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今日の天気は予想通り冴えませんが、意外と雨がそんなに降って来ません。気温は低めで羽織るものが欲しいくらいです。
今日はGP(家庭医)から血圧のチェックをしに来いとのお呼出が(渡英して2年間で初めて)あり、予約した時間に行って来ました。日本では2ヶ月に一回は医師の診察を受けていたので、渡英してすぐの頃にGPにどれくらいの頻度で医師と会うべきか聞いたところ、状況に変化が無ければ会う必要なしとの事でした(笑)。常用薬も、医師に対面で会わなくても処方箋を発行してくれるので、僕の家族の担当の先生にお会いしたのは、僕の血圧の件では今までに一回しかありません!
以前から何回も言って来たように、この国では「医師に会うのが難しい」ので、今日お相手してくれたのは看護師さんです。中年と言われる年代になって自分の血圧が高いことが判明し、日本にいたときから治療を受けていました。両親とも高いので、遺伝的素因に拠るものと考えられます。ここ半年ほど、ちょっと調子が良くなかったのでその事を看護師さんに伝えると、血液検査の検査籤を切ってくれました。検査はGPで出来ないので、総合病院に行かないとだめです。すぐに近くの総合病院の検査部に電話をして予約しましたが、来週の火曜日が最短とのことで、それで予約をしました。この検査結果を受けて今度はようやく医師の予約を取って、薬をどうするかなどの相談になる訳ですが、多分それは早くて8月末、遅いと9月の中頃になると思われます。どうでしょう。日本の医療サービスの方がずっと良くないですか?日本の(大学病院以外の)総合病院だったら、すぐその場で採血して、その日に結果が出て、治療をどうするか相談して、全部その日に終わってしまいます。しかも、見て欲しいときに簡単に(何時間か待たされるにしても)医師の前に出れて、しかも評判を聞いて病院まで選べる(英国は病院を選ぼうと思うとプラーベート診療になって、全額負担の高額医療になります)。日本の医療システムは、公共事業は削らなくても医療費を削減したいがために、医師の数は足りていると言う厚生省の無責任な見解の基に、如何に今いる医師や看護師を安くこき使うかの政策に終始して来たあげくにとうとう破綻し始めていますが、日本の良いところはしっかり認識した上で、システムの再構築をお願いしたいです。どうも場当たり的な付け焼き刃の対策ばかりに見えて、10年20年後の日本の医療をどうしたいのかと言うビジョンは、官僚からも政治家からも全く感じられません。
シューマッハ、結局2月にバイクで転倒した際のクビの怪我が原因で、F1には乗れないと昨日報道が。本人にとっては、これは良かったかもしれませんね。きっと結果が伴わな蹴ればマスコミは叩きに行ったでしょう。ちょっと残念ですが。
8月12日は、24年前に御巣鷹山に日航機が墜落すると言う事故の遭った日です。航空機も含め、交通の安全をお願いするとともに、犠牲者のご冥福をお祈りしたいと思います。
写真は、地下鉄Leicester Squareの駅のすぐ側。Piccadilly CircusやLeicester Squareあたりには、観光用の自転車タクシーがいますが、夏休みで観光客が多いため、利用している人も必然と多いです。
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テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術
2009/08/12(水) 16:10:57 |
日英の相違
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