回ってマネージメントできれば、もっと進んだのかも.....。出来ることは、ベストを尽くす事だけ。頑張りたいです。

成田空港で帰国の飛行機に乗る前に暇つぶしに買ったMichael Connellyの「Echo Park(原書のペーパー・バック)」がむちゃくちゃ面白かったので他の作品を読んでみたくなり、今日は朝から日系クリニックのお手伝いの後、本屋へ行って第1作「The Black Echo」を買って来て読み始めました。surgeon24hrsさんが第1作から読むとよりいっそう楽しめると教えてくださったので。
英国での今日のトップ・ニュースはチュニジアの政変劇に関してでした。プレミア・リーグは、Man Cityが首位に居て、やはり大金を投入したチームが上に勝ち上がれる傾向が強くなる事を実感させられますね。Liverpoolが冴えない分、Man CityとTottenhamが頑張ってくれると、面白いと思います。

国際空港化した羽田は、ターミナルが拡張されてきれいで大きくなり、少々びっくり。韓国・仁川空港にハブ空港の座を完全に奪われた現在、今更成田だけではなくて羽田も軸にしても時期既に遅しと言う気がしますが、やらないよりはマシと言う感じでしょうか。この辺に、日本の行政の長期的展望に立った戦略の欠如を感じます。国民が国の先行きに危機感を募らせた現在でも、それでもまだ日本の政治と選挙は「地域の利益優先」であって「国益が優先」ではないんでしょうね。あらためて映画「七人の侍」の中の台詞、「首が飛ぶっつうのに・・・髭の心配してどうするだ!」を連想します。

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  1. 2011/01/15(土) 18:14:48|
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Stop!

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GRD2 ISO80 f3.5 1/160s
スクエアなフォーマットの写真をアップするようになって、長方形の写真のサイズが小さいとバランスが悪いと思い始め、すこしサイズを大きくすることにしました。
今週はずっと雨が続いていますが、気温は高めで過ごしやすい。
天気予報によると、来週ははれた日が増える代わりに気温が低くなるとの事です。
天気と言えば、南半球で起きているオーストラリアのQueenslandの洪水やブラジルの洪水など、同時多発的に水害が起きている事に、昨夏の世界的な猛暑や欧州での記録的寒波などもふまえ、やはり異常気象なる言葉がちらついてなりません。

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  1. 2011/01/14(金) 19:21:13|
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Debbie

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Rolleiflex 2.8FX Planar 80mm f2.8 HFT/Fuji Pro 400
今日は朝から小雨が降り続いていますが、気温は10℃以上あって暖かかったです。
朝、BBC Breakfastを朝食を食べながら見ていたら、Blondie(懐かしい!)のボーカル、Debbie Harryがゲストとしてインタビューされていました。
今いくつだろう?やっぱり老けましたねぇ。
Debbie Harry on Blondie←インタビューの動画がBBCのサイトで見れます。
KILLING Cancer charityへ寄付するお金を作るため、The Who, Jeff Beck, Bryan AdamsとRichard Ashcroftらと一緒に、本日ロンドンでライブを行うのだそうです。このチャリティは、癌に対するPhotodynamic Therapy (PDT)という方法を研究する資金として使われるとのこと。

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  1. 2011/01/13(木) 19:29:47|
  2. Rolleiflex
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研究⇔教育

R0018210.jpg
GRD2 ISO80 f7.1 1/640s
余力のあるときにアップしておこうと思ったら、なんとここのところ毎日アップできています。
1月末から、またもや3週間のPBL (Problem Based Learning)モデュールのチューターをするように大学から仰せつかり、もうじき医学部の5年生が3ヶ月の実習をしにくることになっていることもあって、本来の研究活動になかなか集中させてもらえない事にイライラが募ります。
PBLとは日本の教育の現場ではなじみの無い教育方法なので、機会を見てどういうものかご紹介できたらなと思います。
という訳で、1月も後半になると、おそらくなかなか更新が出来なくなると思われます。

ロンドン地下鉄がロイヤル・ウエディングの日にストをぶつけようとしているらしいとのBBCの報道に、ようやるわとちょっとあきれちゃいました。これ、一般市民はだれも地下鉄職員に共感しないと思われます。

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  1. 2011/01/12(水) 19:25:45|
  2. GRD2
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We must be over the rainbow!

