英国医学研究留学記

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連休に突入

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今日は一日雨もよう。肌寒い一日でした。
写真はSt Paul寺院です。こんな晴れた空が出ると良いなと言う期待を込めて。

昨日から、実は僕の両親が遊びに来ています。
丁度、子供たちがハーフタームで一週間のお休みに入ったためです。
この一週間はお休みをもらって、観光に連れて行くつもりでいます。

しばらく更新が不定期になります。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2010/05/29(土) 20:31:51|
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勢い

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GRD2 ISO100 f3.5 1/133s
今日も最高気温は20℃を下回っていたはずなのですが、体感する気温は、少し高めに感じました。
寒すぎる事無く、良い感じでした。

今日は、娘の方のprimary schoolのSports Day (運動会)だったそうで、妻は応援に行っていた様です。
現地校の運動会は、半日だけで、しかも日本のような「お祭り」のようなイベントとはほど遠い感じです(ものすごく地味、笑)。
と言う訳で、僕は普通に仕事に行きました。
しかも、Primary Schoolの中で、Infant School(Reception~Year2)とJunior School (Year 3~Year 6)と別れていて、今日はJuniorだけがSports Dayでした。
日本の小学校では考えられない事態ですよね。

新聞によると、Microsoftの株価をAppleが抜き去ったとか。
iPad、すごい人気ですね~
僕の所属する研究室ではマイノリティであるMac使いのポスドクS君(Macユーザーは僕と彼の2人しかいなくて、はっきり言って迫害されてます、笑)は、明日発売されるiPadを予約済みで、Apple Storeへ取りに行くそうです。
よくまあ奥さんが許可してくれたモノだと感心しますが(最近、iMacを買ったばかりのはず)、ラボに持って来たら触らせてもらおうと思っています。

Manchesterよりも若干北にある街、Bradfordで売春婦が連続して殺された事件で、犯人が捕まったという報道も今朝から大きくされています。猟奇的殺人事件の様で、いわゆるpsychopathによるモノなのかも知れません。大学で犯罪学を学んだ男の犯行と聞くと、本来は犯罪の本質を理解して「未然に防ぐ」ための学問に関与していた人物だったと言う事実がなんだかやりきれません。BBCニュースで住民のインタビューを見ると、35年前の所謂「Yorkshire Ripper事件」とイメージが重なるようで、住民達は恐ろしさを感じている様です。捜査で次第に事の次第は明らかになると思われます。

石油メジャーの英国企業British Petrolが引き起こしたメキシコ湾の原油漏れは、漏れを止めて封じ込める作戦が開始された様です。この騒動も早くに終息してくれる事を祈ります。

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  1. 2010/05/27(木) 21:18:26|
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薄暮

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今日は雲も多くて、やや涼しい一日でした。気温も18℃程。

6月にプレゼンテーションに拠る口頭試問が待っている医学部の学生さん(「思ったようにはなかなか行かない」参照)に、たたき台のスライドを見てやるから見せに来なさいとプレッシャーをかけてありました。本日、オフィスに来てもらって、学生さんの作って来たスライドを見ながらアドバイスをしました。10分しか持ち時間がないために、相当コンパクトに練ったスライドにしないといけないと思いますが、学生さんに取っては良い訓練になると思います。2週間後に、プレゼンテーションの公開の事前練習会(スーパーバイズするために、僕も参加予定)が待っているので、その前にもう一度チェックすることになっています。

北朝鮮の魚雷に拠り韓国哨戒艦が沈没した事件は、英国でもそれなりに大きく取り上げられて報道されています。結局、中国がどう動くかが鍵なのでしょう。

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  1. 2010/05/26(水) 21:28:49|
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息抜き

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予報通り、今日はやや気温が下がりましたが、思っていたよりも寒くはなかったです。20℃くらいが寒くもなく、暑くもなく、丁度良いのかも知れません。

今日は、ボスが学会で出張のため、心無しかポスドクの皆さんはリラックスムードでした。
このあたりが自分のアイデアと獲得した予算で仕事をしている者との違いかも知れません(自己責任なので、ボスがいるとかいないとかは、自分の仕事へのプレッシャーとしては全然関係がないです、僕にとっては。マネージメントの件で相談できないのは、却って困る事かも知れませんが)。
ラボマネージャーのSさん(英国人・男性)は趣味がガーデニングで、彼に取っては一年の中で最も重要なイベントであるチェルシー・フラワー・ショウに出かけるために、有給を取ってお休みでした。
二人抜けると、ラボは少しばかり人がいなくなった様に見えます。

サッカーは日本は韓国に完敗でしたが、イングランドはメキシコ相手に完勝で、順調な仕上がりを見せている様です。

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  1. 2010/05/25(火) 21:20:54|
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トラックバック企画に緊急参戦

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  1. 2010/05/25(火) 09:34:42|
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ロンドンの初夏

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週末は非常によい天気で、気温も28℃くらいと、日向に居ると少し汗ばむような陽気でした。
夜間も最低気温が15℃以上有るような、窓を閉めているとやや寝苦しいくらいでした。
今日のロンドンの最高気温は30℃くらい有る様です。
ところが予報に拠ると、明日からは最高気温は18℃くらいへと急降下。
服装や体調の持って行き様に気を使わないと、風邪を引いてしまうと思います。

週末は、特に何をするというわけでもなく、久しぶりにのんびりと過ごさせてもらいました。
子供たちと公園に行って燦々と降り注ぐ日差しを楽しんだり、まったりと過ごしました。

英国British Airwaysは、3月期の決算報告で、5億3100万ポンド(約690億円)と過去最高額の赤字決算(景気後退や例の火山に拠る空港閉鎖の影響など)だったと言うのに、今日からストライキなぞをやっています。CAなどが中心になったストですが、大丈夫かいなと言うのが本音です。会社がつぶれたら元も子もないのに、自分たちで首を絞めている行為にしか見えません。まさに映画「七人の侍」の中に出て来る台詞、「首が飛ぶっつうのに・・・髭の心配してどうするだ!」を彷彿させます。

