そんな中、10月20日には新政府に拠る予算案が発表される予定になっていて、研究者達の間で大きな危機感が生まれており、国会議員へのロビー活動、嘆願書の署名、政治家への嘆願書の送付、研究者の決起集会などを呼びかける動きが加速しています。 Science is Vital 日本も研究資金の削減が行われていますが、一人一人の研究者に政府や政治家に教育と科学技術の重要性を説明し訴えることへの参画を呼びかけるような動きがあったでしょうか?学会声明など政府へ働きかけるのは、どこか「えらい人達」がすることで末端の研究者には関係ないと言う気持ちが無かったでしょうか?
Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。