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GRD2 ISO80 f5.6 1/800s
今日は忙しいのでごく簡単に。
朝の通勤時、小雨は降っているは、地下鉄はトラブルでダイヤが乱れてなかなか来ないし.....
イライラして、ふと電車を待っている駅で上を見上げると、虹がかかっていました。
何となく、朝から得をした気分。イライラもどこかへ行ってしまいました。

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  1. 2011/01/11(火) 16:44:52|
  2. GRD2
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成人の日

img003.jpg
Rolleiflex 2.8FX Planar 80mm f2.8 HFT/Fuji Pro 400
日本では連休ですが、もちろん英国では関係がありません。今日から本格的始動ですが、まだ助走の段階で少しゆとりがあるので更新しておきます。

今回の一時帰国で、フラット・ベッド・スキャナーを手に入れました。中判フィルムをスキャンできる事が前提で、かつコストパフォーマンスが良さそうなものと言う事で、EpsonのGT-X820を選びました。英国で買おうとすると同じ商品名ではありませんが£200くらいするので、日本での実売価格が2万5千円を切るくらいの値段を考えると、日本で買って手でもって帰った方が得と判断し、大蔵大臣に「せめて少しはフィルムで写真を撮ることを楽しませてほしい(プリントすればお金がかかるが現像だけなら比較的安価で済む)」と泣きついたところ、以外とあっさりと許可が出ました。もちろん、家でコピー代わりに書類をスキャンできるので写真以外にも使い道がある事を強調したことは言うまでもありません(笑)。

フィルムの値段が一昔前と比べると高くなっているので、だからといってパカスカとフィルムで写真を撮るわけにはいかないのですが、これでオブジェと化していたカメラ達が今後は少しは日の目を見ることになりそうです。
久々にRolleiflexを手にして(ただし今日の写真は8年くらい前に買った現行品の2.8FXで撮ったものなので、機械的な質感は昔のF型のRolleiflexとは比べ物にならないくらいにコストダウンされてしまっていますが)使ってみると、やっぱりのんびりとカメラを構えてそぞろ歩きするのは楽しいなと実感しました。デジタルと違って撮り直しがききませんから、一枚一枚の気合いも違ってきます。現行機種とはいえ、レンズの設計は古いし、コーティング技術もおそらくはひと世代前のものでしょうから、Nikon、Canon、LeicaやZeissなどの現行レンズと比べてしまうと、解像度、コントラストを含めた光学性能は数値的にもずっと劣っているでしょうし、逆光にもとても弱くてすぐにハレっぽくなります。実際に今日の写真でもフードを着けているにもかかわらずハレっぽい描写です。でも、柔らかい線や中判ならではの立体感などはやっぱり魅力を感じてしまいます。逆説的ですが、最新のカメラならば逆光でもほとんどゴーストもハレーションも出ないし、誰がシャッターを押しても高解像度で高コントラスト、はっきりくっきりシャープに写せてしまう、そういうのはかえって面白くないとも言えるかもしれません。写真が上手くも何ともないので偉そうに言うつもりは全くなくて、こう言うのはむしろ変態と言えるかもしれません(笑)。でも、上手くないからこそ、ハレーションが出たりとかで偶然にもドラマチックな写真に見えたりするアクシデントに期待しているのかもしれません。

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  1. 2011/01/10(月) 16:33:45|
  2. Rolleiflex
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日常へ

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GRD2 ISO80 f8.0 1/800s
まだJet Lagが残っていて、朝はぱっちりと目が覚めてしまいます。
これを機に、少し朝方に体のリズムをシフトしても良いかも知れません。

自分も妻も子供たちも休日モードに体が馴染んでしまっていますが、明日からギアを入れ替えて通常モードへ戻さねばなりません。
日曜日の今日は、午前中は早起きして書類の作成などの仕事を少しこなし、午後からは良い天気だったので散歩がてら近所に買い出しに。
ちなみに写真は日本に一時帰国した時のものですので、今日のロンドンではありませんので念のため。
クリスマス前後の3週間程、一人で過ごしていたので、やはり家族で一緒に居るのは寂しくなくて良いですね。