英国の景気の後退は底を迎えて回復の兆しが有る様ですが、個人消費はさっぱりと上向かない様です。そりゃそうでしょう、物価高いですもの。インフレーション率は政府の目標の2%を越えて3%台の後半のはず。失業率は5%を切るくらいには改善している様ですが、日常生活で景気が回復している実感は、全く湧かないです。ところが一方で、政府の債務は過去最高額を更新し、これを問題視する現新政権は、財政赤字を削減すべく、今年度会計中に60億ポンドもの歳出の削減を掲げていますが、歳出の削減だけでは足りないとの意見も有るようで、ニュースに由ると一部ではVAT(日本での消費税にあたる。現在17.5%)の更なる引き上げは避けられないのではないかとのこと。今消費税を上げたら、ますます「贅沢品」は買わなくなるでしょうね(もっとも、もともと英国人は全体的に質素ですけど)。これを思うと、日本の消費税5%と言うのは、どう考えてももっと引き上げないといかんのではないか?、と思います。ちなみに現政権は、まだVAT(消費税)の増税の可能性に関しては、まったく言及はしていません。今朝のBBC Breakfast(NHKの朝7時のニュースみたいなもの)にはオズボーン財務大臣自ら出演してインタビューを受けるくらい、政府の歳出削減に関しては国民やメディアの関心が強いと見ました。

サッカーの日韓戦は、残念な結果でした。パク・チソンがキチンと点を決めるなど、韓国のナショナル・チームと日本の間には「明らかに大きな隔たりが有る」様に見えます。このことを日本のサッカー界が認めた上でどうすれば良いのかを考えて行かないと、将来的にもっと強くなれないのではないかと思いました。科学も経済もスポーツも、いずれも「日本はまだまだ良い位置に居る」との楽観的観測が国民全体に蔓延しているとしたら、危険な状況な気がします。

英国の来期のプレミア・リーグは、Burnley、Hull City、Portsmouthがチャンピオンシップ・リーグへ降格、かわりにプレミアへは、昨季降格したNewcastleが昇格を決め、他にWest BromwichとBlackpoolも昇格を決めています。

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  1. 2010/05/24(月) 20:00:00|
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Tokyo Snap

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GRD2 ISO367 f2.3 1/32s(レタッチ)
今日は蒸し暑かったです(が、空気は乾燥していて、木陰は気持ちよい涼しさ)。
ここ数日は25℃以上の気温が見込まれるそうですが、来週の週末に向けて、気温は20℃前後まで急降下するそうです(さすがにロンドンの天気。変わりやすくて、一筋縄ではいきませんね)。

今日は、日系クリニックのお手伝いの後は、息子に将棋を教えたり(といっても駒の進め方を教えて、飛車角抜きでさしたりする程度ですが)、まったりと過ごしました。ぼーっと過ごしていたおかげで、いくつかTVを見逃してしまいました(チャンピオンズ・リーグの決勝、マイケル・ムーア監督の映画「Capitalism: A Love Story (2009)」、BBCの夜10時のニュースなど)。

インドでの航空機事故、タイの騒動やアフガンでの自爆テロ、北朝鮮の魚雷騒動と、血なまぐさい事件が相次いでいて、痛ましいです。

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  1. 2010/05/22(土) 22:16:14|
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London Snap, Barbican

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GRD2 ISO100 f3.5 1/440s
今日は暖かいどころか、日向に居るとやや汗ばむような陽気です。
最高気温は多分25℃を越えていると思います。
ようやくロンドンは一年の中で最高に良い季節を迎えています。
8月に入るととたんに寒い日が多くなって来ますので、良い季節は短いです。

金曜日の夕方に入って、ようやくちょっと一息つけるくらいの時間が出来ました。
研究活動は時間配分や作業の進捗具合を自己管理しないと行けませんから、ちょっとオーバーワーク気味だったかも知れません。
でも、10年前だったら平気なはずの作業量だと思うので、やはりちょっと年齢的な事を感じざるを得ないですね(寂しい事ですが)。

昨日の記事にも書きましたが、現在は米国のUCSFの教授でいらっしゃるElizabeth Blackburnさん(2009年度ノーベル医学生理学賞受賞の女性研究者)のセミナーが、ロンドンの一流大学であるUCLで昨日有りました。とても聞きに行きたかったのですが、すでに1ヶ月以上も前から準備していた実験をしないと行けなかったため(予定を組んだときには、セミナーの情報が無かったのです)、断腸の思いで参加は断念しました。同僚の英国人ポスドクS君や日本人ポスドクのS先生(循環器内科医)が聞きに行って来たのですが、なかなか刺激的で良かったそうです。特に、セミナー後の懇親会には20人くらいしか参加が無かったそうで(なんで?ノーベル賞受賞者が来ているのに?)、英国人ポスドクのS君は、ワイン片手にしゃべりまくって来たそうです(益々、悔しい!!!)。今日のS君は、僕を見つけるなり、「めっちゃしゃべって来たで~。めっちゃ良かった!」と興奮気味にわざわざ報告に来ました(←もちろん、大阪弁じゃなくて、英語でですが、笑)。そりゃそうやろ。ノーベル賞受賞者と和やかに歓談なんて、そうそう機会はないもんね。

彼女の研究対象は、染色体の端っこの構造体であるテロメア(Telomere)の生物学的な役割の解析で、この分野のパイオニアです。この業績が認められてノーベル賞に繋がった訳です。現在のテロメアの研究の第一人者達の多くが彼女のお弟子さんでもあります。研究畑に馴染みのない方にちょっとだけ解説しますと、テロメアと言う染色体の端っこにある構造体は、細胞分裂の際に染色体を2つの娘細胞に分配する際に染色体を壊さずに済むように「保護する」役割をになっています。ですから無かったり壊れると、増殖している細胞は生きて行けなくなります。また、この役割をうまく利用すると、人工的な染色体を酵母菌などの中に作ったりもできます。テロメアは、今では発生、老化現象、ストレスに対する耐性や癌とも密接な関係がある事が判っていますので、この研究領域がいまや如何にhuman health careにとって重要かは容易に理解できると思います。

