fc2ブログ

英国医学研究留学記

travel disruption

R0015730.jpg
GRD2 ISO400 f2.4 1/4s
結局、先週降った雪は溶けきる事無く、今朝出勤する時も歩道や人があまり通らない場所には積もったまま残っていました。
もう有休を取ってクリスマス休暇にしてしまっている人が多いのか、心なしかラッシュ時の地下鉄も、いつもよりも人が少なく感じました。

そんな状況の所、今日の午後3時ごろより、ロンドンには再び雪が降り始め、今度は湿り気を帯びたぼた雪が積もり始めました。
しばらくして、妻から連絡があり、どうも地下鉄が止まっているようで電車の音が聞こえないから、早く仕事を切り上げた方が良いよとの事。
あわててロンドン交通局(Transport for London)のweb siteをみると、次々と地下鉄の遅れや一部運休のアナウンスが出ています。
とはいえ、もう仕事の予定を入れてしまっていたのでどうにもならず、出来るだけてきぱきとこなして、8時には研究室をあとにしました。

ところがっ!
やっぱりと言いますか、もう交通はぐちゃぐちゃで、地下鉄は徐行(それも信じられないくらい遅い)していた上に、地下鉄が運休してしまった区間をバスで乗り継ごうとすると、そのバスが突然に運休になってこなくなったり......
散々な目に遭いました。
結局、1時間かからずに通勤できる所を、2時間半かかってやっとの事で帰宅できました。

BAはアナウンス通り、本日の7時からストに入りました。12月22日訂正。裁判所の決定によりストは違法との事で、回避されています。純粋に悪天候の拠るヒースロー空港の閉鎖の拠るものです。
Channel Tunnelもまだ閉鎖中で、Luton空港は夜の0時半まで雪のため閉鎖、Stansted空港は開いていますが、キャンセル便や遅延便が相次いでいるとの事。
National Railも遅れや運休が相次いでいる様ですから、今日の寒波到来のおかげで、先週末からの交通の麻痺はさらに混乱を増して来た感じです。
明日の天気予報は晴れですが、気温は2~3℃までしか上がらない様ですし、今度は路面の凍結が気がかりです。

写真は今日の帰宅時の写真。雪の上に霧がかかっていて、良く云えば幻想的ですが、むしろ妖しげな光を放つ写真になってしまいました。

GR BLOG トラックバック企画「光」に参加
スポンサーサイト



テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2009/12/21(月) 23:28:24|
  2. 英国
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

プロフィール

Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

当ブログの写真および記事とは直接関係がないと判断したコメントやトラックバックは、申し訳ありませんが削除させていただきます。ご了承ください。

カレンダー

11 | 2009/12 | 01
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

最新トラックバック

カテゴリ

未分類 (337)
GRD2 (171)
日英の相違 (21)
英国 (282)
研究 (20)
映画 (4)
万年筆 (1)
医学 (10)
旅 (83)
科学技術政策 (2)
日本 (17)
Rolleiflex (25)
Leica (21)
Contax T2 (16)
Contax T3 (4)

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード