GRD2 ISO80 f3.2 1/125s
「風」というテーマ、撮るのが難しい。
こういうありがちな発想しか出来ない。
このように風になびくものを撮るとか、遅いシャッタースピードで風に動くものをわざとぶらすとか。
もちろん、構図とかそういったことで同じ被写体を前にしても、まったく他人には思いつかなかった撮り方が出来るのかもしれないが、それは普段から「撮影する主題」に対して寝ても覚めても思いを巡らしている様な人にしか難しいと思います。
そうじゃない人がもし出来るとするなら、その人はごく一握りの才能に恵まれた、ある意味では天才と言っても良い人たちなのでは無いでしょうか。
本業の方でもそうだけど、「そうきたか~」とうなる様な発想が出来ないものかといつも思うが、仕事の方は大概は煮詰まって追詰められて苦しみ抜いたあげくにたどり着くことが多いと感じているので、趣味で気軽に考えている写真でそういった発想にたどり着くことは、凡人である自分には無理なのだろうなと、半ばあきらめ気味です。
日常品の買い物をしている最中にも、研究のことを考えていたりしますから、それが写真のことに置き換わらない限り、なかなか「おお~っ」と言う様な写真にたどり着くことは無理なのでしょうね。
僕にとって、写真と研究が入れ替わることは、絶対にあり得ません。
敬愛する先輩である島岡先生のBlogの記事、「
論文力のつけ方 」には、全くそのとおりであると共感しました。
論文や研究費申請の書類を、書いてはつぶし、書いてはつぶし、を繰り返しますが、いつまでたってもこの作業は僕には苦痛で仕方ありませんが。
言い訳めいていますが、ブログを始めるにあたり、島岡先生の様にどこの誰かを公表したブログにしようかとも考えましたが、親しい人から、海外で日本と同じ様な安全があるとは考えない方が良いこと、必ずしも研究者が快く思われないケースもあり場合により攻撃の対象になったりするケースがあること、そのために家族が迷惑を被るケースもあることを助言されたことから、このようなブログにすることに。
島岡先生が堂々とどこの誰かを公にして、世の中に発信をしていることも尊敬します。
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テーマ:GR DIGITAL - ジャンル:写真
2008/07/12(土) 16:26:54 |
GRD2
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