ここで、テロメアの重要な知見のかなりの部分は、酵母菌やテトラヒメナと言う人類からは一見すると遥かにかけ離れた生物を用いた解析から明らかになって来た事を強調したいと思います。生命にとって重要なメカニズムと言うのは、種を越えて共通に保存されている事がとても多いのです。ですから、一見してヒトとはかけ離れた生物(例えばショウジョウバエとか線虫とか、酵母菌など)を用いた研究を「なんでそんなもんで、せんといかんの?ヒトと違うやん!」と思われるかも知れませんが、ヒトやマウスでは複雑過ぎて抽出できなかった重要な知見が、そういったもっと単純な「モデル生物」を用いる事で解決する事はいくらでもある訳です。「ほ乳類とは違うもので研究なんか、医学部には不要」、という論調の意見を良く聞くことがあるのですが、これは大変に「視野の狭い」意見だと思います。しかしながら、残念ながらそのように考える「医学部で研究活動を行っている医師」はとても多いと感じています。最近は研究費の配分も医学的応用に強くシフトしている傾向を顕著に感じますが、応用するための「基礎的な知見」が無ければ応用もへったくれも無い訳で、研究畑の片隅に身を置く者として、先進国であるならば、生物種に拠らず「生命現象の本質に迫る研究」にはひろく研究費がキチンとファンドされる世の中であってほしいと、強く願っています。

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  1. 2010/05/21(金) 17:45:34|
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London Snap, near South Kensington

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今日も暖かいです。天気がよくて気持ちがよい。
それとは裏腹に仕事が忙しくてゆっくり書いていられません。
写真のみで失礼致します(コメントのお返事、多分、遅くなります)。

追記:
今日はUCLでElizabeth Blackburnさん(2009年度ノーベル医学生理学賞受賞の女性研究者、現在UCSF)のセミナーがあったのに.....、忙しくて行けず.....行きたかったなあ(シクシク)
(T-T)

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  1. 2010/05/20(木) 15:25:06|
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騒動

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GRD2 ISO80 f4.0 1/200s
今日はよい天気で、気温も22℃と高め。こうなって来ると、気持ちも弾みます。

ここのところ意に反して何かと忙しいので、ごく簡単に気になったニュースを。

宮崎県の口蹄疫被害、痛ましいですね。畜産関係の伝染病にどれくらいの研究費が割かれているのか世界の情勢は不明ですが、日本では感染症研究って、あまり予算が割かれていないと思うのです。人の感染症ですらその状態ですから、畜産関係はたぶん予算配分は悲惨な状況なのではないかと推測します。産業を守るのも国防だと思いますが、「海外からの安価な製品が日本に入ってこない様に」する事ばかりに躍起にならずに、将来を見据えた対策の一環として、(屠殺する以外に)如何に治療し拡大を防ぐかの研究・開発にもお金がキチンと回るような、そんな社会であって欲しいなと思います。

タイでの騒動は、気がかりです。特に高校時代の友人がバンコクに駐在しているのでなおさらです。メールしたところ騒動が起きている地域外ではいまのところ平静で大事は無いとの事ですが、彼のオフィスが騒動が起きている地域に有るので仕事に行けないのだそうです。穏便に事が解決するのを望みます。

火山灰で一昨日はヒースロー空港が一時閉鎖されましたが、直ぐに稼働し始めました。風向きが南風に変わって(おかげで気温も上がって来ました)来ましたから、これで騒動が落ち着く事を望みます。

本日は、英国の下院が選挙後初めて開かれた様です。経験のほとんどない連立政権で、なにかと"strong government"、"stable government"という言葉が目につきます。現政権は、短命に終わるのではないかと言う憶測を打ち消すのにずいぶんと神経を使っている印象です。

高校時代などにヘビメタを聴かなかった方にはピンと来ないかも知れませんが、バンドRainbowやBlack SabbathなどのボーカルだったRonnie James Dio氏が胃癌でお亡くなりになったそうです。Rainbowなんかは高校時代に夢中で聞いていましたが(大学入って、ヘビメタはぴたっと聴かなくなりましたけど)、もう67歳だったんですね(お亡くなりになるには、まだまだ若い年齢ですが)。ご冥福をお祈りしたいと思います。

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  1. 2010/05/19(水) 18:18:08|
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London Snap

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GRD2 ISO100 f2.4 1/100s
多忙につき、写真のみで失礼致します。
コメントのお返事、今しばらくお待ちください。済みません。

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  1. 2010/05/18(火) 19:50:05|
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初夏の日差し

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GRD2 ISO100 f5.0 1/500s
今日は暖かい良く晴れた一日でした。
多忙につき、写真のみで失礼致します。
コメントへのお返事、今しばらくお待ちください。

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  1. 2010/05/17(月) 17:54:19|
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皐月らしい天気?

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GRD2 ISO80 f3.2 1/200s
今日は朝から晴れていて、気温も高めで気持ちのよい日でした。
明日は少し天気が崩れる様です。

サッカーFA杯は、ChelseaがPortsmouthを1-0で下し、Premierを含め今期2冠目でした。すでにChampions leagueはかつてChelseaの監督だったJose Mourinho率いるInter Milanoにベスト16で負けてしまっているので(今のChelseaのCarlo Ancelotti 監督はInterの前監督)、ちょっとそれは残念でした。
いよいよ、6月にWCですね。

F1はMonaco GPの予選が終了し、PPがMark Webber(Red Bull)、2番手がRobert Kubica(Renault)といずれもRenaultエンジンがFront Rowを独占しています。明日の本戦はどうなりますか。昨年の春休みに旅行した所で、子供たちも中継を見ながら見た事のある景色が出てくるので、親しみがわくみたいです。