またもや米国のTusonで銃乱射事件が。
こういう事件がいくつも有っても銃を規制しようと云う話にならない、「自分の身は自分で守る」「銃を所持する権利」といった主張が我々日本人からすると理解し難いです。もっとも、そういった主張は表向きで、裏には銃にまつわる既得権益があり、それを守るべく暗躍している力有る人々が居るのではないかと想像してしまいます。

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  1. 2011/01/09(日) 17:07:52|
  2. 未分類
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Jet Lag

R0018214.jpg
GRD2 ISO80 f5.6 1/640s
家族中で時差ぼけに苦しんでいる感じです。
子供たちは朝の4時ごろには目が覚めて騒ぎだす始末。夜の7時ごろにはもうとろとろです。

昨日は初出勤で、月曜日からの仕事がスムーズに進む様に、関係各所への連絡や下ごしらえに終始しました。
夕方から、UCL医学部のO教授(日本人です)と日本学術振興機構のロンドン事務所のスタッフが音頭をとった新年会がありました。学振のスタッフの方々は都合で来れなくなりましたが、ロンドンやケンブリッジで教授やグループ・リーダーとして立派に長年第一線で活躍されて来ておられる研究者の方々に接し、良い意味で刺激を受けて来ました。一流のケツにつけて行ける様、なんとか食らいついて行きたいモノです。

写真は日本に住んでおられる方々には何の変哲も無い自動販売機ですが、欧米の人間からするとこれはとんでもなく驚くに値するモノです。何故かと言うと、「屋外に設置されている」からです。欧米で屋外に設置しようものなら、直ぐに壊されて中のお金が盗られてしまう事でしょう。日本の治安が実に良い事の証拠でもあります。それともう一つ、「缶コーヒー」も、欧米にはありません。これも珍しがられるモノに違いありません。
ちなみに「タバコの自販機」も、おそらくびっくりされるモノの一つであるでしょう。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/01/08(土) 19:55:38|
  2. 日英の相違
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無事帰国

R0018222.jpg
GRD2 ISO800 f4.0 1/200s
無事にロンドンへ帰ってきました。
寒波は退いて、いつものロンドンらしい気温(10℃前後)と天気(曇りか雨)が戻っていました。
仕事に出てやる事がてんこもりですので、コメントへのお返事は週末にゆっくりとしたいと思います。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/01/07(金) 15:27:08|
  2. 英国
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帰国前夜

R0018207.jpg
GRD2 ISO80 F8.0 1/1000s
妻の実家にご挨拶に伺い、2日程、ノンビリさせてもらいました。
今日の夕方に成田空港近くのホテルにチェックインしました。
明日のお昼頃のフライトでロンドンへ帰ります。

コメントへのお返事、遅くなってしまいますがご了承ください。
ロンドンから、お返事させていただきたいと思います。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/01/05(水) 14:15:39|
  2. 日本
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新春の首都

R0018181.jpg
GRD2 ISO100 f7.1 1/410s 渋谷駅前

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GRD2 ISO100 f7.1 1/270s 明治神宮前

R0018194.jpg
GRD2 ISO100 f7.1 1/290s 原宿

家でうだうだしているのもなんなので、弟と一緒に街中へ少し出かけてみました。
今日からデパートなどは初売りを始めているとあってか、どこへ行ってもひと・ひと・ひと........
大阪やロンドンも人が多いですが、東京はその比ではありません。
ある意味、新春のこういう人ごみも日本らしい風物詩と云えるかも知れません。

明日から妻の実家へご挨拶に国内を移動します。
ネットへの接続は難しくなりますので、次回の更新は1月5日になる予定です。
コメントへのお返事も遅くなりますが、ご容赦ください。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/01/02(日) 13:12:54|
  2. 日本
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元日

R0018176.jpg
GRD2 ISO80 f2.4 1/80s マクロ LOMO風レタッチ/パートカラー
明けましておめでとうございます。
本年もよろしく御願申し上げます。
平成23年 元旦

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2011/01/01(土) 00:00:00|
  2. 日本
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プロフィール

Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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