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英国医学研究留学記

歯が抜けると天使がやってくる

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月曜日は、久々にまずまずの天気。
あんなに長い時間太陽が出ていたのはひさしぶりじゃないでしょうか。
もっとも、僕は研究所から外へでないので、仕事の合間に窓を見ると、おお~っ、陽が照っているのか~、云うのが解るだけで、太陽の光を浴びる訳でもないのですが。

週末、長女の歯が抜けました。
もう何本目かなのですが、こちらでは抜けた歯を枕のしたに入れて寝ると、天使がやって来て1ポンドに替えてくれると云うお話があるらしく、我が家では英国に来てからこの話になぞって、寝ている間に1ポンドに替えてやります。
妻に云わせると、「抜けたら1ポンドの小銭をわざわざ用意しないといけないのでちょっと迷惑。」「ロマンチックなはなしね。」などと云っておりますが。
でも、「仕事帰りにお金を崩して1ポンドを準備して帰ってこい」と結局は僕に指令が来る訳ですから、迷惑も何も.....。
子供は嬉しいらしくて、1ポンドを大事に貯金箱に入れています。

こちらでは、小さいうちから子供にお金をさわらせて、ものの買い方をしっかり学ばせ、しかも数字の計算もお金を使って学校で授業をするので、先生の方から家庭で積極的にコインをいじらせて、どれがどれなのか子供がきちんと理解出来る様にしておいてほしいと要求されます。
日本では、小さいうちから子供にお金をさわらせたりするのは(初めてのお使いと云うような微笑ましい番組や光景も一方ではありますが)どちらかというとお行儀が悪い(はしたない)と思われる人が多いと思いますし、出来ればそういった世俗的なことには小さいうちから慣れ親しまない方が良いと考えるのが一般的じゃないかと思いますので、学校の先生からお金をもっと家庭で積極的にさわらせる様にと云われたときには、ちょっとびっくりしました。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2008/12/02(火) 08:00:00|
  2. 英国
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プロフィール

Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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