久々にややゆったりとした週末が過ごせそうですが、月曜日にちょっとしたプレゼンテーションを他の研究室の方々の前でしないと行けないので、その準備を少ししておかないと行けません。フィルムを積めた銀塩カメラでぶらぶらできればなあと思います。

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  1. 2010/05/15(土) 20:30:40|
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思ったようにはなかなか行かない

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GRD2 ISO80 f2.8 1/125s マクロ(レタッチ)
今日も朝は快晴、午後から雲が多い天気。
ただし、気温はやや高めに感じました。

今日は、2週間程前から研究室で実験のお手伝いをしてくださる事になったH先生(乳腺外科の日本人女性医師)の歓迎会をかねて、大学キャンパスの中庭のベンチに皆で腰掛けて、サンドウィッチでランチと相成りました。
ご主人の御留学に付き添って渡英されたそうですが、家で主婦だけしていると言うのは、やはりこういったキャリアの持ち主には耐えられないのでしょうね。
人脈をたどって、うちのとこのボスへとたどり着いた様です。ボスは面倒見が良いので、ご本人には良かったのでは。
我々も助かっています。

Bachelor of Medical Sciences (BMedSci) Intercalated Degree Course (Molecular Medicine)のコースを履修して、先日(僕が直しまくってご本人の文章はほとんど無くなってしまった)論文の提出を終えたばかりの学生君は、6月にプレゼンテーションと口頭試問が待っておりますが、夏休みにも続けて実験しに来ても良いかと言っていました。
立場上、来るなとは言えないので(本音は、来てもらっても全く戦力にならないし、僕の時間がとられるだけで邪魔なだけなのですが)「来たかったらどうぞ」と言っておりました。
うちの医学部では、夏休みに実習する場合は、それを支援するための補助金を大学が提供してくれます。
学生君、コイツに応募していました(希望者は多く、結構狭き門らしい)。
もちろん、落ちたら来るつもりなど無し。内心、「落ちてくれ~」と祈っておりました(笑)。
ところがっ.....
昨日、大学から「おめでとう、あなたが面倒を見る学生が獲得しました」というレターが.......
(-"- ) ・・・・・
うちの研究室に来ていた3人の学生の中で、よりによって僕が面倒を見ていた学生だけが獲得して、残りは落とされたとの事。
実験にかかる消耗品代も当然大学が支給してくれるのかと思って確認してみたら、「学生の生活費のみ」が支援されると有ります。それって唯のお小遣いやないですかっ!
(ノ`Д´)ノ ==== ┻━┻ ←ちゃぶ台、ひっくり返してます
う~ん、ふざけてんなあ。研究の即戦力にもならない学部学生の面倒を見て、実験を邪魔されて、おそらく何回も実験を失敗しよるやろうから試薬代も余計にかかって......、なんでかかる費用は僕らの懐(獲得したなけなしの研究費)から全部出さないといかんのや!

僕にはなんの特にもならんやないですか.....ヽ(*`Д´)ノ
もちろん、学生のスーパーバイズをしたという既成事実は、「いまお世話になっている大学の中でだけ」で評価されますが.....、それって、ねえ.....。

と、このような本音はおくびにも出せないので、学生君には"Well done!"とメールをしてしまう小市民な僕です。
同僚のポスドク達からは、同情の視線が.....
今日はちょっとブルー、入ってます。
(;>_<;)

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  1. 2010/05/14(金) 19:50:55|
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English bluebell

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ここのところ、朝は快晴、午後は雲が多くなり晴れたり曇ったりという天気が続いていますが、俄雨は例年と比べて多く有りません。
この2週間程、朝の冷え込みがきつく、例年では最低気温は7~8℃のところが、1~3℃という日が続いています。
どうやら気圧配置に拠り、北極海の冷たい風が流れ込んできているための様で、週末から南向きの風が流れ込んできて、気温が上がって来るとの予報です。

あっという間に組閣が終わりました。
平均年齢は51歳ですか。
Chancellor(財務相)の George Osborne(この人もオックフドード出)なんて38歳!
日本の組閣もこれくらいのこと、出来んものかなあ、と思いました。
若くて勢いのある人を大臣に据えて、ベテランはご意見番として支える側に回れば、べつに経験豊富な者(お年寄り、失礼?!)が大臣にならんでも、ええのんとちゃうかと思ったりする訳です。
Business Secretary(ビジネス担当閣僚大臣)のVince Cableさんは結構いい味出していると個人的には思っていますが、歳を取っている様に見えるこのひとでも67歳ですぜ。
コチラでは、たぶん年齢による差別と受け取られるとマズいので、閣僚の名前の後ろに「年齢」を付けて報道したりは一切していません。日本だけかもしれませんね、年齢を書いて報道するのは。英国にいると、柳田先生が良く年齢の差別に関してブログで言及されていますが、日本は年齢の差別がアカデミックでもひどいと感じます。

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GRD2 ISO80 f3.2 1/160s マクロ
5月12日付けの科学誌Natureの最新号には(閣僚が発表される間に発売になっています)、巻頭にEditorialとして"Scientists' turn to win votes"というタイトルの英国の科学界へ向けたメッセージを込めたコラムを掲載しました。政権が変わり、保守党がイニシアティブを取るとなると、財政の緊縮から科学への政府の補助の大幅削減が予想されるためです。それに加えて、政党を問わず科学に理解のあるとされている国会議員の数が、651人の議員のうち86名から71名へと減少しています。その象徴が、民主党のEvan Harris元議員だそうで、彼は科学の重要性に強い理解を持ち、政権交代が有った場合の科学政策の鍵になるのではと期待されていたものの落選の憂き目を見ました。こういった背景から、開票直後にThe Times紙は、「“terrible night” for science(科学にとっては最悪な晩)」、New Scientist誌 は「“science is the loser(敗者となった科学)”」と報じたとの事です。
米国では、the American Association for the Advancement of Scienceなどの団体が、米国2大政党に科学が如何に重要で国益にかなうかを常日頃から説得して来ているので、政権担当政党が変わっても、あまり科学政策予算に大きな削減を見ずに済んでいるそうですが、英国は1980年代の保守党サッチャー政権下で大幅な科学研究予算の削減を断行されたトラウマからか、科学界は労働党政権には熱心に働きかけて来たものの、保守党へはあまり働きかけてこなかった背景も有る様です。Natureの記事は、今日の保守党はサッチャーの時代と違い科学に対する理解が可能な政党であるはずなので、選挙の結果を嘆く暇があるのなら、可及的速やかに科学が如何に国益を守るために大事にされるべきかを新しい政府に忍耐強く説明し、理解してもらう努力をすべしと結んでいます。

写真は、英国の春を代表する花、ブルーベルです。
英国人は、桜よりもこちらの方にどうやら春の強いイメージを持っている様です。
大学の構内にも一部でこのように群生していて、目を楽しませてくれます。

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  1. 2010/05/13(木) 16:48:12|
  2. 英国
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政権交代

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GRD2 ISO80 f4.0 1/320s
今日は朝方はよい天気。午後になって雲が多いです。気温も肌寒い。

今日の写真の気分は、やはりこれでしょうか。
昨日の記事を書いた時点(夕方)では、まだブラウン首相が正式に辞意を表明した所でしたが、夜になって事態が急転しました。
夜10時のBBCのニュースで、保守党のDavid Cameron党首が自民党と連立を組んで、正式に首相に就任したとの報道。
昨日一日の展開の早さに少々驚きました。
多分にパフォーマンスが入っていると思いますが、昨晩は首相官邸(10 Downing Streetが住所なので、ニュースなどでは単に“Number 10”と表現される事がほとんどです)に妊娠中の奥さんと入って行く所が報道されました。
戦後の首相としては、Tony Blairを抜いて最も若いそうです(僕と同い年)。
イートン校からオックスフォードへと言う、ぱりぱりの秀才エリート君ですね。

今朝のニュースも、新政権に対する報道で持ち切りで、朝の中継では、国会議事堂の周囲(Westminster界隈)は報道陣とインタビューに答える国会議員(コチラの報道ではMPと略される事が多いです。Member of Parliamentの略。ちなみにひっくり返してPMとすると首相の事、prime ministerです)でごった返している様に見えました。マニフェスト上、自民と保守では相容れない様に見える公約がいくつか有るため、連立政権としていったいどういった政策が発表されるのかなど、多くの関心を引いています。

観光スポットとしてはマストなんですが、ロンドンに暮らしていると、実はWestminster界隈は全くと言って良い程、用事がありません(笑)。
医学部の学生時代に観光に来たりお客さんを観光に連れて行ったのを入れても、未だ数回しか来た事が無いのです。
昨年の秋頃の写真で、天気がいまいちですね。
医学がらみで言うと、近くには有名なSt Thomas Hospitalがあります。何で有名かというと、あのFlorence Nightingaleがいた病院です。僕はこう言うのに大変に弱いです(笑)。これだけでひれ伏しそうになります。St Thomas Hospitalはロンドンの一流大学、King's Collegeの医学校の関連なので、残念ながら僕にはあまり縁がありませんが、おなじKing'sでもLondon Bridgeの近くに有るGuy's Hospitalのキャンパスには、知り合いの研究者が居ます。

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  1. 2010/05/12(水) 14:32:42|
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SSC programme dissertation

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GRD2 ISO80 f2.8 1/125s マクロ(レタッチ済み)
今日は朝はからっと晴れ渡っていましたが、午後から雲が多いです。気温は相変わらず15℃以下とちょっと肌寒い。週間天気予報では、週末に向けて徐々に平年並みの気温(18℃前後)に戻る模様との事。

ゴードン・ブラウン首相が昨日正式に辞意を表明しました。これにより、自民のニック・クレッグ党首も労働党との交渉の席に付くものと思われます。自民が保守党と組むのか労働党と組むのかによって大きく変わることになりますが、労働党と組んだ場合は2党で下院の過半数には至らないためにさらに少数の政党とも組む必要があって、難航しそうな気がします。結局は保守と自民の連立になるのではと思います。いずれにせよ、保守のデービッド・キャメロン氏にしろ自民のニック・クレッグ氏にしろ、日本の党首と比べて若いです(2人とも僕と同い年なんですよね)。

学生実習の論文提出が終わり、今度はStudent Selected Component (以下、SSC)programmeと呼ばれる実習の雑用をこなしています。これは、学生が自ら勉強するテーマを決めて、それに付いて勉強した事をプレゼンしたりエッセイを書いたりしてもらうモノで、医学部2年生のこのコースのチューターを拝命して3名の学生の面倒を見ていました。以前から何回か時間を守らない問題学生がいると、ぶつぶつ「ぼやいて」いた例の実習です。
http://ukresearchlife.blog17.fc2.com/blog-entry-382.html

2年生を対象とするこの実習では、(1)学生がなにか病気を一つ選んで、(2)それに付いて勉強しスライドを使用してプレゼンをする、(3)その病気に絡んだ新しい治療法や原因の究明を目的とした基礎研究の論文を一本精読し、その論文に関してエッセイを書いて提出する、ことが求められています。僕が所属している研究室は、一応心臓を研究のターゲットにしている研究室なので、3人とも心臓の病気について選んでもらい、それに絡んだ基礎研究の論文を、本人の興味を聞いた上で中身がしっかりとした適当なものを数本僕がセレクトし、その中から学生本人に選んでもらっていました。

プレゼンは3月末に終わっていて、そのスライドも本番前に一度見せてもらって手直しをしています。
http://ukresearchlife.blog17.fc2.com/blog-entry-460.html

今度は4月末にエッセイ(dissertation)の締め切りがありました。大学の事務から自分が面倒を見ていた学生君達のエッセイが届けられて来ますので、それを読んで期限内までに採点しないと行けません。

受け持ちの3人の学生達に、「提出前に、見て欲しければ見てやるから」と連絡したところ、一番まじめな子は、素直に見て欲しいからと彼の原稿をメールで送って来ました。彼の書いた内容は、まあ正直言うと「いまいち」だったのですが、素直にヘルプを求めて来たので、どういった内容を書くべきかを指示した上で、一部僕が最低限必要な箇所を手直ししてやりました。おかげで(だいぶ僕の文章が入っていますが)必要な項目はすべて満たす事になって、採点上は良い点がつくことになります。

2人目のそこそこの学生さんは、プレゼンのスライドを見てやると言った時は、忙しくて関われないので済みませんが結構ですと言って来ていましたので、今年はこのコースの履修を諦めたのかと思っていました。今回のエッセイを見てやると言う申し出も、大変にありがたいがなんとかするからとの返事でした。僕はもう諦めたのとばっかり思っていたのですが、ところがどうして、すごく立派なきちんとした文章のエッセイを提出していて、かな~り見直しました。びっくりです。
( ̄0 ̄)
もう少し読み込んでから点を付けようと思っていますが(特に文章の盗作が無いかどうかもキチンとチェックしないといけません)、なかなか好印象です。いい点数になりそうです。

さてさて、時間を守った事のない問題の学生君ですが、今回の僕の事前に見てやるとのメールには全くレスポンスがありませんでした。で、提出されたエッセイはと言うと......、ざっと見た感じ、う~ん、箸にも棒にもかからない出来。読んだ論文の意義どころか目的も理解できておりません。
(ノ`Д´)ノ ==== ┻━┻
ばかだなあ、提出前にコンタクトをとってくれたら、上に書いた一番目の学生の様に「救ってやる事」が出来たのに......。何回か目を通した上で最終的に採点してやろうと思いますが、いままでの「ネガティブ」な印象を全て目をつむってやることにしても、彼の提出したエッセイの中に「良いところを見つけるのが難しい」です。評価項目を順番に採点しないと総合でどうなるか判りませんが、「不合格」臭いです。ま、自業自得なんですけどね.....
(-"- )

テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2010/05/11(火) 16:15:30|
  2. 英国
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一段落

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今日は朝からまずまずのお天気でしたが、気温が上がりません。
週間天気予報でも、今週は上がってもせいぜい15℃くらいまでの様です。
もう少し暖かいと良いのですが、晴れてくれるだけで儲け物と思う方が良いのかもしれません。

プレミアリーグは、チェルシーが結局優勝を決めました。
一昨日はウィガン相手に8-0と大爆発でした。
欧州サッカーは、次はチャンピオンズリーグの行方でしょうか。

学生君のBiomedical science実習コースの単位(Bachelor of Medical Sciences)選考のための論文は、本日が締め切りでした。
初めての経験でしたが、これほどスーパーバイズするのにしんどい思いをするとは思いも寄りませんでした。
しんどい思いをした原因は、学生の力量を(英国の学生がどの程度のモノかの経験が無かったために)僕が過大評価していた事、でしょうか。
「グループで論理的に議論する」、「与えられたテーマで指定された字数内でエッセイを書く」、「自ら問題点をあぶり出し調査していく」、など、今の日本の大学生にはほとんど欠けていると思われるこれらの能力に対する訓練を、カリキュラム上は英国の医学部の学生は色々な実習と言う形で数をこなして来ているはずなので、ある程度の科学的・論理的推論と、自己による調査能力、そしてwritingのスキルが有るものと僕が思い込んだために、あまりコチラから「いついつまでに第一稿を見せに来い」と言ったようなプレッシャーをかけずに放置しすぎたのです。

締め切り1週間前になって見て欲しいと持って来た第一稿をみて、正直がっかりしたのと同時に気絶しそうになりました。
甘かった。学生はやはり学生でした。
「事実や証拠に基づいて全ての議論を展開して行くと言う訓練は全く出来ていないのだ」という現実に、初めて気づかされました。
学生さんの第一稿の中身は、きわめて「主観的」な「感想文」に近く、学術論文にはほど遠いモノだったので、結果的に事実上「ほとんど僕が書いた文章」に変わってしまいました。

一番残念だったのは、3ヶ月以上も前から基礎的な知識となるような論文や総説を3~4本程こちらから与えて、よく読んで理解しておく様に、また判らない事や曖昧な所はこちらに聞きにくる様にと申し渡しておいたのに、にも拘らず「全く研究の背景の理解もあやしい」レベルのままだったと言う事でした。
まあ、学生のキャラクターにもよるのでしょうが、「学生は基本的には楽な方へと必ず流されるのだ」という基本原理も忘れてしまっていた事は、反省しないと行けません。
学生は、やはり学生なのでした。
来年は、この反省をふまえて、もっとうまくやってあげられると思っています

今回の論文作成の過程で使った論理的思考/記述の技術は、
「問診」→「何の病気か筋道立てて推論(研究における作業仮説を立てる行為と同じ)した上で診察(このプロセスは知りたい事を検証するための実験の企画をするのとほぼ同じプロセス)し、陽性症状と陰性症状を見つけ出す(実験結果を得る行為と同じ)」→「必要ならば診察を裏付ける証拠固めのための検査をする(証拠固めの追加の実験をするのと同じ)」→「確定診断を下す(実験の結果を解析・解釈し結論を下すのと同じ)」→「治療戦略を立てる(判った結果をもとに新たな問題点に付いて次の実験を企画する事と同じ)」→「治療を施す(研究においては次の実験を遂行するのと同じプロセス)」→「治療効果の判定(研究では実験の結果を解析・解釈し結論を下すのと同じ)」→「新たな問題点に対して次の対策を......
と言う様に、臨床の現場でベッドサイドで行う行為や思考過程と全く同じものです。
今回の実習が、彼ら・彼女らの医師になった時への訓練の一助になっていれば、しんどい思いをした甲斐も有ったのだがと思っています。
自ら気づいてもらえなかった場合はしゃくなので、医者になったらここで行った事と同じ事をせにゃいかんのやと、おせっかいな大阪人的気質の僕は、思わず説教をしてしまいました(笑)。
ちなみに、お医者さんじゃない方は、医者が皆さんあたりまえにそうした事は出来ていると思っているかもしれませんが、現場で「論理的に考えている」医者は名医の類いで、かなりの数に上る医師があまり頭を現場で使っていないのではと思っています(暴言?失礼)。
たとえば、日本にいたときに健康診断で、僕は「肝機能障害」とある総合病院の内科の先生(向こうには僕が医師だとは内緒にしてありました)に書かれたことがありますが、もちろん肝臓の機能が低下するような背景も無いですし、身体的な症状も有りませんでした。
「肝機能障害」と書かれた理由は、GOTとGPTという酵素の血液中の濃度が若干の上昇を血液検査の結果が示していたからでした。ちなみに「肝機能障害があればGOTやGPTの検査値は上昇する」は「真」ですが、逆は「偽」です。
GOTやGPTは細胞内にある酵素なので、この酵素の血液中の上昇は、単に「どこかで細胞が壊れている」事しか意味しません。
ですから筋ジストロフィーと言うような筋肉が痛んで行く病気でも上昇しますし、腸重積のような消化管が壊死するような状況でも上昇します。
僕の検査データの場合は、肝機能が低下した際に認められるべき他の検査上の兆候の欠如と、LDHという赤血球にも含まれる酵素の血液中の濃度がやや上昇を見せ、カリウム(これも赤血球内に多い)の上昇も見せていた事から、おそらく採血のときに採血した人が注射器に「陰圧をかけすぎ赤血球が若干壊された」ためだと考えると、矛盾無く説明できます。
ところが、このように「GOTおよびGPTの上昇」=「肝機能障害」としか短絡的に考えない、検査データしか見ない思考停止に陥っているお医者さんは(皆がそうでは有りませんが)結構多いのです。
これは、「患者さんをよく診て、本当に検査結果と患者さんの今までの背景と今の状態が矛盾無いのか」という至極当たり前の思考が出来ていないということなのです。
臨床の一線に居る方には気を悪くして「何を生意気な」と思われる方がおられるかもしれませんが、これが当たり前に出来ている医師はおそらくこの文章を(当たり前過ぎて)見ても腹は立たないでしょう。

話がずいぶんとそれました。
長文、済みません(最後まで読んでくださった方、ありがとうございました)。
論文を提出し終わった彼らは、次に10分間のプレゼンを6月の後半にしないといけません。
同じ轍を踏まぬ様に、2週間やるからプレゼン用スライドのたたき台を作って見せにこいと、早速今日プレッシャーを与えておきました(笑)。

写真は、家の裏手にあるリンゴの木に咲いた花。
ちょうど満開でぼちぼち散り始めています。
昨日は疲れきっていて、一日家でゴロゴロさせてもらいました。

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  1. 2010/05/10(月) 21:34:04|
  2. 英国
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London Snap

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今日は朝からぐずついた天候。
気温も10℃ほどしか上がらずに、寒い一日でした。
英国は総選挙が終わりましたが、保守党が過半数を取れなかったために、負けたはずの労働党ブラウン党首が未だ首相のままで、今日の所では、まだ保守と民主が「連立」のための交渉ごとを行っている様です。
この国では政権が変わると政策が大きく変化しえるので、政治に対する関心は、選挙権の無い僕たちでさえも、必然と高まります。
生活に直結する可能性があるからです。
日本での「どうせ変わらんやろ」という諦めに近い境地とは全然違う事が、逆に新鮮なのですが、本来はこの様であるべきなのでしょう。
日本の政治における硬直感は、海外から見ると「どうしようもなくダメ」に映ります。

Bachelor of Medical Sciences と呼ばれる基礎医学研究の実習に参加していた医学部の学生さんの論文提出の締め切りが月曜日に迫りました。
5000 wordsという字数制限ですが、この文字数はちょっとした科学論文に匹敵する字数です。
金曜日の夕方にはほぼ仕上がった感じで、あとは週末に何度も読み返して良い論理的で判りやすいこなれた文章にする様に、何度も読み返して修正をする様に指示しました。
これでやっと解放されると思っていましたら.....
金曜の夜になって、論文作成の大学のガイダンスを見たら、「xxxとxxxという項目も記述して説明する必要があると記載されてあるので助けて欲しい」とのこと。
う~ん、今頃言うか、え~かげんにせいよ、という気分になってきました。
「学生君、今回も『おいしいネタ』をありがとう」と思う事にしました(つくづく、大阪人的発想からは逃れられないんやね.....)。

と言う訳で、学生が書いてよこしたdraftの原稿(これがまた箸にも棒にもかからなかったりするんだな....、どない直そうか.....)を前に、より「科学的」かつ「論理的」にするべく、格闘しています(笑)。

って言う訳で、未だ忙しいので今日はこれくらいで。
学生に対する「ぼやき」はこれが仕上がったら「吐き出そう」と思います(笑)。

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  1. 2010/05/08(土) 18:44:59|
  2. 英国
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Osaka Snap, Ibaraki

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多忙につき、写真のみで失礼致します。
コメントへのお返事が遅れてしまい、申し訳ありません。しばしお待ちください。

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  1. 2010/05/07(金) 18:52:44|
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London Snap, Farringdon

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GRD2 ISO80 f6.3 1/640s
多忙につき、写真のみの更新です。
コメントへのお返事、遅くなってしまい申し訳ございません。

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  1. 2010/05/06(木) 16:51:26|
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Factory of Burleigh, Stoke-On-Trent

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GRD2 ISO400 f10.0 1/570s
多忙につき、写真のみで失礼致します。
コメントへの返事が遅れておりますこと、ご容赦くださいますと幸いです。
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  1. 2010/05/05(水) 17:42:20|
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At Factory Shop of Burleigh, Stoke-On-Trent

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GRD2 ISO400 f3.5 1/217s
多忙につき、写真のみで失礼致します。
コメントへのお返事、遅くなりますがご容赦ください。

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  1. 2010/05/04(火) 18:40:58|
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休日のパパ

バンク・ホリデーを利用して、Stoke-On-Trentという街に出かけて来ました。
http://www.visitstoke.co.uk/default.aspx
正直疲れました。
いい気分転換になりました(笑)。

この街の近くに有る日本人に馴染みのある名前の街は、トヨタの工場が有るDerbyやBirminghamでしょうか。
ロンドンからは高速を使って2時間半程北上したところです。
この街はおそらく英国に住んだ事の無い日本人にはあまり馴染みの無い名前の街だと思いますが、Wedgwoodなど英国を代表する陶磁器の窯元が密集している街で、アウトレット品を販売するFactory Shopがあるために、日本人駐在員の奥様方には絶大な人気を誇る街です。
日本では「手が出ない」価格帯の陶磁器のアウトレット品(よく見ないとどこがおかしいのか全く解らない)が、信じられない価格で手に入ります。
日本人駐在員旦那衆はおそらく奥様にせがまれて100%が無理矢理に喜んでこの街へ買い物に観光に出かけているものと推察します。
どのようなブランドが有るかはコチラ
我が家もご多分に漏れずにずっとプレッシャーをかけられ行ってみたいとせがまれていたので、この街の近くに有るAlton Towersという英国では名の通った遊園地に子供たちを連れて行くついでに寄るということで、渡英して2年半にしてようやく重い腰を上げたと言う次第です(本当はどちらがついでなのかは言うまでもない、笑)。

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高速を飛ばして。
この時期はあちらこちらに菜の花畑が目の前に広がって、とても華やかな気分にさせてもらえます。

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はっきり言って、男どもでこういった「ブランド」に詳しい者は、ほぼ皆無だと思われます。
それは、世のカメラフリークが奥様にZeissやSchneider、Leicaといったメーカーのレンズの歴史や偉大さ、素晴らしさを解いた所でのれんに腕押しなのと、裏表の関係に有ると言っても過言では有りますまい。
おそらく我々がPlanar、Biogon、Xenotar、Summicronといった名前に「ゾクゾク」するのと全く同じ感覚を、このようなメーカーの名前に感じているのであろうと思われます。
妻が物色中のここは、Spodeというメーカーのファクトリー・ショップ。
もちろん妻に教育されるまで存じ上げませんでした(笑)。
イギリス王室御用達だそうです。

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ここはBurleighというメーカーのファクトリー・ショップ。
もちろんこのメーカーの名前も僕には初耳。
どうやら日本男児にも多少耳にしたことがあるWedgwoodとかRoyal Doultonなどは、英国駐在の奥様方にはあまり食指の動くアイテムではないらしいです。
勉強になりました。

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ショップの中で売っているものはさておき、歴史を感じさせる工房の建物には写欲をそそられました(笑)。
工房の一角をこうしてショップとして解放しているのは、ぼくにはちょっと嬉しかったかな。
メーカーによっては工房の見学ツアー(自分で絵付けなどの体験もさせてくれるらしい)を用意してくれているメーカーも有り、僕はどちらかと言うとそういった職人仕事に興味津々です。
http://www.visitstoke.co.uk/see-do/potteries.aspx
機会があれば、そちらの方が僕には良いなあ。

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子供たちは遊園地と言う「えさ」を目の前にぶら下げられて、あまりブウブウ言う事も無くおとなしくしていました。
この週末は急激に気温が下がったのでちょっと寒い連休だったのですが、子供たちに取っても楽しく過ごせた様です。
明日からまた仕事。
再び忙しい1週間となるはずなので、今日は早くにベッドに入って、明日からまた頑張ります!。

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  1. 2010/05/03(月) 20:01:22|
  2. 英国
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日本よりも休日の遥かに少ない英国のGW

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今日は朝から雲が出がち。晴れ間が覗いては俄雨が降ると言う典型的な4月の天気でした。

今週は、何かと忙しい週でした。
うちのラボで2月から基礎研究の実習のコースを選択して来た学生達が、実習の佳境に入って来ました。
5月の第2週が始まるまでに、行った実験に対するプレゼンターション用の資料の作成をパワーポイントで行い、またthesis(単位を取得するための論文)を書き上げて提出しなければなりません。
それらを作成するための添削や議論にかなり時間をとられました。
しかも、本来は一人だけ面倒を見たら良かったはずが事の成り行きで今週は二人の面倒をみるはめになってしまっていました。
来週もかなり付きっきりで手伝ってやらないと行けないと思います。

昨年秋から僕がtutorとなって面倒を見ていた医学部2年生の3人の学生のSSCと呼ばれるコースは、レポートの提出期限が今週の金曜日でした。学生の書いたレポートの添削などもしてやりました。
しかも学生のご多分に漏れず、締め切りの2日前に見て欲しいなどとメールで送って来たので、時間がなくててんてこ舞いでした。
日本も英国も若い学生はあまり変わらず、相手の都合などには気が回らないようです。

それに加えて、直属の教授が指導している大学院生も、折をみて相談に乗って欲しいとやってくる様になっていました。
まあ、頼りにされている?のは良いことだと思うしか有りませんが、自分の仕事のペースも落としたくなかったので、睡眠時間も削り、今週はなかなかしんどい思いをしました。

次の月曜日はメーデーのため、バンク・ホリデーで休日です(と言う訳で3連休中です)。
バンク・ホリデーの月曜日は仕事に行く事が多かったのですが、さすがに限界。お休みすることにしました。
気分転換と息抜きのために、家族でちょっと車で遠出をしようと思っています。
たぶん、次回の更新は月曜の夜になると思います。

英国は総選挙前の最後の休日です。
こちらも佳境に入って来ました。

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  1. 2010/05/01(土) 20:20:47|
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プロフィール

Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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